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とうとう!とうとう!!
文部科学省が2023年10月13日、旧統一教会(現 世界平和統一家庭連合)に対する宗教法人法に基づく解散命令を東京地方裁判所に請求しました。
文部科学省は2022年11月から今年7月にかけて計7回、質問権を行使し、あまりにも時間をかけるのでもう解散命令請求をしないのかと思われたのですが、岸田内閣の支持率が20%台の危険水域に入っているため、とうとう解散命令請求をしました。
岸田内閣の文部科学大臣が統一教会との関係を隠していた盛山正仁氏。かつて灘校が採択した歴史教科書に「慰安婦」に関する記述があると言って母校の和田校長に圧力をかけた人物。岸田首相の任命責任は重大だ。
安倍晋三氏の祖父である岸信介氏らがその反共思想と利権から統一教会と文鮮明教主を推しに推してからもう半世紀以上。
自民党を中心とする正解と癒着してその権力をバックに、恐喝的な霊感商法や「信者」への詐欺・脅迫による過剰寄付などで莫大な被害金額の被害者を無数に出してきた統一教会が、やっと解散命令を政府から裁判所に出されてしまうところまで追い詰められました。
これは安倍晋三氏の死を大きなきっかけにしたものではありますが、それまでの長年にわたる被害者の方々、弁護団や支援者の皆さんの血がにじむようなご努力とご苦労、そして数少ない諦めないジャーナリストたちの地道な努力の結果です。
心からその労をねぎらい、お礼を申し上げたいと思います。
統一教会との関係を断つつもりがない岸田政権が統一教会に7回目の質問文書送付(呆)。教団が多摩市に広大な土地を購入して巨大施設を建設予定であることが発覚。岸田政権は一刻も早く解散命令を請求すべきだ。
しかし、宗教法人法に基づく解散命令は統一教会の宗教法人格を奪って税制上の特権を失わせるだけ。しかも統一教会が徹底的に争う姿勢を見せている統一教会のあがきを見れば、明覚寺事件以上の数年にわたる法廷闘争になるのは間違いないでしょう。
その間に、被害者救済の原資となる教団の財産を統一教会が韓国に持ち去るなど散逸させる可能性があるので、まともな野党は保全して救済に充てる法整備を求めていて、立憲民主党の泉健太代表も10月12日に
「財産保全の法案を臨時国会が開会したらすぐに出す」
としています。
これに対して、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は10月13日の会見で
「法整備することが大事だ」「議員立法でやる場合、与党から声掛けがあれば積極的に応じたい」
と、第3自民党丸出しの発言をしています。
統一教会の顧問弁護士は評価額4億円の豪邸住まい。韓鶴子総裁と幹部はラスベガスのカジノ賭博に34億円散財。霊感商法と「信者」からの献金で幹部が贅沢三昧のエセ宗教は解散命令しかありえない。
また、第2自民党で、ネコ馬場代表が統一教会の機関紙的な存在である世界日報に5年間で3回も登場した、統一教会との関係が自民党並みにズブズブな日本維新の会は、自分が財産保全法を出すようなことを言っていますが、そんな法案作成能力はありませんし、自分の責任に関しては沈黙。
他方、宗教団体の創価学会を支持母体とする与党・公明党は法整備に慎重で、石井幹事長は
「現行法でも財産保全はできる。
損害賠償請求をし、債権の保全という形で請求ができるわけだから、まずは被害者の話を聞くことが重要なのではないか」
と邪魔する気満々です。
被害者が統一教会に損害賠償請求をしてさらに統一教会の財産を差し押さえる、というのが大変な負担で、その間に統一教会に逃げられるから、国家が統一教会の財産保全をしようとしているのに、公明党と創価学会は被害者を犠牲にしてても財産保全法を阻止しなければいけないほど悪いことをしているのでしょうか。
さて、統一教会被害者の救済からの道半ばだというのと同じように、自民党などと統一教会との癒着関係を断ち切る作業もまだまだこれからです。
