ジャパン・ハンドラーとは、日本を手玉に取る人たちという意味。
そのジャパンハンドラーの代表格である共和党のアーミテージ元国務副長官は２０１６年６月１６日、政治専門紙ポリティコのインタビューに応じて、実業家ドナルド・トランプ氏（７０）が大統領選の共和党候補に指名されれば、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官（６８）を支持する考えを表明しました。
イラク戦争を主導したアメリカのラムズフェルド元国防長官やアーミテージ元国務副長官に旭日大綬章授与。
アーミテージ氏は
「トランプが指名候補になるなら、クリントンに投票する」
「彼（トランプ氏）は共和党員には見えない。諸課題について学びたいと考えているようには思えない」
と語ったということです。
共和党の重鎮がここまで民主党の候補を推すことは極めて珍しく、よほどトランプ氏が危険だともいえます。
しかし、今思うのは、かえすがえすも、バーニー・サンダースが大統領候補に慣れなかったことが惜しまれるということ。
野田民主党政権、安倍自民党政権を動かすアーミテージ・ナイレポートとは何か。
なぜなら、ブッシュ政権の国務副長官だったアーミテージ氏って、日本を操るネオコン・ジャパンハンドラーの筆頭格で、小泉政権にイラク戦争に参戦しろと強く促したことで知られているからです。
このアーミテージ・ナイレポートでは、
「日本が今後世界の中で『一流国』であり続けたいのか、あるいは『二流国』に甘んじることを許容するつもりなのか」
「一流国」であり続けようとするのなら、国際社会で一定の役割を果たすべきである」
「自衛隊の「時代遅れの抑制」を解消することが大事だ」
と言い切り、これを受けて安倍政権が死守したのが、集団的自衛権の行使を認める安保法制というわけです。
アメリカの産軍複合体のための「美しい日本の自主憲法」。このどこに美しさや自主性がある！
バーニーが最後までヒラリーを苦しめて、副大統領候補にせざるを得なくなるといいのですが！
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共和アーミテージ氏「クリントン氏に投票」
毎日新聞2016年6月17日 10時36分（最終更新 6月17日 11時13分）
ポリティコによると、クリントン氏に投票する理由について「彼（トランプ氏）は共和党員に見えないし、課題について学びたがっているようには思えない」と語った。
また、国防政策に通じる多くの保守的な友人たちが現状に混乱しており、「霧に包まれたような状態にある」と述べたという。
アーミテージ氏は海軍出身で、レーガン政権で国防次官補、ブッシュ前政権で国務副長官を務めた。
2016年06月17日 10時17分 読売新聞
【ワシントン＝黒見周平】米政治専門紙ポリティコは１６日の電子版で、共和党の「知日派」の代表格であるリチャード・アーミテージ元国務副長官が、米大統領選で民主党の指名候補が確定したヒラリー・クリントン前国務長官（６８）を支持する考えを示したと報じた。
共和党の主流派や外交・安全保障分野の専門家が、民主党候補の支持を明言するのは極めて異例だ。
アーミテージ氏は同紙のインタビューで、共和党の指名候補が確定した不動産王ドナルド・トランプ氏（７０）について「物事を学ぼうとする姿勢がなく、共和党員とは思えない」と批判。
「トランプ氏が指名候補になるのなら、クリントン氏に票を入れる」と述べた。
アーミテージ氏は対日政策の専門家で、国務長官時代のクリントン氏に助言したこともある。
米大統領選、クリントン氏に投票＝共和がトランプ氏なら－アーミテージ氏
【ワシントン時事】米共和党の知日派の重鎮として知られるアーミテージ元国務副長官は１６日、政治専門紙ポリティコのインタビューに応じ、実業家ドナルド・トランプ氏（７０）が大統領選の共和党候補に指名されれば、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官（６８）を支持する考えを表明した。
アーミテージ氏は「トランプが指名候補になるなら、クリントンに投票する」と明言。理由として「彼（トランプ氏）は共和党員には見えない。諸課題について学びたいと考えているようには思えない」と語った。
