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珍しくＮＨＫのスクープです。
ＮＨＫは２０２３年９月１３日の内閣改造で入閣した閣僚と自民党の役員人事で起用された新しい党４役について、２０２１年の政治資金収支報告書を調査しました。
そうしたところ、自民党の高市早苗大臣、萩生田政調会長、小渕優子選対委員長らが代表をつとめる各政党支部が、２０２１年秋の衆議院選挙の直前に、国の公共事業を請け負う業者から寄付を受けていたことが分かりました。
２０２１年衆院選は１０月１４日が解散、３１日投開票。まさに衆院選直前の衆院選のための寄付だ。
それぞれの言い訳は
高市経済安保担当大臣
「次の自民党総裁選挙に向けて頑張ってほしいということで寄付をいただいた。衆議院の選挙に関して寄付を受けたものではない」
「法的な問題はないと認識しているが、誤解を招くようなことがないよう、すでに返金をした」
萩生田政調会長
「直ちに法律に違反するものではありませんけれども、選挙の時期の寄付ということで、誤解を招く恐れもありますので、道義的な観点から返金を行う予定でございます」
小渕ドリル優子選対委員長
「国の仕事に携わっているかどうかを調べるすべがないため、ご指摘いただいた時点でお返しをした」
息をするように嘘をつく高市氏。
高市早苗氏がまた見苦しい言い訳。｢礒崎さんという名前もしくは放送行政に興味をお持ちだと知ったのは今年3月になってからです」答弁が大嘘つきだとの批判に対して「即座に答弁する中で日本語が乱れた」(笑)。
ええとですね。
公職選挙法は国の公共事業を請け負っている事業者が、国政選挙に関して寄付することを禁じています。
ですので、高市・萩生田・小渕各氏が受け取った献金は公職選挙法違反の違法な寄付であり、彼らの責任は道義的なものではなく法的な責任です。
高市氏は
「法的な問題はないと認識している」
萩生田氏は
「直ちに法律に違反するものではありません」
などと言っていますが、もし本当にそう思っているならそれだけで国会議員をやっている資格はないと言えます。
さすが統一教会の親族と言われる男。
統一教会の「親族」と言われ、統一教会の解散に反対している萩生田光一自民党政調会長が、山際大志郎前大臣を新型コロナ対策本部長に横滑りさせ、統一教会被害者救済法を任されているという岸田自民党の現実。
高市氏は国政選挙に関して公共事業を請け負っている業者から寄付を受けたら違法と分かっているので
「次の自民党総裁選挙に向けて頑張ってほしいということで寄付をいただいた。衆議院の選挙に関して寄付を受けたものではない」
とまた大嘘をついていますが、かえって違法献金であることの自覚があったことの自白になっています。
なにしろ、献金を受けたのは衆院選直前で、次回の自民党総裁選は２０２４年秋までないんですから。
ドリル優子氏が自分の選挙地盤の地元の業者なのに
「国の仕事に携わっているかどうかを調べるすべがない」
という、頭にドリルで穴をあけられてロボトミー手術を受けたかのような大嘘を言っていることといい、自民党議員の遵法精神のなさには恐れ入ります。
岸田文雄総理総裁が選りによってドリル小渕優子氏を自民党選挙対策委員長に。甘利明氏を幹事長にしたり、杉田水脈氏を総務政務官にしたり、岸田首相が政治とカネの問題や人権問題を全く気にしていない証拠だ。
今現在のＸの自民関係のトレンドが
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今月入閣した閣僚と自民党の新しい党4役のうち、高市経済安全保障担当大臣と、萩生田政務調査会長、小渕選挙対策委員長の3人が代表を務める自民党の政党支部が、おととしの衆議院選挙の直前、国の公共事業を請け負っている事業者から寄付を受けていたことがわかりました。
公職選挙法は国の公共事業を請け負っている事業者が国政選挙に関して寄付することを禁じていて、NHKの取材に対し、3人の事務所はいずれも道義的観点から寄付をすでに返金したか、今後、返金する予定だと回答しています。
