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2012年5月19日付け関連記事
5月31日(木) 司法試験予備試験ファイナル答練 宮武ゼミ開講! 落ちない答案教えます!!
法学書院刊「司法試験合格答案の作法」に載せる平成23年度司法試験予備試験 論文試験の問題・合格答案作成上のポイント・宮武嶺作成の解答例を随時掲載し、更新していきます。
今回は、憲法と一般教養科目について書いてみました。
7月29日 行政法追加(午前1時00分)
さらに刑法も今アップました(午前2時20分)。これは事案が可哀想すぎる!!!試験問題の問題文を見て泣きそうになったのは初めてです。もう寝ようかなあ。
刑事訴訟法も出来てしまった(午前3時15分)。簡単です、刑法に比べると。こういう仕事の仕方がいかんのだ、反省、反省。寝るぞ。
一般教養科目の問題は法務省のホームページにも載っていませんのでお得ですよ。また、問題文が福沢諭吉に関する論考ですので、一般の方々も興味を持ってご覧頂けると思います(私の答案より、問題が素晴らしい。久しぶりに大学入試を思い出しました 笑)
なお、解答例は時間制限内で書きましたので、水準はそこそこの合格者レベルだと思ってください。
8月13日 実務基礎科目 刑事 答案作成
散々下の中間所感で悪口を書いたのでやってみました。一応、実務家の端くれですから、受験生が90分なので60分で書き、推敲もしていませんが、昨日ピザを食べ過ぎてお腹が痛いので(汗)、もうアップしちゃいました。
解いてみての感想は、問題はあっけないほど簡単だけど、解答を書くのはやはり面倒くさいと言うことです。それでも器用な受験生なら90分あればなんとかなります。時間短縮のこつも書いておきましたので参考にしてみてください。
さて、8月10日から
という生講義をLEC東京リーガルマインド梅田駅前校で開始します。
コンセプトは「賢くなくても賢く見える答案」、判例編です。
新司法試験などで問題の素材にされる判例は実は限られています。その最重要判例を生かしてどうやって具体的な問題の答案を作っていくのかを伝授します。
とにかく値段を聞いて見てください。WEB・DVDクラスも安いのですが、生クラスがそのさらに3分の1でめちゃ安いです(涙)。1回3時間800円です。教える気なくなりそうです(号泣)。
テキストは有名法科大学院に秘密裏に結成された「チーム宮武」制作、宮武嶺監修です。なんと、1判例につき、10ページの解説付きです。百選はもちろん基本書等を見なくても、これだけで勉強が完結するようになっています。
判例の定立した規範とその趣旨、条文の要件・効果、判例を支持する学説と反対説の論理、具体的な問題に応用できる答案例と過去問に対する応用、判例百選以降の最新判例の分析。。。。などなど、ものすごいテキストになっています。
新司法試験対策はもちろん、予備試験、法科大学院入試対策にもなります。是非、トライしてください。
判例百選で書く合格答案の作法開講 8月10日 新司法試験論文式試験 対策講座
中間所感 7月30日午前0時過ぎ 記述
法律実務基礎科目、特に刑事でやる気が削がれました。
昨日まで、法律科目や一般教養科目を解いているときには、感動してました。試験委員のやる気が手に取るように分かったんです、問題解いてみて。
司法試験予備試験は、法科大学院のバイパスじゃなくて、もう一つの王道なんだなあと思いました。新司法試験を受ける資格を手に入れる、まさに予備試験として、よ~~~く練られてました。
理論的力があるかどうか、つまり、将来モノになるかどうかを聞いてきてくれる。判例の知識なんて今はDVDやネットでいくらでも検索できるんですから。応用力や判断力、つまり、条文や判例という道具を使う力が実務適応力なんです。
問題のレベルだけではなく、問題文の分量も時間に対してよく考えられていました。これはまだ解答を載せていない民事三科目も同じようです。
ところが!
実務基礎刑事は、「犯人性」、つまり、被疑者・被告人が真犯人なのか判定する力、証拠から事実認定をする力を試してきました。
これはロースクールでは、刑事裁判実務とか刑事模擬裁判などという名前の科目で教えられている科目です。ですから、法科大学院を卒業したのと同じ力があるかを問う予備試験で出題されるのは当然です。
問題は、これが90分では書けない問題だと言うことです。試しに法科大学院卒業生に解かせてみれば分かります。絶対にろくな答案を書けませんよ。というか、90分ではほとんどの刑事実務に通暁した実務家でも無理です。問題のレベル云々より、時間に対して量が多すぎるんです。問題文は3ページですが、使える事実がてんこ盛り過ぎ。民事だって設問を5つも用意するのはやり過ぎでしょう。
試験委員の上手の手から水が漏れて、気合いが入りすぎた、というところかもしれませんが、やはりそういう問題を法科大学院卒業程度の力を問う予備試験の問題にするのはやはりおかしいですよ。
今後の対策として、司法研修所の教科書である「刑事弁護実務」だとか「検察講義案」(いずれも法曹会)を使って勉強しましょう、なんておかしいでしょ?司法研修所は予備試験のあとのさらに新司法試験に合格してから入るところなんだから。
一般教養科目は、誰にでも解けて、しかも国語力の差で答案の出来に差が出る良い問題でした。しかし、このような実務基礎科目では差がつかないと思いますよ、受験生が誰も書けなくて。
だからって言って、来年、急には軟化させられないのが試験というもの。これから労多くして実り少ない努力をさせられる受験生が気の毒です。少し頭に来ました。結局これでは、予備試験にトライしようとする人の意欲を削ぎかねません。
でも、8月になったら、実務家の端くれの維持にかけて、必ず答案をアップしますね。試験対策も考えてみます。
司法試験受験生は必ず二つともクリックしてからリンクに飛んでください(笑)
では、できたてほやほやの予備試験解答例をどうぞ!
Stay Goldの司法試験掲示板「The Rainmaker」です。
11歳のマーク少年(ブラッド・レンフロ)は、偶然に、殺された上院議員の死体の隠し場所を知ってしまう。だがそのため、野心家の連邦検事とFBIの両方に追われることになる。 マークは身を守るために、離婚歴のある女弁護士、レジー(スーザン・サラン ドン)を雇う。たった1ドルで...。父親がいない家庭で、母親と幼い弟を守らなければならない少年マー ク。離婚訴訟に負け、愛する子供を手放した過去をもつレジー。2人は依頼人と弁護士という立場を越えて、しだいに人間として対等に認めあう関係になってい く。
『ザ・ファーム/法律事務所』『ペリカン白書』に続く、弁護士作家ジョン・グリシャムのベストセラーの映画化、第3弾である。辣腕検事としてトミー・リー・ジョーンズが加わる必見の名作サスペンス。
刑訴なんて40分で書けてしまい、用事をしてからアップしたくらいです(笑)。
もっと書くことのある問題もあったのですが、大切なのは、5つ論点を書ける問題でも3つしか書けなくてもいいから、メリハリをつけある論点には力を入れて書くってことです。
そうすると知識はないけど論理力はあるという若手の答案に見えます。
現に柴田孝之先生に見てもらったら、「若々しい答案ですねえ!こんな答案に戻りたい(汗)」と言われました(笑)
偶然にも、ためになるサイトを見て
しまいました。勉強になりました。
昨年は論文Bで不合格でしたので、
ここの教えをヒントにレベルアップを
図ってみます。