2023年11月29日にイスラエル政府が釈放したパレスチナ人の人々とそのご家族。
イスラエル軍が攻撃しなくても、イスラエル政府が捕えているパレスチナ人を解放すれば、ハマスが拉致した人質も戻ってくるのに。
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イスラエル政府がハマスとの交渉を打ち切り、2023年11月24日から始まっていた一時休戦は1週間で終了。
イスラエル軍は12月1日から南部を含めたガザ全域に全面的に攻撃を再開しました。
休戦の間にハマスが拉致した人質が数十人もイスラエルに帰ることができ、逆にイスラエル政府にとらわれていたパレスチナ人も百数十人かパレスチナの地に帰ることができました。
その様子を動画で何度も見て、涙が止まりませんでした。
イスラエル人もパレスチナ人もその他の国の人々も同じ人間です。
その命は等しく尊く、殺しあうことに何の道義も大義名分もあり得ません。
10月7日に1200人もの市民を赤ちゃんまで含めて殺し、240人もの市民を拉致して人質に取ったハマスの行為は決して正当化できるものではありません。
しかし、ハマスが人質を解放したことでやっとイスラエルの刑務所から解放されたパレスチナ人たちは「テロリスト」ではなく、多くがただイスラエル政府に抗議しただけの一般市民でした。
ハマスが子どもや外国人を含む多数の人々を誘拐して人質にしなければ、そのパレスチナ人たちを解放しようとしなかったイスラエル政府も批判されるべきです。
イランメディアなどは10月7日、イスラエル南部に暮らすタイとフィリピンからの労働者数人がハマスの戦闘員によってパレスチナのガザに拉致されたと報じた。外国人の方々はハマスの誘拐の巻き添えだ。
ハマスが11月24日に公開した、人質を解放して赤十字に引き渡す様子を捉えた動画の静止画像。
ガザ地区でイスラム組織ハマスから赤十字国際委員会に引き渡される第二陣の人質。11月26日に公開された動画から(ハマス軍事部門提供・ロイター=共同)
ロイター通信は11月24日、イスラエルの刑務所から釈放されたとするパレスチナ人の様子を伝えた。
イスラエル政府によって妹が解放されたパレスチナ人女性。
そして人質交換もまだ一部しか済んでいないのに、イスラエル軍はガザ全域への空爆を再開し、ガザ南部への地上侵攻も始めました。
イスラエル軍のハガリ報道官は12月3日夜、ガザ全域に地上作戦を拡大していると明らかにし、軍トップのハレビ参謀総長は同日、
「我々がガザ北部で強力かつ徹底的に戦ったように、南部でも今それを実行している」
「昨日の朝から南部でも同じプロセスを始めた」
と述べて、北部同様に徹底的に作戦を進めると明言しました。
BBCニュース - イスラエル、ガザ攻撃再開 民間人が次々と死傷https://t.co/s66qqVLTKR pic.twitter.com/p6xiOiR3NK
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) December 2, 2023
中東の衛星テレビ局アル・ジャジーラは12月3日、ガザ当局者の話として、直近24時間で700人以上が殺害されたと報じました。
10月7日の戦闘開始以降の死者は計1万5500人以上にのぼります。
イスラエル政府は北部を爆撃・侵攻したときにハマスの拠点を叩くから100万人以上の市民に南部に避難しろと言っておきながら、その結果、今ガザ全域に暮らしていた200万人が集まっている南部に今度は空爆をして地上侵攻もするなどとは、戦争犯罪の名もおこがましい狂気の沙汰、ジェノサイド=大虐殺です。
12月2日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスで、イスラエル軍の攻撃で負傷し治療を待ち、「お母さん、お願い。ガザの外に出たい」と語る子どもら(ロイター=共同)
