アラコキ奮闘記 安保法案

2015-09-16 09:52:08 | 日記
9月16日 また、デモに行ってきました(デモ その2)
 
 いよいよ安保法案も大詰め(と言っちゃあいけないのか、シールズ奥田君?によればこれからが始まりなのだから)、イライラしながら、院内の攻防をTVで見ているよりも、大阪の集会を探し、今日は中の島公園・水上ステージに向かう。
 18時10分ころ、日曜のウツボ公園を想定して行ってみれば、はるかに集まっている人は少ない。それでも、続々とはいえないが、老年の夫婦連れなど、来るときに追い抜いてきた人々も集会の輪に入ってくる。どうも主催者は「ゼンコウ」というところらしい。配布プリントを見たら「平和と民主主義をめざす全国交歓会」とある。ハハーンと思う。それと交歓はないデショ、楽しみの集会?私の語感には合わない。でもこの非常時だ、別にどこでもいいよ。
 
 18時半出発、デモコースは、市役所を回って、淀屋橋を東行、北浜、天満橋を経て、大阪城へと。市役所近辺では、デモを揶揄した橋下へのシュプレヒコールも行われた。マ、この際ついでだけど、実害をこうむり続けて悪感情を持っている私としても便乗した。今日のシュプレヒコールで良かったのは、「安倍晋三は日本を壊すな」。
 
 主催者発表では350人の隊列だから、交差点でもあまりトラブラず、速い。天満橋、懐かしの職場周辺に来た。今回初めて知ったのだが、自民党大阪府連がある。デモ隊はここでもアドリブのシュプレヒコールを入れたが、よく分からない。
 と思う間もなく大阪城公園に着いたのが19時40分であったので、1時間余をかけて2Km強のデモを歩いたことになる。総括集会が開かれ、団体、飛び入りの参加者たちのスピーチがあった。ロートルも、高校2年生も「今日が初めての参加」と言い、気持ちがこもっていた。また、今晩から夜行バスで東京まで行く4人の若者からのスピーチがあった。昔なら決意表明として、お堅い挨拶になるがちだが、身の丈にあった話で好感が持てた。
 最後に、「みんなでこれを歌いましょう」と主催者が言う。デモ隊の音響効果部隊というべき3人が、自転車に太鼓・鉦を積み、一人はギターをかき鳴らしながら、シュプレヒコールのリズムをとっていたのだが、ミニバンドに早変わり。曲は「We shall overcome」。私にとっても特別の思いある曲だ・・・。でも、悪いけど、ボーカルは下手だ。
 
 ということで、散会後、一人「・・We shall overcome someda~~y. Oh deep in my heart, I do believe. We shall overcome someday.」と口ずさみながら、地下鉄谷4に向かいました。
 帰宅してのTVでは、国会での事態はまだ動いていませんでしたが・・。

(夜間ですし、写真を撮るのが下手な私でお見せするほどのものはありません