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イスラエル軍が国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校を空爆するのはこれが初めてじゃないし、1度や2度じゃないんですよ!
ほんとに、イスラエルのネタニヤフ政権とイスラエル軍は頭がおかしいとしか言いようがありません。
2023年10月31日。
『イスラエル軍、ガザ地区難民キャンプ空爆 少なくとも50人死亡か』
2023年12月4日
イスラエル軍は2024年6月5日に、パレスチナ自治区ガザ中部のヌセイラト難民キャンプにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の学校を空爆しました。
当初の発表では、20人以上が死亡したと地元当局が明らかにしました。
イスラエル軍は、またこの学校にイスラム組織ハマスの拠点が置かれていたと主張していますが、これに対しガザ当局は、爆撃されたのは避難者らがいた部屋だったとしています。
この学校には校舎や校庭、周辺地域に避難した約2万人!が身を寄せていたとみられています。
そして、AFP通信は現地の病院の情報として、この空爆で37人が死亡したと報じています。
複数の現地ジャーナリストはBBCに対し、イスラエルの戦闘機が、この学校の最上階の教室にミサイル2発を撃ち込んだと述べました。
と命じたばかりです。
ICJのこの命令には強制力はありませんが法的拘束力があり、イスラエル軍がラファに軍事攻撃しただけでまずこの命令違反で違法です。
イスラエル政府はこのICJが出した命令について、慎重さを伴う限り軍事侵攻の継続を認めるものだとイスラエル側は解釈していると発言していますが、ひろゆきでなくてもいいますよ、
「それはあなたの解釈でしょ」
と。
イスラエル政府はこの時に、イスラエル軍の攻撃は的を絞っており、全面的な侵攻からは程遠いとコメントしたのですが、それが全くの虚偽であることを明らかになったのが今回のこの学校攻撃です。
国際司法裁判所(ICJ)がイスラエルにガザ地区ラファへの攻撃を直ちに停止するよう暫定的な措置命令。ネタニヤフ政権が「慎重さを伴う限り軍事侵攻の継続を認めるものだ」と独自の解釈を強弁し空爆で35人死亡
ところで、アメリカ議会の民主、共和両党の指導部は5月31日に、そんなイスラエルのネタニヤフ首相に宛てた書簡で上下両院合同会議での演説に招待しました。
議会指導部はネタニヤフ氏に対し、議会演説を通じて
「民主主義を守り、テロと闘い、地域の永続的な平和を確立しようとするイスラエル政府の構想を共有する」
よう求めたというのです。
ちなみにネタニヤフ氏は過去に3回もアメリカ議会で演説していて、今回が実現すればナチスドイツと戦った英国のチャーチル首相を抜かして外国の首脳として最多となるのだそうです(呆)。
ネタニヤフ首相もこんなおいしいお誘いを断るわけがなく、
「私たちを破壊しようとする人たちに対する、公正な戦争についての真実を伝えることができる栄誉だ」
「非常に心が動かされる」
としてこの米議会での演説要請を受諾しました。
アメリカとイスラエルという国の狂いっぷりは半端ないですな。
さらに、アメリカ下院は、国際刑事裁判所(ICC)の検察部がネタニヤフ首相らに逮捕状を出すよう裁判部に請求したことに激怒して、6月4日に、ICC関係者への制裁を可能にする法案を可決しました。
本来、国連安保理常任理事国であるアメリカはICC条約に参加しているべき立場です。
そしてアメリカがもし参加していれば、ICCからネタニヤフ首相に対する逮捕状が発令されたときは、自国に招いてる場合じゃなくて、ネタニヤフ首相がアメリカ国内に来た際に米国政府に同首相の逮捕義務が生じるところなんです。
それを、「我らが友ネタニヤフ殿に逮捕状を出したICC関係者に制裁を加えてやる!」って、これはプーチン大統領に逮捕状を出されたから逮捕状を発布した各裁判官や請求したカーン検察官を指名手配にしたロシア政府とクリソツの対応ではないですか(-_-;)。
【祝】国際刑事裁判所(ICC)のカーン検察官がイスラエル政権のネタニヤフ首相とガラント国防相に逮捕状請求。ガザ地区を意図的に封鎖して食料や人道物資の搬入を途絶えさせた戦争犯罪容疑。ハマス幹部3人にも。
幸い、バイデン大統領もアメリカ上院の多数派の民主党もこの法案にはさすがに反対していて法律が成立する可能性はないそうですが、米国上下院指導部が
「民主主義を守り、テロと闘い、地域の永続的な平和を確立しようとするイスラエル政府の構想を共有する」
ために、ガザでジェノサイドを進めているネタニヤフ首相を上下院合同の演説に呼んだのは紛れもない事実です。
