ダブリンで感動に浸るふたり。
なぜ、アイルランドでは保守派のカトリックが多数派を占めるのに同性婚を認める意見が多数になったかについて、NHKはここ数年、聖職者による性的虐待の事実が次々と明るみになり、カトリック教会への信頼は大きく揺らいでいて、こうしたことが投票結果に影響を及ぼしたという分析をしています。
人は皆マイノリティ1 人は誰もが幸せになる権利がある 米ニューヨーク市で同性婚特需!
オバマ大統領 大統領選の渦中に、現職の米大統領として初めて公式に同性婚支持を表明!
米ニューヨーク州で同性婚がついに合法化!!空前の結婚ラッシュ到来!
ああ、なんだか写真を見ているだけで清々しい!
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日本初となる同性愛カップルの法律事務所を立ち上げた南和行さんと吉田昌史さん"夫夫(ふうふ)"。同性愛などの性的少数者に寄り添う、彼らの奮闘を見つめる。(C)MBS
同性愛と異性愛 (岩波新書) | |
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日本は同性愛者に寛容というのは本当だろうか。なぜ「見えない」存在なのか。エイズ・パニックや「青年の家」利用拒絶事件、ある殺人事件などを題材にしながら、異性愛社会に染み付いたホモフォビア(同性愛嫌悪)の諸相を描き出す。また、同性愛者が肯定的に生きるための取り組みも紹介。同性愛者から見た日本社会論。
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高校の教科書に対応した、ジェンダー視点による初めての世界史。多数の資料とともに新たな歴史像を描き出す、画期的なテキスト。ジェンダー研究の進展に比して、その成果が生かされていない教育現場に一石を投じる。
国民投票で同性婚承認=カトリックの伝統に変化-アイルランド
【ロンドン時事】アイルランドで22日行われた同性婚を認める憲法改正の是非を問う国民投票は、23日までの開票の結果、賛成62%で承認された。伝統的価値観を重んじるカトリック国のアイルランドが、同性婚をめぐってどのような判断を示すか、国内外の注目を集めていた。
同性婚を国民投票で認めたのは世界で初めて。現地からの報道によると、ケニー首相は「きょうアイルランドは歴史をつくった。結果は包含と寛容、愛、そして平等な結婚に対するイエスだ」と述べた。カトリック教会など反対派は「結婚の定義を変えるべきでない」と訴えたが、変化を望む若者たちに届かなかった。
アイルランドでは1993年まで同性愛は犯罪だった。2010年に婚姻関係に準じるシビル・パートナーシップ法が制定され、ケニー政権が13年に国民投票実施を表明。報道によれば、同性婚を法律で認めた国は、州で対応の異なる米国を除いて20カ国となった。
(時事通信 2015/05/24-06:29)
アイルランド同性婚合法化 国民投票では初
[2015年5月24日9時51分]
アイルランドで22日、同性婚を合法とする憲法修正案の賛否を問う国民投票が行われ、23日の開票の結果、賛成が多数を占め、合法化が決まった。
同性婚は欧州を中心に約20カ国で認められているが国民投票による合法化は初めて。憲法に「結婚は当事者の性別を問わない」と明記される。
地元紙電子版によると、有権者の60・5%に当たる約195万人が投票し、賛成は約120万人で6割を超えた。
アイルランドでは結婚に準じるパートナーシップ制度が2011年にスタート。同性カップルにも相続や福祉の面で通常の婚姻に準じる権利を認めてきた。今後は憲法上も男女間の結婚と同等に扱われる。
アイルランドはカトリック教徒が国民の大半を占め、保守的な気風で知られる。カトリックは伝統的な家族の価値観を重視するが、国民投票では各政党が賛成を呼び掛けた。
近年、各国でカトリック聖職者による未成年者らへの性的虐待が相次ぎ、教会の権威は低下。同性婚を認める機運の遠因になったとの見方もある。(共同)
2015.5.24 08:45 産経新聞
アイルランド同性婚合法化 国民投票で初、賛成6割
アイルランドで22日、同性婚を合法とする憲法修正案の賛否を問う国民投票が行われ、23日の開票の結果、賛成が多数を占め、合法化が決まった。同性婚は欧州を中心に約20カ国で認められているが国民投票による合法化は初めて。憲法に「結婚は当事者の性別を問わない」と明記される。
地元紙電子版によると、有権者の60・5%に当たる約195万人が投票し、賛成は約120万人で6割を超えた。
アイルランドでは結婚に準じるパートナーシップ制度が2011年にスタート。同性カップルにも相続や福祉の面で通常の婚姻に準じる権利を認めてきた。今後は憲法上も男女間の結婚と同等に扱われる。
アイルランドはカトリック教徒が国民の大半を占め、保守的な気風で知られる。カトリックは伝統的な家族の価値観を重視するが、国民投票では各政党が賛成を呼び掛けた。
アイルランドで同性婚合法化、国民投票では世界初
2015年05月24日 07:36 発信地:ダブリン/アイルランド
【5月24日 AFP】アイルランドは23日、国民投票の結果で同性婚が合法化される世界初の国家となった。同国首都ダブリン(Dublin)では同性婚の支持者たちが歓声を上げたが、依然として同国で強い影響力を持つカトリック教会にとっては大きな痛手となった。
同性婚を認める憲法改正の是非を問う住民投票は前日の22日に行われ、国全体の投票率は比較的高く、60%を超えた。正式な開票結果によると43選挙区中40選挙区で開票が終わった時点で同性婚賛成が62.3%を占めた。公営テレビ(RTEによると残りの選挙区でも同性婚賛成が多数を占めることが確実となった。
