皆さんこんにちは。
琵琶湖では「セバスチャン」と呼ばれてます寺田です。
4月の12日と16日、琵琶湖に行ってきました。
今年の春の琵琶湖は何だか変な感じが…?
琵琶湖の仲間達の情報によると、昨年秋の記録的な大増水の影響がこの春にも及んでおり、スポーニングの時期が近付いても、シャローに入って来るバスさんはどうやら少ないようです。
実際のところ、いつもの春の感覚で幾つかポイントを回っても、バスさんからは音信不通で大苦戦の展開に…。
そして、暗中模索しながらたどり着いたのは、南湖西岸、水深3~4mに何個かある小規模な硬いモノ。ここでバスさんにご挨拶できました。
使ったリグは「レインズファットスワンプ」に1/16oz「TGネイルシンカー」をセットしたネコリグ。
このリグをその硬いモノ付近に「ソッと」置いておく感じで釣っていきました。
最初は超ショートバイト、そしておそらくではありますが、ラインがバスさんの体に触っている感覚が数回。
これでバスさんが居ると確信しましたが、「今年は何だか変!」というのはこう言うことなんでしょうね。
何がどう気に入らないのか、なかなか「パクッ!」といってくれません。
そこで、昨年よりタフコン時にこっそり寺田が使っている、「しっぽの付いたスワンプ」を使うことに。
「しっぽ」と言っても寺田が個人的に造っているモノで、スワンプのテール部分にシリコンラバーを2本植毛している簡単なチューンです。
寺田的には、このシリコンラバーの「さりげない誘い」が、何やら状況の悪い時に口を使わせる「最後のひと押し」になるように感じています。(あくまでも個人の感想です。)
このピンポイントでの釣果ですが、12日が40~52センチを4本。16日は40~49センチを6本(上位3本は、49、48、48センチ)と、正解が解らないものの、この釣果を素直に受け入れています。
勿論、レインズスワンプは、そのままの状態で充分に釣果をもたらしてくれます。
しかし時に「ちょっとした工夫」で、レインズスワンプが秘めている未知のポテンシャルを引き出すことがあると寺田は考えています。
このチューンの場合、水圧などで発生したボディの微振動が細いシリコンラバーに伝わることで、昆虫でいう触覚だけを動かしている様子にプラスのチカラがあると考えています。
シリコンラバーの「しっぽのチカラ」信じるか信じないかは、アナタ次第です。