もう一回言いますが、私のような世界の片隅で暮らすしがない一市民には、イスラエルと言い、アメリカと言い、狂い方が想像の域をはるかに超えていて、もうただただ唖然とし、そして恐ろしいばかりです。
パレスチナの国連加盟を支持する決議案を国連総会で圧倒的多数で可決。賛成は143か国、反対はイスラエル・米国など9か国のみ。ジェノサイドにひた走るイスラエルと支援するアメリカは徹底糾弾しなければならない
イスラエルによる空爆で負傷したパレスチナの子ども=2023年10月9日、パレスチナ自治区ガザ地区のアル・シャティ難民キャンプ
イスラエル軍のガザ攻撃開始から3か月。住宅の7割が破壊され2万数千人が死亡。ガザ市民220万人のうち190万人が避難し「ガザにいるすべての人が空腹だ」(国連)。イスラエル軍は即時無条件に完全撤退せよ。
イスラエル軍の攻撃でガザ地区の1万数千人の子どもたちが死亡。イスラエル軍の攻撃と包囲でガザに飢餓が蔓延し人口の4分の1が飢餓状態。3月に国連安保理議長国になる日本は死に物狂いで即時停戦決議をまとめろ。
【#ガザジェノサイドは続いてる】イスラエル軍によるガザ侵攻開始から200日経過。パレスチナ人3万5千人が死亡。軍が殴打や電気ショックの拷問。病院で300人が遺体に。ネタニヤフ首相がラファ突入を計画。
イスラエル 人類史上最もやっかいな問題
アメリカ議会は、国際刑事裁判所の検察官に逮捕状を請求されている国家元首を、自国の議会に招いて演説させるっていうんですよ。
国際社会からどう見られるか、アメリカの議員たちは考えないのでしょうか。
しかも、アメリカ上下院の議会がネタニヤフ首相を議会に招く理由が
「民主主義を守り、テロと闘い、地域の永続的な平和を確立しようとするイスラエル政府の構想を共有する」
ためで、ネタニヤフ首相がこれに応じる理由は
「私たちを破壊しようとする人たちに対する、公正な戦争についての真実を伝えることができる栄誉」
だから。
なんかもう生きている世界が違うというか、あんたらエイリアンとプレデターなのかというか、全く理解できないですわ。
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米議会の民主党と共和党の指導部は5月31日、イスラエルのネタニヤフ首相を上下両院合同会議の演説に招く書簡を送った。パレスチナ自治区ガザ地区で戦闘を続けるイスラエルに連帯を示す狙いがある。
イスラエルはガザ地区南部ラファへの侵攻を巡って国際社会で孤立を深めており、米議会と国際社会との認識の「ズレ」が改めて浮き彫りになっている。
招待時期は不明。両党の指導部はネタニヤフ氏への書簡で「民主主義を守り、テロと戦い、永続的な平和を確立しようとするイスラエルの構想を共有するために招待する」と説明した。
米議会では党派を超えてイスラエルへの支持は根強い。ロイター通信によると、ネタニヤフ氏は過去に3回米議会の演説に招かれており、第二次世界大戦で英国を勝利に導いたチャーチル元首相と並んで最多タイだという。【ワシントン松井聡】
「公正な戦争の真実を伝える栄誉」ネタニヤフ首相が米議会での演説受け入れ
イスラエルの首相府は1日、アメリカ連邦議会の上下両院合同会議での演説への招待を受け入れる旨の声明を発表しました。
声明でネタニヤフ氏は、「私たちを破壊しようとする人たちに対する、公正な戦争についての真実を伝えることができる栄誉だ」とし、「非常に心が動かされる」などと述べました。
演説の日程は決まっていませんが、ネタニヤフ首相は過去に3回、アメリカ議会で演説していて、4回目を行えば外国の首脳として最多となります。
アメリカ連邦下院は4日、国際刑事裁判所(ICC)関係者への制裁を可能にする法案を可決した。ICCがイスラエル政府首脳の逮捕状を請求したことを受けた措置。
ICCのカリム・カーン主任検察官は5月下旬、パレスチナ自治区ガザ地区での戦闘をめぐる戦争犯罪容疑で、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とヨアヴ・ガラント国防相に対する逮捕状を請求した。
アメリカの親イスラエルの共和党議員らはこれを受け、この裁判に関わるICC関係者のアメリカ入国を阻止する法案を提出していた。
ICCはイスラム組織ハマスの指導者に対しても、同様の容疑で逮捕状を請求している。
共和党が過半数を占める米下院は4日、247対155の賛成多数で、この法案を可決した。共和党議員2人が、実質的な棄権となる「出席(Present)」票を投じた一方、民主党の親イスラエル議員42人が法案を支持した。
法案は下院で可決されたものの、法制化される見込みはない。
この法案は、上院を支配する民主党によって無視される可能性が高い。上院で可決されなければ、法制化に必要な大統領の署名は得られない。