（時事通信 2016/06/17-06:48）
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クリントンさんよりクリーンで分配 貧困の解消を掲げるサンダースさんが1番相応しいと思うのですが有権者じゃないのが辛いです。
アーミテージさんが勧めると言うことはならない方が良い候補という事です。
でもじゃない方がトランプか
どっちも嫌ですw
サンダース氏が大統領候補に成れないのであれば、クリントンかトランプか、ということになるのですが、それだったら個人的にはトランプの方がかえって日本のためになるのでは？と思い始めています。
理由は2つあって、一つ目は上記にあるジャパンハンドラーがクリントン支持に傾いていることです。今の日本、馬鹿安倍が狂った政策を推し進めるのは、ジャパンハンドラーのバックアップがあるからです。馬鹿安倍は奴等の利益になることを忠実に実行してくれるので、その正反対の政策は日本にとって有益と思いました。
二つ目はトランプはTPP猛烈反対、アメリカ軍の日本駐留見直しだからです。TPPは言わずもがなですが、アメリカ軍の駐留経費全額負担は、いくらアメリカ寄りの自民党でも飲めないでしょう。沖縄からのアメリカ軍撤退も現実味が帯びます。それに、自民党はジャパンハンドラーのバックアップがあってこそ政権に居られる面もあるので、トランプであれば、自民党の影響力も弱まるのでは？という点を期待しています。
ジャパンハンドラーなど、ある意味、日本を侮辱している存在です。
どちらかを選ばなければ駄目な問題なのでしょうか？
従って、どちらが大統領になったとしても日本にとっては不都合な状況になるでしょうね。
米国の関与が薄まれば日本は今より更に中国の圧力に直面することになります。
そうなれば日本の偏狭なナショナリズムがさらに強まり歯止めが無くなるのではと危惧します。
中国の脅威が無くなったり、北朝鮮との６カ国協議が上手く行ってしまうと困ってしまったりと、利害が一致している「トモダチ」ということですね。
洲汰亜林さんは集団的自衛権に賛成なのでしょうか？それとも反対なのでしょうか？
当方には今一分からなかったので、一度、はっきりと聞いてみたいと思っていました。お答えいただければ幸いです。ちなみに、このスレッドに投稿した当方の意見の中で、
＞アメリカ軍の駐留経費全額負担は、いくらアメリカ寄りの自民党でも飲めないでしょう。沖縄からのアメリカ軍撤退も現実味が帯びます。
と書きましたが、当方の推測は、日本が駐留経費を負担できる相応分の規模のみ基地が残るという見方です。全面撤退も全面残留も無いと思っています。
現時点では集団的自衛権に反対します。
では、将来は？というと、もし日本国民の間で日本の安全保障の為に外国での戦争に加わることも必要であるというコンセンサスが出来て納得するのであればやむなしと考えます。
今まで米軍の存在自体が一定の抑止力になって来たと思います。
米国も日本駐留によって大きな利益を得て来たところであり、従って日本が海外での米国との戦争に付き合わないと見捨てられるという言説は、米軍駐留が日米双方の利益になって来たという事実に反するものだと思います。
しかし先のことは幾分不透明であり、このような状態が続くものなのかどうか分かりません。
駐留経費負担と米国による日本安全保障への関与が果たしてリンクするものなのかどうかですが、多分リンクしそうですね。
とするならば増額要請があるならば可能な範囲で増額するしかないとも思えます。
曖昧で明解な回答にならないことをお詫び申し上げます。
ご回答いただき、ありがとうございました。取り敢えずは、当方と同じ考えなのですね。当方は、集団的自衛権の賛否を問われたら反対ですが、国民投票の結果、過半数であれば、止むを得ず従う、というスタンスです。
反対の理由は、徴兵制に直結していると考えていて、集団的自衛権を認める→自衛隊員不足→徴兵制で戦力を補う→自分は徴兵などされたくない、というものです。
徴兵制には直ぐには移行しないまでも、関連が深いのは誰も否定しえないと思うので、私の挙げた上記の展開は間違っていないという確固たる自信があります。