猿田日記

レッド・ハッピネスの猿田大先生の日記

日米安全保障条約5条から見えてくる「解釈改憲による集団的自衛権の行使容認」の欺瞞の巻

2014-01-15 20:07:02 | 報道/ニュース

解釈改憲による集団的自衛権の行使容認の拙い考えの前に安保の条文5条では「各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。
 前記の武力攻撃及びその結果として執ったすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは、終止しなければならない。」となっており、頓珍漢な層が何かの一つ覚えの如くに言い立てる、米国が攻撃された時に日本が集団的自衛権のおかげで何も出来ない等は、当然の如くに態とと捉えておくのが相当だろうです。まあ、何故かですが、絵図としては、公海上に於ける米艦艇の護衛やら、米国向けのミサイル迎撃やら、国外に於ける後方支援体制の構築や将又PKOに於ける任務拡大等ですが、5条で我が国の施政下の領域となっている為米国としては、自衛隊が殊の外使勝手が悪くとなっておりと以前から認識をしていて、2005年の日米同盟の未来の為の変革と言う代物の中で軍事の範囲が極東から世界の裏側迄となりや、更には国連を無視してもと言うより国連より米国を上位に位置づけて、軍事行動が取れるとなっております。まあ、安倍政権は其れに沿って隷属的に解釈改憲による集団的自衛権の行使容認を言い出していると捉えておくのが相当だろうです。そんな訳で、米国は靖国参拝や中国敵視政策、歴史認識等の勝手なる安倍政権の一人歩きは容認する筈もなくとなっておりますも覚えて貰っとかんとあれです。まあ、米国が助けてくれる如きの幻想はあれで、自国の国益に合致するときだけで、片や安倍政権も現時点では殆ど力がない、ジャパン・ハンド―ラーの話を鵜呑みにし、ネオコンや軍産複合体にあれされており、共に私達の事等一切お構いなくが現状となっておりも、此れ又あれしといて貰っとかんとあれかなとしときますです。

特定秘密保護法での指定や解除の統一基準を首相に答申したりする情報保全諮問会議(毎度の有識者会議)のメンバーで、座長は言うに及ばず、主査も呆れるばかりの政府に寄り過ぎの構成となっており、呆れ返るばかりと捉えておくのが相当だろうです。まあ、特定秘密保護法如きは必要もない代物で手の込んだアリバイ作りに精を出す時間があるならば、とっとと止める事が必定となっておりますとしときますです。

トルコとの原子力協定では核燃料の再処理を認めて、UAEでは認めずで、相も変わらず、此の無節操ぶりにも此れ又呆れ返るばかりです。地震多発地帯のトルコに成長戦略の目先の金目当てで原発輸出とは核の拡散も然る事乍ですがあれですとしときますです。

今日は此処迄

次回を待て

P.S.

警視庁が作成した国際テロ捜査関連文書流失(国内ムスリム監視)で東京地裁は管理ミスだけを認めて損害賠償を都に命じましたが、呆れるのは、情報収集は国際テロ防止のためやむを得ない措置だったと判断しており、CIAに頼まれた事をやむを得ない措置とは驚きを通り越してあれですとしときますです。

コメント
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