ジョー・バイデン大統領は、法案に「強く反対」する意向を示している。ホワイトハウスも3日に発表した声明で、イスラエル指導者に対するICC検察官の逮捕状請求は「言語道断」だが、ICCへの制裁は支持しないと述べた。
だが、もし法案が成立した場合、ICC関係者のアメリカ入国ビザ(査証)が剥奪されるほか、アメリカ国内での財産取引も制限されることになる。
一方、強力なイスラエル支持派として知られるジョン・フェッターマン上院議員(民主党、ペンシルヴェニア州選出)などは、ICCを制裁する法案を支持すると述べている。
フェッターマン議員はイスラエル首脳への逮捕状請求について、「これを理由にICCに制裁を与えたい。あれはばかげていた」と述べている。
この「非合法裁判対策法案」を下院に提出したチップ・ロイ議員(共和党、テキサス州)は、ICCは「アメリカの主権に対する大きな脅威だ」と述べている。
これに対し、法案に反対する民主党議員らは、イスラエルを支持しているものの、ネタニヤフ首相の保守政権を批判している。民主党の反対派からは、ICCを支持する同盟国すべてを、アメリカが制裁せざるを得なくなる危険性があるという指摘も出た。
同法案が3日に下院の規律委員会を通過したとき、民主党のジム・マクガバン議員(マサチューセッツ州)は、「この法案は、アメリカがその成立に寄与した、規律に基づく国際秩序をあざ笑うものだ」と指摘した。
ICCの検察官に批判の嵐
ICCのカーン主任検察官は、イスラエルとネタニヤフ首相とガラント国防相に加え、ハマスの政治指導者イスマイル・ハニヤ氏と軍事部門トップのモハメド・デイフ氏、ガザ地区における指導者ヤヒヤ・シンワル氏について、ガザ地区での戦争犯罪と人道に対する罪で「刑事責任を負う」と信じるに足る「合理的な根拠」があるとしている。
ICCが、アメリカの重要な友好国の首脳に容疑をかけたのは今回が初めて。
米下院のマイク・ジョンソン議長は4日、「ICCはこの動きについて罰を受けるべきだ」、「我々はこの事態を放置することはできない」と述べた。
「もしICCがこのようなことを許され、自分たちの行動に反対する国の指導者を追及できるなら、なぜアメリカを追及しないのだろうか?」
イスラエル政府とハマスも、カーン主任検察官の動きに怒りを表明している。
ネタニヤフ氏は、自分とガラント氏への逮捕状請求は「歴史的な道徳的暴挙」だと非難した。ガラント氏も、検察官は「あさましくも」イスラエルとハマスを同等に置き、イスラエルの自衛権を否定したと批判した。
ハマスも逮捕状請求の取り消しを求めており、カーン検察官による「被害者と死刑執行人を同一視しようとする試み」を非難するとの声明を発表した。ハマスは、アメリカやイスラエルを含む多くの国にテロ組織と認定されている。
ICCの判事らが逮捕状の発行を決めた場合、同裁判所に加盟している124カ国は、その執行について判断することになる。加盟国には、イギリスなど多くのアメリカの同盟国が含まれる。
2002年に設立されたICCは、国家当局が訴追できない、あるいはしようとしない場合に、集団虐殺(ジェノサイド)や人道に対する罪、戦争犯罪の責任者を調査し、裁判にかける。
イスラエルとアメリカはICCに加盟しておらず、同裁判所の根拠となる「ローマ規程」にも批准していない。一方で、ICCが過去に行ってきた、イスラエルやパレスチナ人とは関係のない訴追や逮捕状を支持してきた。
アメリカはトランプ政権下の2020年、アフガニスタン紛争でアメリカなどが犯したとされる戦争犯罪の調査をICCが開始した後、カーン氏の前任者を含むICC幹部に対して制裁を科した。
ハマスは昨年10月7日にイスラエル南部を襲撃。イスラエル当局によると、ハマスは約1200人を殺害し、251人を人質として連れ去ったとされる。
これを受けて始まったイスラエルの軍事作戦により、少なくとも3万6470人が殺されたと、ハマスが運営するガザ地区の保健省は発表している。
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まるで『“最大戦犯”野田元首相が岸田政権を批判』しているようなもので、すごい『おまいう』にしか聞こえないのですよね。
『野田政権+安倍政権』並にやらかした『トランプ政権』が『岸田政権』並にやらかしつつある『バイデン政権を非難』したところで、『あんたら両方ともゴミ箱に行けよ!』としか思えないのですね。
日本で次の首相を
『岸田氏、上川氏、茂木氏から選べ』≒『ショッカーの大幹部を ゾル大佐 死神博士 地獄大使 から選べ』というのに等しいことはお分かりだと思います。
自民党≒ショッカーをなんとかしない限り、首相≒大幹部をすげ替えても意味がありません。
同様にアメリカでも“利権集団”≒シオニスト政権イスラエル支持(民族浄化支持)の連中をなんとかしないと…。(最低でもその事実を周知しないと…。)