NHKは今月13日の内閣改造で入閣した閣僚と自民党の役員人事で起用された新しい党4役について、おととし・令和3年分の政治資金収支報告書を調査しました。
その結果、おととし10月の衆議院解散の日から選挙の投票日までの間、萩生田光一 政務調査会長が代表を務める「自民党東京都第二十四選挙区支部」が130万円、高市早苗 経済安全保障担当大臣が代表を務める「自民党奈良県第二選挙区支部」が50万円、小渕優子 選挙対策委員長が代表を務める「自民党群馬県第五選挙区支部」が10万円、それぞれ、国の公共事業を当時請け負っていた事業者から寄付を受けていたことがわかりました。
公職選挙法は国の公共事業を請け負っている事業者が、国政選挙に関して寄付することを禁じています。
NHKの取材に対し、萩生田政務調査会長の事務所は「国の公共事業を受注していたことは知らず、政治活動に対する支援と認識しています。ただちに法律に違反するものではないですが、道義的な観点から返金のうえ、収支報告書の訂正を行う予定です」としています。
高市経済安全保障担当大臣の事務所は「会計責任者に確認したところ、国との請負契約関係について寄付の当時、全く承知していないとのことでした。寄付は選挙に関するものではなく政治活動への支援ですが、誤解を招かぬよう道義的観点から返金させていただきました」としています。
小渕選挙対策委員長の事務所は「寄付を受けた当時、会社が国と請負契約を締結していることが確認できました。そのことは全く知りませんでしたが、誤解を招かぬよう道義的見地から返金をしました」としています。
松野官房長官「適切に説明することが重要」
松野官房長官は閣議のあとの記者会見で「個別の事案についてコメントは控えるが、政治家としての責任において適切に説明することが重要だ」と述べました。
また岸田総理大臣の任命責任を問われたのに対し「私が答える立場にはない」と述べました。
（左から）自民党の高市早苗経済安全保障担当相、萩生田光一政調会長、小渕優子選対委員長
代表を務める政党支部が２０２１年衆院選の直前、国の公共事業を請け負った事業者から寄付を受けていたとの一部報道を受け、自民党の萩生田政調会長は２２日、寄付を受けた事業者が公共事業を受注していたことは知らなかったとした上で、「直ちに法律に反するものではないが、誤解を招く恐れもあるので道義的な観点から返金を行う予定だ」と記者団に説明した。
同様に報じられた同党の小渕優子選挙対策委員長は同日、「こちらでは国の仕事に携わっているかどうか調べる術がない。ご指摘いただいた時点でお返しさせていただいた」と述べた。
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日本ではこういうことはかつては、「秘書が…」とか側近に刑事罰を受けさせ…出所後は…(まさに「ヤクザ映画」よりヤクザな」政界(powered by 財界)
中曽根の罪を被った藤波氏、子ども心によく覚えています)
「法的な問題はないと認識している」
「直ちに法律に違反するものではありません」
＝「は？、何か？(ほくそ笑み)」
と言ことですよね
検察、舐められてるぞ！
検察よ、今こそ奮起せよ！
あ、そうそう、冷めたピザもお忘れなく。マダム回転寿司って同時期だったかしらん？
僭越ながら、ロボトミー手術の被害者への配慮もお忘れなく。
黒澤映画なら隠し砦、ならぬ「ゼネコン砦の三悪人」ってとこでしょうか
しかし優子版のゲッター２はこれで見ると正義の味方っぽくて、とてもドリルを悪用するようには見えませんね（笑）
ネットの反応は斜め読みしかしてませんが、やはり金額の少なさから問題を矮小化するといういつものパターンが散見されますね
そいつらもこんなのは氷山の一角にすぎず、収支報告書の外でもっと色々なカネが動いてるのは百も承知ですが
＞HDに孔
孔子なら「HDDのあなあな…」(それ歌奴だろ！…ってかブログ主さんもわからないでしょう某落語家のネタです、って私はそのネタを直接知ってる世代ではありません、でも一度師匠の別のネタを高座で聴いたことがあります)
孟子なら「穴も親孝行ならよし」
荀子なら「穴も庶民を潤すならよし」
韓非子なら？
私は老荘思想かぶれです
(時々拝見さんの「孔」に触発されてしまいました(^^;)