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さすがわたくしが幹事長を務める政治団体「個人の尊厳」(仮称)代表の村野瀬玲奈さんは速報されていたのですが、2023年10月25日に福島第一原発にある放射能汚染水を処理する施設で、配管に硫酸液を流して洗浄する際に仮設のホースが外れて、作業員5人が、「廃液」=放射性物質を含む汚染水を浴びるトラブルがありました。
東電は5人の作業員の除染を行いましたが、お2人については汚染のレベルが下がらなかったため、病院に搬送されました。
東電はこの方々について現在も除染を継続する必要があり、経過観察のため、入院することになったと明らかにしました。
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
東電福島第一原発で、作業員が放射性物質汚染水をかぶってしまった事故について(メモ) #汚染水の海洋放出に反対します
今日はその続報なんですが東電は10月30日、飛び散った「廃液」の量を事故発生当時は100ミリリットルだと説明していたのに、急に数リットルだったと発表したんですよ!
そしたら廃液の量は数十倍じゃないですか!!
逆にいうと作業員が浴びた汚染水の量について本当の量の数十分の1だと公表していたことになります。
東電は入院した2人のほかに現場で作業をしていた3人への聞き取り結果から、飛び散った量を約100ミリリットルと判断したと言い訳しているのですが、被害者の作業員の方々に罪を擦り付けて言い訳しているわけですよね。
そして東電はその後、退院した2人に元請け企業を通じて聞き取り調査をした結果、飛び散った「廃液」は数リットルだったことが明らかになったと説明しているのですが、そもそも100ミリリットルが飛び散って5人が浴びるというのが不自然だし、それでそのうち2人が除染も効かないほど放射能を浴びたということになったら、どんだけ高濃度の放射性廃棄物なんだということになりますよ。
放出汚染水について東京電力自体が「処理水」に2021年3月末時点でセシウム134・137やストロンチウム90などトリチウム以外の62種類の核種が含まれていることを認めている。だから放射能汚染水なのだ
東電は10月30日にあらためて開いた記者会見で、具体的な飛び散った「廃液」の量については
「計算できず、分からない」
と言い出す始末。
しかも、東電は入院したお2人について事故発覚直後は1次請け企業の作業員と説明していたのですが、本当は3次請け企業だったことを明らかにした。
ここを何で東電が嘘をついたかといいますと、さらに、この2人を含む作業員に指示を出す班長は当日病欠しており、代わりに2次請けの監督者が入っていたが、廃液が飛び散った時は別の作業現場にいて立ち会っていなかった、ということを自白しないといけなくなったからなんです。
東電は
「責任者は作業中に現場にいなければならないという社内ルールが守られていなかった」
「正しい情報が収集できていなかった。おわびして訂正し、原因と対策を確認したい」
と話したということなんですが、東電の隠ぺい・ごまかし・嘘つき体質はもう福島原発事故前から延々と続いているわけです。
海洋放出されているのは処理水ではなく放射能汚染水。東電の発表で、タンクに貯められている「処理水」の7割弱でトリチウム以外の62の放射性核種の濃度が排出基準を上回り、最大で基準の2万倍近くに及んでいる
そして、10月30日の衆院予算委員会で、土屋品子復興相は東京電力福島第1原子力発電所で作業員が放射性「廃液」を浴びた事故について
「報道で知った次第だ」
と明らかにしたんですよ。
ほんまか!?なんやねんそれ!