ナチス印のオリンピックにはUSAその他もしっかり参加してたということ。
ダイヤモンドモンドプリンセスでイスラエルの国旗を掲げてた乗客がいて、パレスティナ人を迫害しておいていい気なもんだ、と思った記憶があること。
2011年、迫害されているパレスティナの子ども達が被災地への連帯を示してくれたこと。
ハーグ侵攻法と言われる理由は、大統領が米国の政府関係者や軍人を訴追から守るため、あるいは拘留から救出するために、ハーグへの侵攻など、米軍の行動を命じることができるからだ。
Ilhan Omar(民主党所属、そしてバーニーサンダースの盟友)議員は2022年、プーチン逮捕状発行を受けて、米国のICC支援強化、そして天下の悪法-ハーグ侵攻法廃案を求めたが認められなかった。
In the Wake of Alleged Russian War Crimes, Rep. Omar Introduces Legislation to Join International Criminal Court, Strengthen U.S. Support for International Criminal Justice
(2022/4/14 Ilhan Omar 氏のサイト。この表題で検索してください)
"Our refusal to join the court is antithetical to our commitment to human rights, accountability, and the rule of law. Now is our opportunity to lead the fight against human rights abuses and support international criminal justice.(ICCへの参加を拒否することは、人権、説明責任、法の支配に対する我々のコミットメントに反する。今こそ、人権侵害との闘いをリードし、国際刑事司法を支援する好機である)"
まさにそのとおり。そしてネタニヤフらとハマス指導部に対する逮捕状請求に関しても声明を出している。その最後にこう綴られている。
Rep. Omar’s Statement on ICC Prosecutor’s Applications for Arrest Warrants for Hamas and Israeli Leadership
(2024/5/20 Ilhan Omar 氏のサイト。この表題で検索してください)
Finally, it is crucial here that we recall that the ICC operates under the principle of complementarity, meaning that it does not have jurisdiction when States demonstrate both the ability and the willingness to conduct their own independent and impartial investigations. A credible domestic process that can hold perpetrators to account remains preferable to international tribunals. I strongly encourage Israeli and Palestinian authorities to consider that path.
(最後に、ICCは補完性の原則のもとで運営されていることを想起することは極めて重要である。つまり、各国が独自の独立した公平な調査を行う能力と意欲の両方を示している場合には、ICCは管轄権を持たないということである。加害者の責任を問うことのできる信頼できる国内プロセスは、国際法廷よりも望ましいものであることに変わりはない。私は、イスラエルとパレスチナの当局が、そのような道を検討することを強く奨励する)
ネタニヤフらの戦争犯罪は、イスラエル当局の正義をもって裁かれるのが望ましく(実効性が高いという意味でも)、それを可能にするのは国民の良心である。ハマスのテロリズムでそれが相当に後退したが、必ず復活すると信じたい。そして極右のパレスチナ人に対する暴力も国民の良心によって根絶すべきだ。
一方のパレスチナ当局も汚職などの問題を抱えており、国民の信頼を得ているとは言いがたい。また、テロリズムが何も解決に向かわないことをテロリズムを支持する人たちは理解すべきであり、彼らをそのように追い込んでしまった国際社会の無力さも責任を問われる。