なにしろ、宗教法人法で解散しても任意団体としては統一教会は存続するのですから。
それについて噴飯物だったのが文科省の解散命令請求に記者会見をぶつけて誤魔化そうとした、安倍氏亡き後は生けるズブズブ議員筆頭の細田博之衆議院議長。
ふざけたことに記者会見は30分間で冒頭以外の撮影は許可しないとしていたのですが、記者クラブ側の申し入れで会見時間を50分に延長(-_-;)、撮影も最後まで許可したそうですが、加盟社以外の記者の出席は原則認めず。
なので、長年統一教会を追及してきたフリージャーナリストである有田芳生氏や鈴木エイト氏は参加できませんでした。
【#自民党に投票するからこうなる】統一教会&セクハラ疑惑の細田博之衆院議長の辞任記者会見がNGリストだらけ。しかも時間は30分!そして統一教会解散命令請求の日にやる狡猾さ。#細田は国会議員をやめろ
しかし、記者会見では約10人が質問したものの質問機会を求める記者は後を絶たなかったそうですが、司会者が記者会見の終了を告げると、
「打ち切るな」「まだ質問がある」
などの怒号が飛び、細田氏は
「もう十分にお答えした」
と述べ、再会見を求める声には
「会見ではなく、会話をしましょう」
と返答したそうです。意味わかんねえよ!
統一教会疑惑・セクハラ疑惑の細田博之氏がやっと衆院議長を辞めるけど、次回衆院選には出馬すると言い出した(呆)。10月13日の記者会見はマスコミはプライドをかけて追及し、細田氏を引退に追い込め。
細田氏は衆議院議長は体調不良でできないが国会議員はなぜかできるとか、セクハラ疑惑の問題もあったんですが、そこは端折って統一教会疑惑のことだけで言うと、
「特別な関係はございません。
これまでも、呼ばれれば出るという程度の問題。
会合に、言われれば出るというところ」
「旧統一教会問題については、問題があったんじゃないかということはおっしゃる方がおられますけど、そんな問題はございません。
うわさを言う者がおりますけれども、そういうことは一切ございません。
一番怪しいと言われたのは『安倍総理にもよろしく申します』と(旧統一教会側に)申しました。しかし『安倍総理にもよく伝えます』と言ったんですが、これは安倍総理には伝えておりません。
ちょっとサービスで申し上げただけで、報告もしてなければ実質は何もないんです」
「(Q.なぜリップサービスをする必要があったのか?)つい、その場で余計なことを申し上げたわけですが、それはリップサービスで。それは行き過ぎであったと思います。
(旧統一教会について)全く、安倍さんと話したことはございません」
これだけですよ、回答。
安倍元首相の実弟の岸防衛相が統一教会と「付き合いもあるし選挙でも電話作戦などボランティアでお手伝いいただいた」と公言。細田衆院議長、二之湯国家公安委員長はイベントで挨拶。安倍派は統一教会の巣窟だ。
細田衆院議長は文書でも
「地元の関係団体が私を支持するとの意向があったことは事実だ」
と認めていますし、安倍氏がビデオメッセージを送った天宙平和連合の会合に出てあいさつするなど最低8回は会合に出ています。
また、統一教会と自民党をつなぐ団体である「日本・世界平和議員連合懇談会」の名誉会長にも就任しているんです。
さらには、統一教会の肝いり事業である日韓海底トンネルの推進議員連盟の名誉顧問になったことも認めており、安倍晋三氏亡き後、安倍派の前会長だった細田氏こそが統一教会と自民党をつなぐ最大の元締めだったことは明らか。
【#自民党は統一教会】統一教会の集会に出まくりの山際大志郎元大臣と「マザームーン」山本朋広議員を次期衆院選でも公認候補にする岸田自民党は、統一教会と手を切る気が全くないことを宣言したも同然だ。
とてもじゃないですが
「特別な関係はございません。これまでも、呼ばれれば出るという程度の問題。会合に、言われれば出るというところ」
じゃすまないでしょ、これ!