ダブリン城(Dublin Castle)の敷地内には、多くの同性婚支持者が集まり、同性愛のシンボルである虹色の旗を振って祝福した。
「パンティ・ブリス」(Panti Bliss)の芸名でドラァグクイーン(女装パフォーマー)として活躍し、同姓婚合法化キャンペーンの先頭に立ったロリー・オニール(Rory O'Neill)さんは、パーティー会場にタイトなワンピースとハイヒールで登場。「アイルランド人にとっては最高の日よ!」と話した。
カトリック教会が依然として政治・社会的に大きな影響力を発揮し、1993年まで同性愛、96年まで離婚が違法とされ、母親の命が危険にさらされていない限り、未だに妊娠中絶が法律で禁止されているアイルランドにとって、同性婚の合法化は地殻変動級の変化を意味する。
アイルランドのカトリック教会のリーダー、ダームイッド・マーティン(Diarmuid Martin)ダブリン大主教は、RTEに対し「教会はあらゆる面で徹底的に現実を把握する必要がある。われわれは若者たちの心から離れてしまったのだろうか?」と語った。マーティン大主教は、同性愛者の権利は「結婚の定義を変えることなく尊重されるべきだ」として今回の住民投票で反対票を投じるよう呼びかけていた。
一方、今年に入り同国の閣僚として初めて同性愛者であることを公言し、将来のリーダーとしても期待されているレオ・バラッカー(Leo Varadkar)保健相はRTEに対し、同性婚の合法化は「社会的革命だ」と述べた。「アイルランドは世界で初めて、国民投票で同性婚を合法化し、それを憲法で規定する国になった」と述べた。(c)Conor Barrins and Robin Millard
アイルランドの国民は同性婚に「賛成」——。5月23日に開票された国民投票で、62%が「同性婚を認める憲法改正」に賛成票を投じた。同性婚の是非が「国民投票」という形で問われたのは、世界で初めてとあり、欧米の主要メディアがトップニュースとして結果を報じた。
アイルランドのメディアは、同性婚の実現を祝う「賛成派」の熱気を繰り返し伝えた。公共放送「アイルランド放送協会」は、女性同士のカップルがテレビカメラの前で熱いキスをし、プロポーズの言葉を伝える場面を報じた。
アイルランドは保守的とされるカトリック教徒が多い国で、同性愛は22年前まで「犯罪」とされていた。そんな国での国民投票だけに、大きな注目を集めていたのだ。
自らゲイであることを公表している南和行弁護士は、ニュースを見て「本当によかった」と喜びの声をもらした。その一方で、南弁護士には「気がかりな点」が2つあるという。それは何だろうか?
●人権は「多数決」で決めて良い?
「ひとつめは『同性婚を認めるかどうかという問題は、単純な多数決で決めていい問題なのか』という点です。
同性婚を認めるかどうかは、同性カップルが結婚する権利、つまり『人権』をどう保障するかという問題です。単純な多数決で少数者の人権を認めることができるということは、逆に多数決で人権を認めないことも容認できる、ということにならないでしょうか。
今回はたまたま権利が認められたから良かったですが、もし反対派がちょっと多くて憲法改正が否決されていたらどうでしょう。『少数者の人権はなくていい』と、考える人がちょっとでも多ければ、人権が否定されてもいいのでしょうか。そう考えると、多数決という方法には、一抹の不安を感じました」
●「憲法改正」という点への懸念
「もうひとつが、今回のニュースが日本で報じられたとき、『憲法を改正しなければ、同性婚ができない』という形で理解されなければいいなという点です。
アイルランドと日本では憲法の中身も、改正の手続きも違うのですが、単純に同列に考える人が出てきてしまうのではないか、と。
もし日本で同性婚を認めるために憲法改正が必要だとすると、同性婚の実現が遠のいてしまう可能性があると思います」
日本国内でも「同性婚を認めるためには、憲法を改正しなければならない」という見解があるが・・・。結婚について定めた憲法24条について、南弁護士は次のように話していた。
「日本では憲法改正をしなくても、同性婚を認める法律をつくることができると思います。憲法24条は『両性』という言葉を用いていますが、同性婚を否定も肯定もしていないと解釈することが可能だからです」
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日本のリベラルなカソリック信者の方の本音が聞けて嬉しかったです。
これからもよろしくお願いいたします。
○でも、この件に限らずキリスト教の教えは今日誰も守っていないんですから、同性愛者を白眼視する風潮はとうに根拠を失っていた訳ですね。
○キリスト教に侵されてなかった古代ギリシャでは同性愛は公認されていたって言うじゃありませんか。プラトンも同性愛について普通に語ってますよね。日本でも昔は結構普通の事だったようですし。
○でもそのギリシャでも同性婚は無かったんでしょうね。そりゃ子供を作らない結婚なんて無意味ですからね。
○そもそも結婚って義務なんですよ。誰もが結婚もせず、子供も儲けなければ人類消滅ですからね。そうなれば人類最後の老人って惨めですよ。
○でも人と一緒に暮らすのって気苦労は多いし、本当なら御免被りたいものですよ。そりゃ助かる事もあるでしょうがね。
○それに出産って危険なんですよね。ウチの母親はそれで命を落としました。
○まあ、結婚に拘る人は多いですからね。映画監督の新藤兼人さんは女優の音羽信子さんとずーっと不倫関係にあって、その奥さんが亡くなった後、音羽さんと結婚したんでしたよね。ながーい間本物の愛を育んでいても、結婚という公的な認証を得なければならないって、そんなものなんですかね。
○尚、同性婚というのは概念の混同ですね。