そして、質問に立った立憲民主党の岡本章子氏から
「非常に問題だ」
と指摘されると
「いろいろな省庁と連携すべきだと反省した」
と応じたというのです。
維新の足立やすし議員「処理水を汚染水と表現することは偽情報でフェイク」。西村康稔経産相「まったくその通り」。通常の原発排水にはない放射性物質が何十種類も入っている以上、放射能汚染水と呼ぶのが正しい。
さらに岸田文雄首相は
「私は秘書官から報告を受けた」
と説明し、土屋氏の答弁を受けて
「関係省庁の連携や、意思疎通は重要だ。いま一度点検させたい」
と言ったのですが、担当大臣が報道で知ったとか、首相は秘書官から聞いたとかいうのが事実だとすると、政府による汚染水処理管理は全くできていないことがわかるし、嘘ならもう政府の言うことはなおさら信用できないということになります。
福島原発放射能汚染水の海洋放出は東電の情報開示、政府の監督体制の見直しの意味からもいったん立ち止まって中止すべきです。
毎日新聞の【処理水放出、農相の「認識の甘さ」露呈 支援策の実効性問う声次々】に足らない視点。日本の水産物を中国が全面禁輸したことで失った貿易額は1600億円。汚染水の海洋放出は一番コスパが悪い下策。
処理途中の汚染水だとこれだけ危険だというのも驚きですが、この事故一件でもこれだけ嘘で塗り固めてくる東電と政府がどれだけ処理後の水は安全なんだと言い張っても、それは国内でも国外でも信用されないでしょう。
そもそもこの事故を海洋放出問題に結び付けられないように、汚染水とか処理水と言わずに「廃液」と報道する村野瀬代表に言わせれば「報道業者」の報道姿勢がおかしい。
それにしても中国に日本の水産物を全面禁輸されて驚くとか、「廃液」事故を報道で知ったとか、円安問題でも露呈している岸田政権の緊張感のなさがこの問題でもひどすぎます。
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福島第一原発で作業員5人に放射性物質を含む汚染水かかる 2人病院へ搬送 配管を洗浄する際、仮設のホスが外れる
テレビユー福島
2023年10月26日(木) 11:51
国内
福島第一原発の汚染水を処理する施設で、作業員5人が汚染水を浴びたトラブルで、東電は搬送された2人が、入院したと発表しました。
福島第一原発にある汚染水を処理する施設で、きのう、配管を洗浄する際、仮設のホースが外れて、作業員5人が、放射性物質を含む汚染水を浴びるトラブルがありました。
東電は作業員の除染を行いましたが、このうち、2人について、汚染のレベルが下がらなかったため、病院に搬送されました。東電はこの2人について現在も除染を継続する必要があり、経過観察のため、入院することになったと明らかにしました。
1人は顔を除く全身が汚染されたということですが、皮膚への外傷は確認されていないとしています。
福島第一原発にある汚染水の処理設備を洗浄していた作業員に放射性物質を含む廃液がかかったトラブルで、東京電力は当初、飛散した廃液の量をおよそ100ミリリットルと公表していましたが、実際にはその数十倍に上るとみられることが、作業員への聞き取りなどから新たに分かりました。
10月25日、福島第一原発にある汚染水の処理設備で行われていた配管の洗浄作業中に、放射性物質を含む廃液をタンクに流すホースが外れて作業員に廃液がかかり、いずれも監視役だった20代と40代の男性に汚染が確認され、入院して除染を続けていました。
その結果、28日に放射能量が一定のレベルを下回ったことから、2人は退院しています。
東京電力はトラブルが起きた当初、現場の床に残っていた廃液の量をもとにホースから飛散したのはおよそ100ミリリットルとしていましたが、30日の会見で、その数十倍の数リットルに上るとみられることが新たに分かったと発表しました。
廃液が噴き出る様子についての作業員たちの証言や、飛び散ったあとが残っていた床の面積などから推定し直したとしています。
2人には防水性のあるカッパの着用が義務づけられていなかったことが分かっていて、東京電力は、ルールの見直しを検討しています。
政治
2023年10月30日 20:40 日本経済新聞
土屋品子復興相は30日の衆院予算委員会で、東京電力福島第1原子力発電所で作業員が放射性物質を含む廃液を浴びた事故について「報道で知った次第だ」と明らかにした。質問に立った立憲民主党の岡本章子氏から「非常に問題だ」と指摘されると「いろいろな省庁と連携すべきだと反省した」と応じた。
岸田文雄首相は「私は秘書官から報告を受けた」と説明。土屋氏の答弁を受けて「関係省庁の連携や、意思疎通は重要だ。いま一度点検させたい」と強調した。土屋氏は「復興庁は司令塔。これからしっかりと機能を果たしたい」と述べた。〔共同〕
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今まで絶対安全だと海外にも言ってきた手前、よう言わんだろうな。
この件の政府の発表は全て怪しいと考えて良いんじゃないだろうか。
20代男性の被曝線量
ガンマー線 / 0.11ミリシーベルト(セーフ)
ベータ線 / 6.6ミリシーベルト(アウト)
アルファ線 / わからず(・・・・)
とのこと
内部被曝が最も懸念されるアルファ線がわからない、とは期待を裏切らない連中ですが、壺愛と東電愛が拠りどころのネトウヨは線量が低いのをいいことにさぞ「ヘーキ、ヘーキ」と工作書き込みに励んでるのかと思いきや、、、
どうも、ヤフコメですらあまり擁護する気がないみたいですね
間接擁護が10コメに1つぐらいかな
因みに、線量が低くたって除染ができてなきゃこの20代男性は被曝し続けるわけですから、ネトウヨ以外はノープロブレムじゃないですよね
歌ってる場合じゃありませんが
♬「あなたがいれば、あぁあなたがいれば、つらくはないわ、この東電砂漠、、、」って感じでしょうか