皆さんこんにちは、セバスチャンです。
今回は新製品の「スリップインバグ」を使って、バスさんを釣ってきました。
その特徴からカバーフィッシング用とされているスリップインバグ。
最初に手にした時、何だか懐かしい「パドルワーム」の匂いがしました。
もう随分と昔、中学生ぐらいの時ですから30数年前のことですが、名前も分からないアメリカ製のパドルテール型のワームがとてもお気に入りでした。
当時は、琵琶湖漁港のオカッパリ中心でしたが、ブームで釣り人が多い中でもホントによく釣れるワームでした。
どんな動きをしているのか確かめたく、友達数人と近所の銭湯に持ち込んで水中観察したことを覚えています。(もちろん銭湯のおばさんに叱られました。)
このスリップインバグ、「硬いマテリアル」と「細く薄いクビレ」、「ボリュームのあるテール」がどの様に関係し合うのかとても興味がありました。
そこで自宅のお風呂で観察してみることにしました。
リグは「テキサスリグ」「ダウンショットリグ」「ジグヘッドリグ」の3パターン。
私的になりますが、この3つの中で最も大きく魅力あるテールの動きだと感じたのは「ジグヘッドリグ」とのコンビでした。
注目すべきは垂直から水平になる間の姿勢で、着底後の反発でテールが一度前方に折曲がり、次に戻うとするテール部分と全体がゆっくりと後方に倒れこむ動きは、おそらくバスさんから見て魅惑的。
ハイパーFスカートの揺らめきも考慮し、私的にはジグヘッドの「シェィク&ロングポーズ」で使ってみるのが面白いのではと想定しました。
さて実践になりますが、今回はオカッパリで使ってみたく、場所は琵琶湖北湖のとある漁港の入り口付近を選択。
人気の高いところで、テトラ護岸やミオ筋、パラパラとしたコカナダ藻のパッチがあるなど変化に富んでいます。
スリップインバグ(エビミソ)を1╱16ozショートシャンクのガード付ジグヘッドにセットして釣りを開始しました。
キャストして沖目のボトムで感じるウィードをすり抜け、そして「シェィク&ロングポーズ」を繰り返しテトラ護岸に近づいてきた付近でバスさんからの反応がありました。
答えてくれたバスさんは30センチ弱と琵琶湖では決して大きいサイズではありませんが、初めてのスリップインバグで釣ったバスさんなので素直にうれしいです。
今回は釣行時間が短くこの1本で終わりとなりましたが、フィーリングがとても良かったのでどんどん実践で使っていこうと思います。
レインズの新アイテム「スリップインバグ」あなたならどんなリグでお使いになられますか?