イスラエル軍の戦争犯罪でガザ北部の全病院が稼働停止。イスラエル陸軍に包囲されたガザ最大のシファ病院では未熟児ら34人死亡。軍は即時撤退、ネタニヤフ首相はパレスチナ自治政府と和平協議を開始せよ。
地元メディアのタイムズ・オブ・イスラエルが伝えたところによると、イスラエル政府のネタニヤフ首相は12月2日夜、イスラム組織ハマスの壊滅のために、ガザでの地上作戦を継続する姿勢を鮮明にして、人質全員を奪還することをあらためて強調しました。
しかしもし本当に人質の命を大切に考えているなら、ハマスをせん滅するのではなく、ハマスと人質交換を続ければよかったではないですか。
ネタニヤフ首相はこの日の記者会見で
「私ははっきりと、明確に言う。
すべての目標を達成するまで戦争を続ける。
そして、目標の達成は勝利なくしてできず、勝利は地上作戦をなくしてできない」
と訴えたのですが、これでは一時休戦はイスラエル政府を批判する声が国際社会で高まったのに対するガス抜きでしかなかったことは明らかです。
そもそもネタニヤフ首相はガザ攻撃の目的として、人質奪還とハマス殲滅だけでなく、ガザに新しい支配体制を敷くことまであげています。
それではフランスのマクロン大統領が言うようにイスラエル軍のパレスチナ人への攻撃は十年かかってしまうでしょう。
そして、ネタニヤフ首相は無期限でガザにイスラエル軍を駐留させると言い出しています。
国際社会はイスラエル軍に対してガザ地区から即時・無条件・完全に撤退せよと声を大にして要求するべきです。
イスラエルのネタニヤフ首相がガザについて「イスラエルが無期限で全体的な治安の責任を負う」とイスラエル軍の無期限駐留を明言。だからただの「戦闘中断」や「停戦」ではなくイスラエル軍の即時撤退が必要だ。
そして、国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官は12月3日、イスラエルとパレスチナ自治区への訪問を終えて声明を発表しました。
カーン氏は、10月7日のハマスによる攻撃を受けたイスラエル南部の現場を訪れ、犠牲者や人質の家族らと面会したうえで声明で
「10月7日の罪のないイスラエル市民に対する攻撃は、人類の良心に衝撃を与える最も深刻な国際犯罪だ」
と述べました。
まさにその通りでしょう。
BBC 身内を抱きしめるまで解放の発表信じないとイスラエルの家族……遺体を抱き嘆くガザの家族
子どもを殺し外国人を殺し拉致したハマスは全世界を敵に回した。パレスチナ人とハマス、イスラエル人とイスラエル政府は全く別のものであるということをわきまえて、報復の連鎖を断ち切ろう。
さらにカーン氏は声明で、イスラエル軍の攻撃によるガザ地区での人道危機などを踏まえ、
「この状況に関する捜査を進めるための取り組みをさらに強化する」
「全ての当事者は国際人道法に従わなくてはならない」
「さもなければ、われわれが(捜査に)乗り出さざるを得なくなっても文句は言えない」
と警告しました。
そして、カーン氏はICCの検察官による初のパレスチナへの公式訪問として、ヨルダン川西岸地区ラマラを訪れ、パレスチナ自治政府のアッバス議長らと会談を行ないました。
そしてパレスチナ人の犠牲者の家族らとも面会して、ヨルダン川西岸地区で急増しているイスラエル人入植者によるパレスチナ人住民への攻撃に対する
「深い懸念」
も表明し、これらについても集中的かつ緊急の調査を続けている、と強調しました。
これまでイスラエル政府と軍による蛮行をICCが見過ごしにしてきたことは責められるべきで、我々は国際刑事裁判所がハマス同様にイスラエル政府に対しても厳正な捜査を続けるか監視しなければなりません。
ICCがハマスとイスラエル軍双方に警告したのは当然だ。
プーチン大統領にも逮捕状を出した国際刑事裁判所(ICC)のカーン主任検察官が、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザ住民への支援物資供給を妨害することは戦争犯罪に該当する可能性があると警告!