記者も質問したらしいですが、安倍首相に報告しますとか、なんでリップサービスを「呼ばれたら出る」程度の宗教団体にするんですか。
こんな反省なき統一教会議員をまた公認して次の衆議院選挙にも出すようなら、岸田自民党は統一教会とまったく手を切る気がない、反省がないとみなして、自民党を負けさせないといけません。
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安倍晋三元首相と並ぶ統一教会票の手配師、細田博之衆院議長にまだ立法府の長をさせているのが、岸田自民党が統一教会と手を切る気が全くない何よりの証拠だ。
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【#自民党は統一教会】統一教会の集会に出まくりの山際大志郎元大臣と「マザームーン」山本朋広議員を次期衆院選でも公認候補にする岸田自民党は、統一教会と手を切る気が全くないことを宣言したも同然だ。
全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)が統一地方選挙で教団との関係を断つことを求める声明。「統一教会の違法活動にお墨付きを与え不正行為を助長」。これに応じない自民党や維新の候補者は落とすしかない。
岸田首相の最側近木原官房副長官が統一教会から推薦状受け取り。大串消費者担当副大臣と山田外務副大臣は推薦確認書に署名。井野防衛副大臣は法務省に統一教会関係者を招待。自民党と統一教会の癒着の闇が深すぎる。
統一教会が信者の子どもの委任状を偽造し、定期預金を解約して献金させた!=私文書偽造・詐欺罪。統一教会が自らの騙しの手口を描いたNHKの「危険なささやき」に放送中止を申入れ。一刻も早く解散命令請求を!
統一教会被害者救済法案を熟議せず、被害者の声を聞いて修正せず、国会の会期を延長しないで強引に可決させる岸田政権とこれに協力する維新・立憲民主。岸田内閣は統一教会に対する解散命令請求をせよ。
負けてからがしつこい。
アベ友で統一教会擁護の橋下徹氏が「団体を解散させるというのは、超例外的に、慎重にやるべきだと思います」と言い出す(呆)。解散命令で奪われるのは法人格だけで、宗教団体が解散させられるわけではないw
紀藤正樹弁護士と鈴木エイト氏がアベ友で統一教会擁護発言をまだする橋下徹氏と古市憲寿氏を叱る!。「誰も犯人を英雄視したりしていない」「再発防止のために動機や背景の解明と公表が早急に必要なのは当然」
森友事件で赤木さんが自死したことについて「人が死ぬほどのことじゃない」と言い切った三浦瑠麗氏が必死で安倍氏と統一教会の関係を誤魔化す。「誰それが統一教会と黒いつながりだとか書き込むのは陰謀論」。
統一教会が解散命令請求を受けてのコメントが
「気がつくと私たちは、マスコミ報道によって“絶対悪”のモンスターのようにされていました」
「ただ、テレビのワイドショーなど左翼系弁護士の根拠薄弱な情報を垂れ流すだけのマスコミ報道を鵜呑みにした大多数の国民に対して、私たちの教団の真実の姿を伝えることができなかったことは、私たちの力不足であったと痛感しております」
って何を反省しとんの?
