眺める空に描くもの

高齢者女子のおひとりさま暮らしノート

炎天下ァの歯科受診が必要なわけ

2024-08-06 20:38:58 | 闘病記
今日は歯科の受信日だった。暑いの暑くないのって。地獄だ。

もはや、日陰の女となってしまった私は、炎天下ァに出るのが恐ろしくて仕方ない。

冷房をがんがん効かせた室内で生息していると、炎天下ァは炙られている気しかしない。

それに、「なんだよ。歯科受診ってさー」という気持ちが余計にわが身をこんがりと焼く。

おばちゃんの言うことばじゃなかろうけれども。言いたい。

歯科受診もがん治療の一部となっているので、仕方なく、本当に仕方なく、出かけて来た。

最近は歯周病が糖尿病との関連があるとか、別疾患との関係が取りざたされているということは
知っていたけど、病院内に「歯科」が併設されているのには驚いた。

いわゆる一般的な治療はしないらしく、口腔内をチェックするのが目的だそうで、歯石取りなんかを
してくれる。手術前とか、退院前とか、今みたいに通院時とかに、チェックされるわけだけれど、
それだけでは「足りない」とかで、「近くの歯科も受診しなさい」という命令が下されている。

昨日も受診(病院併設歯科)して歯石取りしたのに、今日も受診して(近くの歯科)歯石取り。

どんだけ歯石取る気だ? あーん?←心の声。

そして、あっちでもこっちでも、レントゲンとか撮られて二重にお金もかかるし。

手術前の検査もこんなにあちこちしないといけないわけ?と無駄にも思えるほど、あちこち検査した。

こんなことしているよりも、早く手術してよーと泣きそうだった。

だって、がん腫瘍さんが外に出ようとして、毎日、大量に出血し続けてているのにさ。

「そっちはガーゼ当てて、自分で管理してねー」だと。
「あ。もしかして、そこが破れて大量出血したら、確実に死にますから、救急車呼んでね」だと。
「あ・夜中とかだったら、うちでは対応できないから、別の外科のある救急病院にしてね」だと。

うわあ。薄氷を踏む状態じゃないですか。しくしく。さすがに泣けた。

そして、高熱が出て、起きることもできず、食べ物も食べられず。何日も過ごした。しくしく。

こんな状態でも入院はさせてくれないんですね。冷たい。しくしく。

いやもう。こんな状況。ひとりで闘うなんて、お気の毒すぎる、私ったら。しくしく。

しくしくうるさく書いてはいるけれど、泣きはしていない。泣きたい気分だっただけで。

ながーくひとりで生きていると、いろんな修羅場があったからね。経験値で乗り切れる。

くー。歯を食いしばって、痛みに耐えた。お疲れ、私。

入院してから、「よくぞ、こんな状態で我慢されましたね」と言われたけど。
対応してくださらなかったのは、そちらさまではなかったでしょうか。あん?←心の声

そういえば、歯科受診はおそらく、10年単位で行っていなかった。

健康診断は会社で集団検診があるから、逃げられなかったけれど、歯科は何も言われないから、
しらん顏しての10年以上。

さすがに受診にはどきどきしたけど、虫歯なんて全くなかったし、歯周病の方も気になるほどの所見は
なかった。おそらく、10年前と変わらない。

というわけで、抗がん剤の副作用で、口内炎ができるとか、何らかの変化を見ていただくという
状態みたいで。まあね。お口の中をお掃除していただくのは、ありがたいことですしね。

炎天下ァは辛いけど、とりあえず、そこそこ、まあまあがんばるよの状態。

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