
3月3日(月)ひなまつりのあさ空。
今日は受診日で、日の出時間よりも早く外出をするため、途中の空を撮影しました。今日も雨模様で、今はやんでいますが、また、降り出しそうなあやしい空。

病院到着は午前7時15分。3番乗りですが、1、2番の人が見当たらず。どうも私ひとりに見えます。多い日はこの時間でも私より先に待っている人たちが何人もいらっしゃるのに。病院では7時から受け入れてくださっていて、仮受付をして、7時50分からの本受付までロビーで待機が可能なので、早めに出かけて来ています。ロビーはさまざまなタイプのセンスのいいソファや椅子があるので、好きな椅子を選ぶことが可能。病院らしくない吹き抜けのおしゃれ空間は、お茶でも出していただければカフェ気分が味わえるかなと思いますが、カフェは同じ1階ですが、外に出た別の場所にあって、こちらもおしゃれ。
どうせ待つなら、遅く出てもよさそうですが、この時間よりも出かけるのが遅くなると、私の家の近くは大渋滞がはじまる時間。さらに、それで遅くなると、病院の駐車場(ビル10階建てくらいの大きさのタワー式)に停めるのに大渋滞がはじまってしまうので、「早起きは三文の徳」とばかりに早出しています。本来の予約時間は8時ちょうどながら、私が遅れると、私のためだけに借り受けているエコーを返却する時間が遅れるので、遅れるよりも待つ方がいいかと。
1階の本受付がすんで、担当科に行って、再度の受付。マイナンバーカードの受付も慣れて来ました。顏認証されるのはやはり、今の時代ならでは。高齢者は感慨深い。問診票、血圧、体重測定をささっとすませて、いつもの場所で待とうとすると、見かけない看護師さんが「あちらの処置室の前で待っていてください」と指差すのは、いつもとは全く違う場所。「え?」と戸惑う私。
いつも担当のナカタニ先生(仮・外科医)のお部屋のすぐ近くの処置室でやっているのに、指差されたのは、全く別の先生のお部屋の方の処置室で、いつもの処置室とはかなりの距離がある。ナカタニ先生に何のメリットもなさそうな場所で処置をするのは「あり得ない」とは思ったのですが、その看護師さんは自ら挨拶もなさらないような方で、私が「おはようございます」と挨拶すると、何拍も置いてから、やや、だるそうに返されたので、場所が違うのではないかと指摘すると逆にお叱りを受けそうな雰囲気。朝からご機嫌の悪そうな方とバトルする気持ちはないので黙って「わかりました」と言って、そちらで待機することに。
ただ、おそらく、こちらの処置室でやるはずはないので、ナカタニ先生の処置室の方を注視しておくことにしました。かなり待ったあと、遠くからかすかに私の番号を呼ぶ看護師さんの声が。「やっぱり」と思って、また、戻りました。身体が痛いので、歩くのは辛いんですが。呼んでくださったのは何度かお会いしたことのある看護師さんで「お待たせしてしまっていて、ごめんなさいね。もう、すぐに先生が来るからね。えーと。もう、処置室の中で待つ? その方がいいよね?」と、こちらはとてもフレンドリーな方で、すぐに処置室に案内してくださって、ベッドに寝かせて、私の腕を血管がよく出るようにと、マッサージしてくださったりして、とてもご親切。捨てる神あれば拾う神ありの気分(笑)
そ・れ・に・し・て・も、この病院の看護師さん、スタッフさんの齟齬の多いことが。毎回、「やらかし」てくださるのには、残念な気持ちですが、そこを凌駕するスタッフの方たちもいらっしゃるのが救いだし、担当のナカタニ先生は優秀で美人でおやさしいと、天は二物も三物も与えた方だし(笑)
看護師さんとお話をしている間にナカタニ先生がご到着。10㎝近くもある見たこともないような長さの針で刺されるのは緊張しますが、外科医・ナカタニ先生に迷いなし(笑) どうも前回よりも血管の勢いがあったらしく、刺しやすかったこともあるよう。前回は流れが見つからず、「あれ?」と言いながら、随分、探していらしたので今回はすぐに見つかって何より。
エコーを先生と看護師さんで見ながら、看護師さんが「先生、そこです。そこでキープしてください」と声掛けして、先生が針をキープして看護師さんが血液を注射器で引きます。検査がたくさんあるので、かなりの量が必要ですが、こういうとき、すぐに血流が止まって、必要量が確保できないのも私の血管。それでも、エコーで見ながらなので、なんとかクリア。ナカタニ先生が「私には神の手がないから、文明の利器だのみ」と笑いますが、おかげさまで痛い思いをしなくてすむのは本当にありがたく、お礼を申し上げました。
そこからがまた、待たなくてはなりません。ただ、この待ち時間で血液検査の結果が出るのが、この病院のありがたいところ。内科の主治医のクリニックでは血糖値やA1cの結果はすぐに出るものの、この病院で行うような血液検査項目の多い場合の結果はその日には出ないので、また、別日に結果を聞きに行かないといけません。それで、私はこの検査結果を持って、主治医のクリニックには行くようになったので、主治医の方は経過観察のみとなっています。

血液検査の方はいつもと変わりなし。数値が「きれい」と褒めていただきます。いつも気になるのは血糖値。これが上がるのが一番、怖いので一番にチェックしてしまいます。血糖値は93で、A1cは5.9でした。まずまずかな? ナカタニ先生は「A1cが5%台なんて、めちゃくちゃ優秀じゃないですか? がんばっていますねー」と、やさしいことばをかけてくださいました。がん治療の方は身体の痛みが強いので薬を変えてみてくださるとのこと。
カンジヤ先生(仮・内科医)(現在、別のがんの可能性のある検査結果があって、確認中)の方も、血液検査で目立った所見もないので、経過観察でいいとのことで、とりあえずは投薬治療で療養を続けます。歯科の方も混みあっていて、終わったのは昼過ぎ。終わるまで5時間かかったのでへとへとで、ひなまつりの開催は見合わせることに(笑) 余力があったらお買いものして、ちらしずしくらいは作ろうかなと思いましたが。もう、帰ります。

病院の待ち時間は強い雨が降っていましたが、帰りにはやんでいたのがありがたく。とりあえず、受診が終わってほっとしました。治療の継続には緊張感があるので、自分にお疲れさまの気持ち。来月の受診もクリアできるように頑張りますぞ。ちいさく、えいえいおー。
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