ちなみに、統一教会への解散命令請求に徹底的に反対し続け「壺下徹」とまであだ名され、「左翼系弁護士」筆頭で統一教会にも被告にされている紀藤正樹弁護士に徹底的に論破された橋下徹弁護士は、なんと解散命令請求に関してXで全くのノーコメント。
橋下氏や三浦瑠麗氏などの統一教会擁護コメンテーターの責任も細田氏ら政治家と同様に追及していくべきでしょうね。
反省なき者は去れ。
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旧統一教会をめぐる問題で盛山文部科学大臣は12日、臨時の記者会見を開き、教団の行為は民法上の不法行為に該当し、著しく公共の福祉を害するなどとして、解散命令の請求を正式に決定しました。
決定について、教団側や元信者、被害対策にあたってきた弁護団などの反応をまとめました。
“2世”の男性「ようやくここまで来られた」
合同結婚式で結ばれた両親の元に生まれた30代の男性は、望まない信仰の強制など心理的な虐待や、さまざまな人権侵害を受けている「2世」からの相談に応じる団体を、ほかの宗教の「2世」とともに、ことし4月に立ち上げました。
自身は、物心ついたころから教会の行事への参加を強要され、両親の多額の献金によって、経済的に苦しい家庭環境で育ちました。
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男性は、教団や教義を否定することは親の人生そのものを否定することにもつながるとして、複雑な心境を明かしつつ、今回の解散命令請求について、「教団は解散するべきだと1年近く訴えてきたので、ようやくここまで来られたという思いです。請求はあくまでスタートであり、教団をめぐる問題が風化しないよう、これからもできることをやっていきたい。2世や3世が親が信じる教義に縛られず、自分の意志で生きていけるようサポートを続けたい」と話していました。
元信者の女性「ようやくスタートラインに」
旧統一教会をめぐる問題について、アバターを使い、YouTubeで発信している元信者の女性は、「恋愛をしてはいけない」などとする教義に疑問を持ち、10年ほど前に教団を離れましたが、高齢の母親が現在も信仰を続けています。
母親のために毎月10万円ほどを生活費として渡していますが、母親は今も教団への献金を続けているということで、「家計を助けるためのお金はすべて献金されてしまいました。人生もお金も戻ってこないと感じている」と語りました。
教団への解散命令請求について女性は「今まで30年という長い時間がかかってきたので、『うれしい』とか、『節目だ』という思いはなく、ようやくスタートラインに立ったのだと感じます。解散命令が出たとしても解決ではなく、多くある関連団体への規制をどうするかなど、課題が残ると思います」と話していました。
被害対策弁護団「取り組みを高く評価する」
「全国統一教会被害対策弁護団」は今回の文科省の決定について、「全国の被害者のヒアリングを行うなど、深刻な被害の実態に向き合い、丁寧な調査を積み重ねた結果に基づいたもので、その取り組みを高く評価する。大きな一歩だが、解散命令請求が被害者全員の救済と、今後の被害予防に結びつくものでなければならない。教団の財産隠しや韓国への送金を防ぐため、政府は財産保全の特別措置法など、立法や行政の措置を速やかに講じてほしい」などとするコメントを出しました。
教団に返金求める親族「強制力ないと問題は解決しない」
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高齢の母親が過去に多額の献金などをし、現在、教団に返金を求める集団交渉に加わっている50代の長男は、これまでの教団の姿勢について、「当初は最低限の責任を認め、一部は返金するという話でしたが、それが一切なくなっている。最近は自分たちの正当性をより主張するようになり、被害に向き合う姿勢はあまりないように感じる」と話します。
