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私が毎日チェックしているリベラルブログは
村野瀬玲奈の秘書課広報室さん、kojitakenの日記さん、そして、リアルでもご指導いただいてきた大先輩弁護士の
特に古希はとっくに過ぎられていてそろそろ喜寿じゃないかと思われる澤藤先生は、1日も欠かさず記事をアップされるようになって今週で10年目に突入ですから、もう頭が下がりっぱなしです。
その澤藤先生が、わたくしのブログの10年来の天敵、日本維新の会について
「核共有」「非核三原則見直し」「原発再稼働」「武力の拡大」…これが維新だ。
という記事を書いてくださいました。
その中で、澤藤先生は、2022年3月27日の党大会で維新の会が採択した今年度の活動方針について報道した産経新聞の後掲の記事を引用されながら
「維新とは、格別の政治理念を持つ政党ではない。権力を求める雑多なポピュリストたちの集合体である。
その理念なき集団が、いまリベラルなスローガンや政策ではなく、「憲法改正」「核共有」「非核三原則見直し」「防衛力拡大」などという右翼的方針を打ち出すことで票が取れる、党勢を拡大できると、国民心理を読んでいることが重要なのだ。
日本維新の会が理念として掲げるものは、「自立する国家」、「自立する地域」、「自立する個人」の実現である。
この順序が、国家からであることで、ぞっとさせられる。
この自立の意味は不明で、菅義偉流の「自助努力強要路線」との違いは認めがたい。」
と書いておられたのは、まさに我が意を得たりの思いでした。
それで元の産経新聞を読んで、さらに日本維新の会のサイトで今年度の活動方針を読みに行ったらもうびっくりです!
なんと、「憲法改正」「核共有」「非核三原則見直し」「防衛力拡大」、どれ一つ何も書いていないんです!!!
我が目を疑う、二度見三度見するとはこのことで、上から下まで全部何度も見たのですが、とにかく活動方針の中に政策が一つもないんです。
書いてあるのは
「第 26 回参議院議員通常選挙に勝利する 」
「2023 年の統一地方選挙に向け候補者を擁立し地方議員を増やす」
「次期衆議院議員総選挙で野党第一党を獲得する」
という選挙で勝つという話だけ。
たとえば、維新の活動方針では次の参議院選挙では12名の当選が必達、とか不動産会社の営業目標みたいなことは書いてあるのですが、自分たちが選挙で勝ったらどんな政治をしたいかについては、
「我々は、微修正ではなく社会システム自体を大改革が必要であり、特定の支持母体ではなく広く国民に支持される政策を提案し、既得権益や旧体制の利権構造を打破していかなければならない。未来志向で将来利益を最大化させ、合理性を追求しつつ、地方分権型の統治機構を作らなければ新しい時代を切り拓くことができないと考えている。
果敢なチャレンジを後押しして経済成長と格差解消し、次世代に誇れる日本を引き継ぐため、現状維持・微修正でごまかそうとする老朽化した巨大与党のプラン A に対し、我が党は新しい合理的な社会システムの構築を目指すプラン B として、引き続き「日本大改革プラン」を柱として本質的な論戦に挑み、政権獲得を目指して活動を加速させる。 」
と書いてあるだけで、プランBがどういうものなのか全く書いていないんです。
なんやねん、その日本大改革プランって(-_-;)。
最近、維新創設者の橋下徹氏が盛んにウクライナ危機についてプランBが大事だと言いながら、プランBが何か全く書かないので呆れていたのですが(笑)、やはり橋下氏と維新は一心同体でした。
橋下徹「ロシア軍叩き潰すしかない」に“手のひら返し”と批判(女性自身) -
— 橋下徹 (@hashimoto_lo) March 25, 2022
➡︎ほんと日本ではプランBの思考が欠如している。「終結するまでは自分たちの命を守るために敵軍を叩き潰すしかない。しかし終結は政治的妥結で実現するしかない」という論理が分からんのかね。 https://t.co/J5Pze9kLdN
この日本維新の会の活動方針には「中期経営計画」と書いてあって、どの選挙で何議席とるかばかり書いてあるのですが、まさに営業成績至上主義のブラック企業そのもの。
この活動方針に「政策目標×行動目標」というページがあったので、その政策目標のところをクリックすると政策が出てくるのかと思ったら、下の階層がないんですよwww
そもそも政党とは政策を実現するために結党する結社・団体なのですが、維新の会はとにかくデカくなって権力を握ればいいだけなんです。
こんな目標も理念もない、とにかく勢力を伸ばしたいだけという覇権主義の政党、この世に必要ないでしょう。
この人もドバイ万博へ。コロナ対策に専念しろ!
【#維新に殺される】あまりにも早いコロナ第7波の到来。東京都の新型コロナ感染者が先週火曜日の2倍、大阪府が4倍に。吉村府知事はドバイまで万博見学旅行に行っている場合とちゃうやろ!