それにしても、今ある国際法に違反する国の政府を法に従わせるのがいかに大切な事か。
国内法でも国際法でも、法は人々の命と人権を守ることがその究極の目的ですから当然です。
世界中で戦争をしまくってきたアメリカ政府の戦争犯罪をちゃんと追及して国際法秩序が守られていれば、イスラエルの戦争犯罪も可及的に防ぐことができました。
ロシアや中国の国内の人権侵害を放置してきたことが、両国の国際法無視の蛮行を許してしまっています。
だから、ハマスとイスラエル軍に対するカーン検察官らの捜査と法的な制裁のアプローチが武力による解決を避ける根本的な方法なのです。
法は平等に適用されてこそ「法の支配」の名に値します。
国連憲章に違反してウクライナを侵略して戦争犯罪を続けるロシア政府や、大量虐殺や誘拐をしたハマスや、ガザで一般市民を無差別攻撃するイスラエル軍と政府、それを陰に日向に支援するアメリカ政府を批判してその蛮行をすべて止めたければ、ご都合主義やポジショントークでどれか一部だけを批判して他は許すという偏頗な態度ではダメなのです。
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ハマス、全イスラエル兵解放の用意 パレスチナ人収監者全員と交換で
2023年11月30日 9:17
【11月30日 AFP】イスラム組織ハマス(Hamas)の幹部は29日、イスラエルとの戦闘休止延長交渉が進められる中、イスラエルに収監されているパレスチナ人全員と引き換えならば、拘束しているイスラエル兵全員を解放する用意があると述べた。
ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)の元保健局長、バッセム・ナイム(Bassem Naim)氏は訪問中の南アフリカ・ケープタウンで記者会見し、30日未明に6日間の期限を迎える戦闘休止を延長するため「厳しい交渉」を行っていると語った。さらに「収監されているパレスチナ人全員と引き換えに、(イスラエルの)兵士全員を解放する用意がある」と述べた。
ハマスは先月7日にイスラエル南部を奇襲した際、約240人を拉致した。
今回の戦闘停止合意の下、これまでに人質とされていたイスラエル人60人と、収監されていたパレスチナ人180人がそれぞれ釈放された。
ハマスが現在も拘束している人質には今回の人質交換から除外された兵士も含まれており、今後、この兵士らが重要な交渉カードとして利用される可能性が高い。
人権団体によれば、イスラエルの刑務所には7000人以上のパレスチナ人が収監されている。これまでに釈放された若者や女性よりも著名な人物が多く残っているという。
ハマス側は先月の時点で、イスラエルに対し、人質全員の解放と引き換えに収監されているパレスチナ人全員の釈放を要求していた。
ハマス関係筋によれば、ハマス側はさらに4日間の戦闘停止延長を望んでおり、イスラエル人の人質をさらに解放する用意がある。(c)AFP
パレスチナのガザ地区で軍事作戦を再開したイスラエル軍は、3日も地区の全域を爆撃し、南部への地上侵攻を始めたことを明らかにしました。ガザ地区の保健当局は、この3日間で合わせて300人以上の死亡が確認されたとしていて、市民の犠牲が拡大しています。
イスラエルやパレスチナに関する日本時間12月4日の動きを随時更新でお伝えします。
ガザ地区保健当局“この3日間で確認された死者数は316人”
ガザ地区での軍事作戦を1日に再開したイスラエル軍は、残る人質の解放とイスラム組織ハマスの壊滅を目指すとして、地区の全域で激しい攻撃を続けています。
軍トップのハレビ参謀総長は3日、「われわれはガザ地区北部でハマスに対して強く徹底的に戦ったのと同様、南部でもこれを始めている」と述べ、前日の2日朝から南部への地上侵攻を始めたことを明らかにしました。
これに対してハマス側も応戦していると見られ、南部の中心都市ハンユニスの数キロ北では激しい戦闘が行われていると報じられています。
イスラエル軍は北部では、前日に続いて地区最大のジャバリア難民キャンプへの空爆を行い、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは100人以上が死亡したと伝えています。
現地からの映像では、がれきの中で子どもたちが家族を探す様子や、このうち1人の男の子が「父親と兄弟は殉教してしまった」と、声を振り絞るように泣き叫ぶ姿が写っています。
南部ハンユニスでも激しい爆撃が行われ、イスラエル軍は攻撃に先立って住民にさらに南に避難するよう指示するビラをまいたとしていますが、地元の病院には負傷した市民が次々と搬送されています。