解散命令請求について、「教団を解散させることだけが目的だとすると、我々の望みは被害を回復することなので、そこにどう繋がるのかまだ先が見えないことが一番心配です」とした上で、議論が進められている被害者救済のための法整備について、「例えば、資産の売却や海外への送金などをできなくする措置を取ってもらいたい。また、法律ができても実行性がなければ意味がないので、強制力をもって対応できるようにしてほしい。何らかの強制力がないとこの問題は解決しないと思います」と話していました。
支援者「心のケアはこれまで以上に必要」
「統一教会被害者家族の会」の活動で、教団とのトラブルにまつわる信者や家族からの相談対応や、脱会支援などを行ってきた60代の夫婦は、盛山大臣の会見の様子を自宅で確認しました。
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この夫婦には、妻が26年前に旧統一教会に入信し、夫がおよそ1年半かけて脱会させたという過去があり、解散命令請求の決定について、「ようやくスタートラインだ」と安どの表情を見せました。
夫は「時間がかかった分、丁寧に調べてくれた印象です。教団の財産を被害者の救済にあてられるよう、財産保全を可能にする法案を一刻も早く作ってほしい」と話していました。
妻は「この先、家族から脱会を強要される信者も出てくると思います。しかし、無理やり脱会させられても長年の信仰は心に染みつき、整理は難しいです。家族から批判されて心が壊れてしまう信者もいるでしょうし、心のケアはこれまで以上に必要になると思います」と話していました。
《旧統一教会の見解は》
旧統一教会「日本の憲政史に残る汚点」
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文部科学省が解散命令の請求を正式に決定したことを受けて、旧統一教会=世界平和統一家庭連合は「このような決定がなされたことは、極めて残念であり、遺憾に思っています。偏った情報に基づいて、政府がこのような重大な決断を下したことは痛恨の極みです」などとする見解を発表しました。
教団側はこの中で、政府が『解散命令請求が認められる法令違反の要件には民法の不法行為は入らない』という長年の法解釈を一夜にして強引に変更したと指摘し、「野党の追及や世論に迎合した結果であるのは明らかで、日本の憲政史に残る汚点となるでしょう」などと請求の決定を強く批判しました。
その上で、「私たちは国から解散命令を受けるような教団ではないと確信している」として、今後の裁判で法的な主張を行う方針を示しました。
韓国 旧統一教会の本部「深い遺憾 新しい教会文化を」
韓国にある旧統一教会の本部は12日、声明を発表し、文部科学省が日本の旧統一教会に対する解散命令の請求を正式に決定したことについて、「深い遺憾の意を表明する。日本での法人運営は日本の法律に従わなければならず、解散命令請求が公正に審査され判断されることを願う」としています。
また、「日本は特別な国だ」とした上で、「世界的な本部として道義的責任を感じている。日本社会から信頼を得られる新しい教会文化をともに作っていく」としています。
《政府や各党の反応》
松野官房長官「請求するに足る客観的な事実が明らかに」
松野官房長官は午後の記者会見で、「文部科学大臣が事実関係の確認を重ね、解散命令を請求するに足る客観的な事実が明らかになったと認められたため判断した。宗教法人審議会の意見も聞いた上で、あす以降、準備が整いしだい請求を行う」と述べました。
その上で、被害者救済の取り組みについて、「さまざまな相談に対応できるよう、法テラスと関係機関・団体などの連携の強化を図り、利用しやすい相談体制の整備など必要な支援に努め、しっかり取り組んでいく」と述べました。
立民 泉代表「関係あった議員は『決別宣言』をすべき」
立憲民主党の泉代表は記者団に対し、「ようやくだ。この間にも被害が拡大し、遅すぎると言わざるを得ないが、今回の決定が被害者の救済につながることは前向きに捉えたい。政府には、なぜ解散命令請求に至り、どんなことが明らかになったのか、もっと情報公開してもらわなければならない」と述べました。