本当は、澤藤先生に倣って、維新の「憲法改正」「核共有」「非核三原則見直し」「防衛力拡大」という活動方針を叩こうと思って調べ始めたら、活動方針に書いてないんだもん。
たまげましたよ。
それら4項目は産経新聞が、松井一郎代表や吉村洋文副代表や馬場共同代表が場当たり的にその場その場で言ってたのを無理やりまとめただけだったんです。
全国制覇を目指して勢力を拡大するだけなら山口組と同じじゃないですか。
こんなのただの団体であって政党じゃありません。
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日本維新の会は27日、大阪市内で党大会を開き、2022年活動方針を採択した。夏の参院選と来年の統一地方選で躍進し「次期衆院選で野党第1党を獲得」した上で「政権交代を目指す」と明記した。昨年の衆院選の勢いを維持し全国政党化することを目指すが、関西圏以外にも支持基盤を確立して「風頼み」から脱却できるかが課題となる。
松井一郎代表は党大会で、参院選について「自民、公明の圧倒的多数を打ち破る」と訴えた。
活動方針は、参院選で改選議席6から12以上を目指すとし、東京や大阪など5選挙区を最重点選挙区、独自候補を擁立する方針の北海道(改選数3)を含む8選挙区を重点選挙区に位置付けた。比例代表は立憲民主党を上回る得票数を目指す。統一地方選で地方議員を現状の約400人から600人以上に増やす目標も明記した。
維新は昨年10月の衆院選で、公示前の約4倍の41議席を獲得して野党第2党に躍進。しかし、今国会では存在感を示せていない。
22年度予算審議で大きな見せ場をつくることはできず、過去4番目の早さでの成立を許した。同様に「是々非々」路線を掲げる国民民主党が賛成し、注目を浴びたのとは対照的だ。看板の「身を切る改革」では、国会議員に月100万円が支給される文書通信費の見直しを求めるが、与野党協議で主張がどこまで認められるか見通せない。
共同通信の世論調査で衆院選以来の政党支持率はほぼ横ばいに推移し、3月は13・4%と、野党第1党の立憲民主党の9・4%を上回った。一方、所属の国会議員、地方議員は大阪を中心とした関西圏に偏る。維新幹部は「風頼みで当選した議員が多く、他党とは大阪以外の地元活動に差がありすぎる」と認め、今後に向け「地方の強化が課題。地元活動を頑張って自力を付けなければならない」と話している。(田島工幸)
「永田町の常識は世間の非常識。納税者の感覚をもってお金の使い方を改めていくことがわれわれの一番の仕事だ」。松井一郎代表(大阪市長)は党大会で、「身を切る改革」によって生み出した財源を住民サービスの拡充に生かすべきだと強調した。
ロシアによるウクライナ侵攻もあり、維新は参院選を前に緊急事態に対応するための憲法改正、米国の核兵器を自国領土内や周辺海域などに配備して共同運用する「核共有」、エネルギー価格の急騰に備えた原発再稼働の必要性を率先して訴えている。自民や立憲民主党に満足できない保守・中道層に「維新は現実を直視する政党」だと印象付ける狙いも透けてみえる。
藤田文武幹事長は取材に対し「自民をピリッとさせられるような、まっとうな提案型の保守の野党が求められている」と説明。「岸田文雄政権は何をしたいのかが分からない。『新しい資本主義』など出してくる政策は全て曖昧だ。現実を直視して議論すべきことから逃げている」とも語る。自民幹部は「維新は目の上のたんこぶになりかねない」と警戒を強める。
一方で課題もある。最近は本拠地の大阪以外でも知事選の推薦候補が勝利するなど全国政党に脱皮する兆しがあるとはいえ、維新参院議員は「参院選のように大きな選挙になるとしんどい。選挙区も広いので、うちのように地方議員が少ないとポスターを張るのもなかなか大変だ」と漏らす。
また、維新が打ち出す政策の意義は党内でも広く共有されていない。政府が国民に一定額の現金を毎月無条件で支給する「ベーシックインカム」を軸とした最低所得保障制度の導入に関して、維新ベテラン議員は「まるで社会主義国家だ。『自立する個人』を基本としてきた維新にはなじまない。財源の説明に困るのではないか」と主張。結党時からの熱心な支持者が離れかねないと懸念を示した。(内藤慎二)
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普段は、この手は書き込みしないのですが~
はい、団体で有って政治団体は表の姿です
(苦笑)
深い所をお知りになりたいなら、
『日本会議』『ハンナン』との関係を調べて見て下さい〜
維新のこのような「活動方針」について、ただ字面だけ書き写すだけの記事を出すだけの新聞、「政策が一つも載っていない」ことが問題だと言えない新聞、現実に維新のやっていることをきびしく批判できない新聞は、自らの無思考ぶり、無能ぶりを恥じるべきだと思うのです。
たとえば、このコロナ禍の中、ドバイにギャンブルの仕事に行くことについて批判的に報じない新聞がそれにあたります。
維新が政策をいちいち解説しないのは理解できますね。
そもそも、政党が書く政策を真面目に読むような層は、維新なんか支持しないでしょう。最初から捨てて良いのです。
おっと、そう書くと維新支持者に失礼ですか。維新の政策でウケたのもありますよね。
今でも金科玉条にしている、「身を切る改革」。
身を切る改革は、議員の身を切るようなことを言っていますが、実際には「公務員の身を切る」ということ。
これが、他人の不幸は蜜の味、という層に大ウケしたのです。
公務員の給料下がるならいい気味や、おもろいから投票したれ、というのが大ウケした、というのが維新の最大の成功体験でしょう。
まあ、そういう層が狙いですから、別に政策とかあんまり重要じゃないんです。
どうやったら票を獲れるか、それだけに集中しろ、です。
今んとこ、最大に効果があるのは、チンピラ集団の吉本興業とつるむことです。日本の一部地方では絶大な効果があるようです。
それでは限界があるので、議員ももっと考えろ、それが維新の最大の課題で、それしか考えなくて良いのでしょう。