ガザ地区の保健当局は、この3日間で確認された死者数は合わせて316人、負傷者は664人に上るとした一方で、実際の死傷者はそれよりはるかに多いとしています。
さらに、戦闘開始からの2か月近くの死者数は1万5523人、負傷者は4万1316人だと発表しました。
保健当局の報道官は「医療物資と人手が全く足りず、多くの人が失血死している。攻撃をやめさせるよう、世界中の人たちの良心に呼びかける」と訴えています。
現地で活動しているUNICEF=国連児童基金の担当者も、子どもたちが戦闘の巻き添えになったり、衛生環境の悪化による感染症で死亡したりする危険性が高まっていると指摘し、人道危機が深刻化しています。
イスラエル軍“ハマスの軍事用トンネル 約500か所を破壊”
イスラエル軍は3日、ガザ地区での軍事作戦を始めた10月以降、およそ1万回の空爆を行ったほか、ハマスが軍事目的に使っていると見られるトンネルを800か所以上発見し、このうちおよそ500か所を破壊したと発表しました。
その様子を公開した映像では、モスクの中でトンネルの入り口を発見したとして、部屋の片隅の床下を持ち上げると1人が入れるほどの縦穴が現れ、下へと続くはしごがかかっているのが分かります。
また、ガザ地区の北部だとする映像では、10年前、ドイツの団体から現地に寄贈された学校のすぐ外に、四方をコンクリートで固められた深さ15メートルの縦穴を発見したとして、撮影している兵士が「ハマスによる、学校の皮肉な使用方法を見ることができる」とコメントしています。
映像ではほかにも、住宅の前などの、土に覆われた地面にある複数の縦穴を写し、それらを爆破して破壊する様子を見せています。
フーシ派“イスラエルの船舶2隻を攻撃”
イスラエルと対立するイエメンの首都サヌアを含む北部を掌握する反政府勢力フーシ派は3日、ビデオ声明で紅海につながるバーブルマンデブ海峡でイスラエルの船舶2隻に対する攻撃を行ったと発表しました。
1隻についてはミサイルで、もう1隻については無人機での攻撃を行ったとしていて、「イスラエルがガザ地区への侵攻をやめないかぎり、イスラエルの船舶による紅海などでの航行を阻止し続ける」などとしています。
これについてアメリカ国防総省の報道担当者は3日、「紅海でのアメリカ軍のミサイル駆逐艦『カーニー』と複数の商業船への攻撃に関する情報は把握している」として、何者かによる駆逐艦などへの攻撃があったと明らかにしました。
フーシ派はイスラエルに関連する船舶も標的になるとしていますが、アメリカの駆逐艦については言及していません。
フーシ派は先月19日にも紅海を航行中だった日本企業が運航する貨物船をイスラエルの船だと主張して乗っ取るなど、これまでにも周辺海域での攻撃などを繰り返しています。
イスラエル軍 報道官「無関係の商船2隻にミサイル発射された」
一方、これについてイスラエル軍のハガリ報道官は3日「きょう、イスラエルとは関係のない商船2隻にミサイルが発射された。1隻は重大な損傷を受け、沈没の危険にさらされており、もう1隻は軽度の損傷を受けた」と述べ、イスラエルの船舶ではないという認識を示しました。
その上で「これはフーシ派が組織した破壊的な事件であり、フーシ派が使っているのはイランの兵器であることを理解すべきだ。さまざまな情報、それに攻撃の能力や手法はイランの関与を示している。この地域におけるイランの破壊活動は世界的な問題であり、これに世界がどう反応するかが重要だ。この海域での航行の自由が危険にさらされつつある」と、警鐘を鳴らしました。
アメリカ軍 “紅海南部の国際水域で商船3隻が攻撃受ける”
アメリカ中央軍は3日、声明を発表し、紅海南部の国際水域を航行していた商船3隻が4回にわたって攻撃を受け、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦が無人機を撃ち落とすなど対応したと明らかにしました。
声明によりますと、ミサイル駆逐艦「カーニー」は、3日午前9時すぎ、イエメンの反政府勢力フーシ派の支配地域からイギリスの会社が所有・運航するバハマ船籍の貨物船に向かって弾道ミサイルが発射され、近くに着弾したのを確認したということです。
およそ3時間後、「カーニー」は、この貨物船から、フーシ派の支配地域から発射されたミサイルによって攻撃されたと通報を受け、貨物船の被害状況を調査していたところ、無人機を確認したため、これを撃ち落としたとしています。
そして午後3時半、別のイギリスなどの会社が所有・運航するパナマ船籍の商船は、フーシ派の支配地域からミサイル攻撃を受けて損傷したほか、午後4時半にはパナマ船籍の貨物船で、8か国の船員が乗り組む別の船舶もミサイル攻撃を受けたということです。
いずれもけが人はいなかったとしています。