その上で、「細田衆議院議長が象徴的だが、与党と旧統一教会の関係ははっきりさせなければならない。『解散命令請求を出すので、関係に距離が出ました』ということにはならず、関係のあった議員は『決別宣言』をすべきだ」と述べました。
また、泉氏は被害者の救済にあてるため、教団の財産を保全する法案を臨時国会に提出し、与野党で協議して成立させたいという考えを示しました。
維新 馬場代表「解散命令請求は妥当な判断」
日本維新の会の馬場代表はコメントを発表し、「旧統一教会によって長年生み出されてきた被害は悪質かつ重大で、解散命令請求は妥当な判断だ」としています。
また、被害者の救済にあてるため、教団の財産を保全する法整備の必要性について、「法律がないことで財産が散逸し、被害者への救済が十分に行われないおそれがある。臨時国会冒頭に財産保全を義務づける宗教法人法の改正案を提出し、一刻も早く国民や被害者の不安がふっしょくされるよう、早期の成立を目指す」としています。
公明「裁判所の判断を見守りたい」
公明党はコメントを発表し、「解散命令の要件に該当する事由について十分な裏付けがあり、宗教法人審議会においても『解散命令請求は相当である』との全会一致の意見だったということであれば、速やかに宗教法人法にのっとり、東京地方裁判所に解散命令請求がなされるものと認識している。今後は裁判所の判断を見守りたい」としています。
共産 小池書記局長「被害者や国民世論が政府を動かした」
共産党の小池書記局長は記者会見で、「被害者や国民世論、野党の追及が政府を動かした結果だ。迅速な判断を求めていきたい。このような事態を知りながら、旧統一教会と癒着をしてきた自民党の責任は極めて重大で、過去にさかのぼって全体像を解明する責任がある」と述べました。
その上で、「政府が解散命令請求をするので、財産保全の法整備も含めて、政府の責任で行うのが筋だ。政府・与党が動かないのであれば、党として法整備の検討を進め、他の党ともよく相談していきたい」と述べました。
国民 玉木代表「被害者救済に向けた意味ある一歩に」
国民民主党の玉木代表は記者団に対し、「解散命令請求に値するのであれば、速やかに手続きに入るべきだ。被害者救済に向けた、意味ある一歩になることを期待したい」と述べました。
また、被害者の救済にあてるため、教団の財産を保全する法整備の必要性について、「救済に万全を期すため、現行法で不十分なら、政府が責任を持って法案を出すべきだ。難しければ、与野党を超えた合意が得られる議員立法で法案を早急に作るべきで、与野党が一致できる法案づくりに協力していきたい」と述べました。
細田博之衆院議長が初めて会見「議長は辞任」「議員は続投」の意向(東京、島根・松江市)
島根1区選出の細田博之衆院議長の会見についてお伝えします。
議長の辞職や旧統一協会との関係など、取り沙汰されている一連の問題について、13日、公の場で初めて自ら説明しました。
13日午後2時、報道陣の集まる議長公邸に姿を見せた細田博之衆院議長。
細田博之衆院議長:
「このような形で辞任するのは本当に残念」
まず、説明したのは自身の体調についてでした。
今年7月、熱中症の疑いで緊急搬送されましたが、実際は脳梗塞の初期症状があったことを明かしました。
加えて…
細田博之衆院議長:
「膀胱内に血が溜まって、膀胱内の出血を洗わないといけない。医者と相談して『3日休めばいい』というが、議長の仕事は3日休めば良いとはならない。代表質問や補正予算審議の本会議など、議長としての重要な公務が予定される中、国会運営が停滞することは避けなければならない」
手術は成功したものの、2年前に手術した前立腺肥大の病状に影響が出ているとして、議長職の仕事は継続できないと説明しました。
記者からは…
記者:
Q議長を辞めざるを得ない体調を抱えて、議員活動をするのは可能なのか?
Q体調が悪い中で議員を続けて、出馬して県民の負託に応えられるのか?
