眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

今日の太陽と月/30年の隔世

2024-11-12 19:00:08 | 闘病記
今日の空。今日もすてきに晴れました。暑い。
午後4時の空を撮ろうと思って空を見上げたら、あら、月が。
同時刻の太陽(西の空)と月(東の空)です。



昨日、ちょっと薬が増えることになって、病院の薬局で説明を受けていたら、
何でも点滴でしかできなかった薬剤を錠剤にしたのだそうですが、飲むときに
とても気を付けないといけないらしく。生まれてはじめて薬をこんなに飲む
経験をしている私は、薬を飲むだけでストレス。

それでも、点滴でないと受けられなかった薬剤が飲み薬になっていることで、
私のような血管極細で針を刺し過ぎると血流が流れなくなって点滴のルートが
取れないといった人間にとって、「今」がどれだけありがたいことかと。
抗がん剤を点滴でしか行えなかったら、どうなっていたことか。

相変わらず、カンジヤ先生(仮)の発言は「おやおや」と思うことがよくあって、
昨日の受診中も「おいおい」とツッコミを入れたくなってしまいました。
キャパオーバーなさっているのかも。大変なお仕事であることはよくわかります。
横で心配になって、「先生、ファイトっ」と言ってしまいました。たはは。
でも、ビジュきれい(笑) お若くてきれいでドクターなんて、ドラマみたい(笑)
え? ナカタニ先生とどちらがビジュきれいかですって? いやー。マスク
なさっていますので、顔半分対決では難しいし、そもそも優劣なんて、ビジュゼロの
私が言える立場ではございません。ともかくも、どちらもかなりの美形です。

昨日、両親と祖父母、たまーに私がお世話になった老舗A病院がとてもきれいに
生まれ変わったお話を書きましたが、がん治療でお世話になっているX病院も
新しく建て替えられて、ビジュアル重視された病院です。細部までとてもおしゃれ。

待合の椅子はひとりがけのゆったりソファタイプの椅子が中心なのですが、
均一ではなく、さまざまなタイプの椅子があって、好みの椅子に座ることが
できます。2人がけ用のソファなんて、持って帰りたいくらいかわいいものが。
各階の受付カウンターは弧を描き、壁にはアートなタイルが埋め込まれ、
ちょっと美術館チックな感じも受けます。

入院したときも3人部屋だったのですが、ものすごーく広くて、きれい。
特に洗面所とトイレがきれいで、トイレなんて、ものすごくたくさんあって、
部屋に付いていただけでなく、ちょっと廊下に出れば、好みのトイレが利用できる。
休憩室はカフェみたいで照明がとてもかわいかった。
30年近く前の国立大学病院の古さと汚さを思い出すと隔世です。天国。

何しろ、国立大の方で手術前日に私をエコー検査していた先生たち。
「何だろ? これ?」「え? 腫瘍?」「わからんな。この機械、古くて
写り悪いから」。CT検査だって、自前ではできなくて、よその病院に
行って撮って来いと言われたくらいでしたから。「大学病院なのにCTも
撮れないの?」と、驚きでした。

なんでも予算がないって言ってましたね。もちろん、今や当時とは比べ物に
ならないくらいの変貌を遂げているのは、さすがに国立大学病院だなあと感心
してしまいますが、30年近く前はほんとに古いままの施設だったんですね。
ただ、検査等はほかの病院とは比べ物にならないくらいに丁寧でしたし、
早めに発見していただいたという意味でも信頼できる先生に恵まれました。
*こちらは鹿児島の大学病院のお話ではありませんので、念のため。

今は鮮明に写るエコーでちゃんと血流が流れている血管から採血していただけて
いるわけで。きれいな施設はやっぱり快適なので、本当に感謝です。

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