アメリカ中央軍は声明の中で「一連の攻撃は国際貿易と海洋安全への直接の脅威だ。攻撃はフーシ派によるものだがイランによって可能になっている」として、フーシ派を支援するイランを非難しました。
米ホワイトハウス「移動の住民を考慮するまで作戦見たくない」
アメリカ・ホワイトハウスのカービー戦略広報調整官は3日、ABCテレビに出演し、イスラエル軍によるガザ地区南部での軍事作戦について「イスラエル軍は北部から南部に住民たちを移動させているのだから、こうした人たちを考慮するまでは、南部の作戦は見たくないと公言してきた」と述べ、北部から避難してきた人たちも含めて、住民たちに危害が及ばないようイスラエル側に重ねて求めました。
イスラエル軍によるガザ地区南部での軍事作戦をめぐっては、バイデン大統領が先月26日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談した際、南部には大勢のパレスチナ住民がいるとして、イスラエル軍が北部で行ったような広範囲に攻撃が及ぶ作戦は繰り返してはならないと伝えたと、アメリカのニュースサイトアクシオスが報じています。
ロンドンで平和願う集い 旗など所属示すもの持たず
イギリスのロンドンでは、宗教団体や慈善団体などが呼びかけたイスラエルとパレスチナの平和を願う集いが3日、開かれました。ロンドンの首相官邸前には1000人以上が参加しました。
屋外に設けられたステージには、ハマスによる攻撃で両親を失ったイスラエル人のマーゲン・イノンさんと、ガザ地区に親戚が暮らすパレスチナ人の平和活動家ハマズ・アワドさんが登壇しました。イノンさんは「恐怖と憎しみを捨て、よりよい未来が可能だという希望を持つことが大切だ」と涙ぐみながらスピーチし、アワドさんと抱擁を交わしていました。
参加者はイスラエルやパレスチナの旗やプラカードなど所属を示すものは持たず、ろうそくの形をした小さなライトなどを手に、静かに祈りをささげていました。
アワドさんは「ガザ地区で起こっている殺りくは、怒りと復讐心が動機にあり、今すぐやめなければならない。長引けば長引くほど、私たちの未来は暗くなる。世界が介入し、傷ついているイスラエルとパレスチナを助ける必要がある」と話していました。
多数のイスラエル人が殺害・拉致された10月7日のハマスによる奇襲について、カーン氏は「人類の良心に衝撃を与える最も深刻な国際犯罪の一つ」と非難。イスラエルはICCに加盟しておらず管轄権も認めていないが、ハマスの犯罪に関しICCが捜査に協力する意向を表明した。
一方で、イスラエル側にもパレスチナ自治区ガザの民間人を保護する責任があると指摘。「現在の衝突で起きた(戦争)犯罪に関し、信用するに足る申し立ては、独立した調査の対象とすべきだ」と述べ、多数の犠牲者を出したイスラエル軍の反撃も法的側面から検証する必要があるとの見解を示した。
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停戦合意時に確かにイスラエル政府は拘束していたパレスチナの人たちを一定数解放しましたが、“ほぼ同数のパレスチナの人たちを拘束していた”そうです。
曲がりなりにも人質を解放していたハマスと『人質を解放した…傍らで別の人質を確保していた』イスラエル政府……。
初期の戦闘でのハマスは確かに擁護できませんが、『人質解放』したふりをしたシオニスト(≠善良なユダヤ人)の牛耳るイスラエル政府の悪辣さは…。
https://johosokuhou.com/2023/11/30/70899/
☆ヨルダン川西岸をイスラエル軍が襲撃、10月から50人以上死亡 ガザは戦闘停止延長で一時合意 パレスチナ人の釈放後に別のパレスチナ人拘束
2023年11月30日 情報速報ドットコム
◎しかしながら、ガザ地区とは別のヨルダン川西岸にあるイスラエルの占領地域ではパレスチナ人に対する襲撃や拘束行為が相次ぎ、この数日間で釈放されたパレスチナ人117人に対して、116人のパレスチナ人がイスラエル軍によって新たに拘束されたとも報道されています。
イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ:パレスチナ人被拘禁者に対する拷問 拘束急増の中で
https://www.amnesty.or.jp/news/2023/1121_10134.html#
人質の解放人数でハマスとイスラエルの違いが報道されていたが、イスラエルがたくさんの解放をする理由がよくわかる。
記事は11月21日なので、今はさらに増えているのだろう。
これが本当ならとんでもないことです。自分の保身のために人々の命を奪っていることになります。
世界のならず者国家と言えば今やロシアとイスラエルでしょう。