細田博之衆院議長:
「1日ないし2日間仕事が止まる。しかし、3日以降は大丈夫。そんなに大病ではないと思っている。大病ではないが、議長としての職責の上では相当問題がある。
地方が疎かになってはいけないという強い思いがある。だから、あまり簡単に人に任せて、はい、さよならというわけにはいかない」
連日公務のある議長を務めることは難しいものの、議員の活動は継続できると繰り返し主張しました。
また、濃密な関係が指摘される旧統一協会とのつながりについてと問われると…
細田博之衆院議長:
「特別な関係はございません。これまでも、呼ばれれば出るという程度の問題。会合に、言われれば出るというところ」
週刊誌で報じられたセクハラ問題についても否定しました。
細田博之衆院議長:
「誰一人、具体的にこういうセクハラを受けたという方はいない。ただあるかもしれない。だから、誰も反論してない。だけど、裁判でしっかり対応していく」
そして…
細田博之衆院議長:
「もういいんじゃない?きょうは説明したし」
記者:
「まだまだ手が挙がっているじゃないですか」
司会:「時間に限りがある。議長の健康の問題もありますので」
会見は30分を目安とされていましたが、記者からの質問は途切れることなく、開始から55分、打ち切られる形で終了しました。
自身の進退や一連の問題について、初めて自ら公の場で説明した今回の会見。
有権者の受け止めは…
有権者(松江市で):
「議長を辞退したのはがっかりだったけど、頑張ってもらいたい」
「ちゃんと説明しているわけではないので、もし出馬するなら、はっきり説明した方が納得できるかと」
「いい印象を持っていない。明確にしてから出馬してほしいという思いがある」
「議長職は降りて、議員に出ることがちょっとつじつまが合わない」
次期衆院選に出馬する意向の野党候補からは…
共産党・村穂江利子氏(島根1区立候補予定):
「体調の面のことだけかというとそうではなく、旧統一教会やセクハラ疑惑も含めての辞任なのかということについては、そうではないと言われたが、やっぱりそこの部分が私たちが一番聞きたかったこと。国民の負託を受けてと本人も言われたので、負託を受けるに値する前提として、疑惑がこのまま残ったというのはどうかと思った」
立憲民主党・亀井亜紀子氏(島根1区立候補予定):
「質問と回答がいまひとつ噛み合っていないと感じた。次の選挙で、有権者が判断されることではないでしょうか。私がいち有権者として聞いた限りは、十分に説明されていない」
参加できる報道機関を一部の記者クラブ加盟社に制限するなど、会見のあり方自体も疑問視された今回の会見。
細田議長は、10月28日にも、松江市内で地元関係者に話をするとしていて、「言論の府」のトップにふさわしい説明が果たされるのか注目されます。
細田衆院議長 辞任会見“打ち切り”で大荒れ 旧統一教会と接点も…「問題ない」
10/13(金) 18:00配信
テレビ朝日系(ANN)
All Nippon NewsNetwork(ANN)
細田博之衆院議長(79)が体調不良を理由に辞任会見を開きました。旧統一教会とのつながりやセクハラ疑惑が報じられるなか、会見は大荒れとなりました。
■“渦中”の細田議長 ようやく会見
衆議院議長の辞任を表明した細田議長。ところが、予想外に荒れた会見となりました。自民党所属の細田衆議院議長。官房長官や党内最大派閥・安倍派の前身である細田派の会長を務めるなど、自民党の重鎮です。
細田博之衆議院議長:「皆さん、こんにちは。任期途中でございますが、このような形で途中で辞任致したいということは誠に残念でございます」
脳梗塞(こうそく)の症状などを抱え、これ以上は職責を果たせないとして衆議院議長を辞任する意向を示した細田議長。これまで旧統一教会との関係が指摘されてきたものの自民党の調査では衆参両院の議長は対象外で、記者会見にも応じてこなかったため、野党側は説明責任を果たしていないと問題視しています。
■旧統一教会と接点 集会でもあいさつ
教団と関係が深いとされる議員連盟の名誉会長を務めていた細田議長には、国政選挙で教団の組織票を割り振っていたとの疑惑も浮上。これに対し、細田議長は旧統一教会との接点について関連団体の会合に出席して8回あいさつしたと認めた一方、選挙での組織的な支援や動員を受け入れたことはなく、寄付やパーティーでの金銭の授受もなし。教団側に会費も払っていないと文書などで説明。
公の場での説明は13日が初めてとなりました。
細田博之衆議院議長:「旧統一教会問題については、問題があったんじゃないかということはおっしゃる方がおられますけど、そんな問題はございません。うわさを言う者がおりますけれども、そういうことは一切ございません。一番怪しいと言われたのは『安倍総理にもよろしく申します』と(旧統一教会側に)申しました。しかし『安倍総理にもよく伝えます』と言ったんですが、これは安倍総理には伝えておりません。ちょっとサービスで申し上げただけで、報告もしてなければ実質は何もないんです」「(Q.なぜリップサービスをする必要があったのか?)つい、その場で余計なことを申し上げたわけですが、それはリップサービスで。それは行き過ぎであったと思います。(旧統一教会について)全く、安倍さんと話したことはございません」
衆議院議長の辞職を表明した細田議長。ただ、衆議院議員は続けるとしています。
■細田議長“辞任会見”を打ち切り
旧統一教会との関係について「問題はなかった」との認識を示し、会見を打ち切ろうとした細田議長。
細田博之衆議院議長:「まぁ、後の話はまた個別の話で…」
実は13日の会見では様々な制約が課せられ、記者たちから不満が続出しました。
■細田議長“辞任”も記者と攻防
これまで旧統一教会との関係が指摘され続けた細田議長。ようやく13日に記者会見が開かれたのですが…。
細田博之衆議院議長:「できる限りのお答えをしたわけですから…」
と、会見を切り上げようとします。実は記者会見の時間は30分めど。撮影できるのは冒頭の細田議長の発言のみ。質疑応答は撮影NGなど当初、細田議長側から制約が課されていました。その後、記者クラブの申し入れによって質疑応答も撮影できるようになりましたが、体調を考慮したという30分の会見時間や記者やカメラの数の制限は変更されずに会見は始まり、記者たちが食い下がる場面も見られました。
細田博之衆議院議長:「(Q.ご体調がよろしい時にもう一回、会見の場を持つお考えはあるんでしょうか?)会見をするんじゃなくて会話をしましょう」「(Q.有権者の方、見てらっしゃると思うんですよ…?)もう十分にね…」
司会:「もう1時間近くやっておりますので、これで終了させていただきます」
細田博之衆議院議長:「今までも十分、お答えしてますから」
結局、記者が質問を求めるなか、会見は55分で終わりました。
テレビ朝日
手も切らないで
会見打ち切り
ところで、万博の空飛ぶ車の数が揃わず、見るだけになりそうだとか。
新機軸、絵にかいた火の車。
とりあえず、会見らしきものをやったとアリバイ作り。
いつもの自民党の手口ですね。
で、今度は会話しようって(笑)
オフレコでやって何の意味があるのか。
完全に有権者をバカにしてますよ。
それでもまた懲りずにすぐ忘れて自民党に投票する人が多いんでしょうかね。
ほんとに情けない。
それとこの件でも維新、国民民主、公明の自民応援3兄弟が何かと企んできそうですね。
次善は「外圧」で(どこから?)外国人記者クラブで記者会見をさせるしかないのか…
本来なら「刑務所行き」でしょうが…
海外でまっとうな民主制国家なら「刑務所行き」、少なくとも刑事訴追は確実でしょうね
最後の手段は…仕〇人さんにコンク〇ートで固めてもらって海に…(苦笑)
>the hang m… もとい、名高達郎さん
お願いします!(^^;)
もう10年以上、そんな義憤にかられっぱなしです。
クレーンに吊るしてやりたい悪徳政治家が後を絶たないこの国の現状に辟易しています。
お名前を使ってしまってすみません…
子ども(小学校低・中学年)のころ「ザ・ハングマン」や「必殺仕事人」を毎週視てました。
名高達郎や藤田まこと、より実はお色気が大好きでそれ目当てで視てました(^^;)
>クレーンに吊るしてやりたい悪徳政治家
それを想像しながらも、法によって処断する、ですよね。
(私の頭の中では、アベやその取り巻き(特に佐川!)を何度名高達郎や藤田まことetc.にあれやこれやさせてたことか…(佐川にはアベの悪事を白状させるために…以下略)(爆)
ブログ主さん、想像とは言いながら不謹慎ですみません…