稲敷市立歴史民俗資料館では、令和元年度より秋季資料館講座を開催しており、今年で通算4回目となります。
去る11月11日(土)に、あずま生涯学習センターにおきまして、令和5年度稲敷市立歴史民俗資料館「秋季資料館講座」として、「徳川家康」を中心に歴史学のご研究をなさっていらっしゃる平野明夫先生(國學院大學兼任講師)による「徳川家康と常総地域」についてのご講演を開催し、当日は80余名のご参加をいただきました。
「徳川家康」は、長く続いた戦国の世を終わらせた人物です。
現在放映中のNHKの大河ドラマにおきましても「どうする家康」として、徳川家康を題材としていますので、多くの方がご覧になられているかと思います。
戦国時代を終わらせ、また、徳川幕府250年の礎を築いた「徳川家康」には、多くの方が大きな関心を寄せておられるかと思います。
今回の講演につきましては、私たちの住んでおります、稲敷市を含めました茨城・千葉県をまだがる常総地域と、天下人となった徳川家康が、どのような関係があったのかを、講演にご参集頂きました皆様と共に、拝聴し、稲敷市の未来を築くため、過去の歴史に学ばせて頂きました。
なお、講座開催の冒頭には、筧市長よりご挨拶をいただき、「郷土の歴史と文化に根差した歴史民俗資料館の講座が、回を重ねていることに、お集まりくださいました皆様と共に、歩み、築いてきた道筋が感じられ、喜ばしく思います。」とごあいさつをいただきました。
稲敷市には、まだまだ隠れた歴史的、文化的魅力がたくさん埋もれています。
これからも、ドンドン稲敷市の魅力を講演会や講座など通じて積極的に発信して参ります。
色々な角度から、愛する故郷、稲敷市を見つめることで、多くのヒントが得られるかもしれません。本日ご参加いただいた皆様、お忙しい最中、稲敷市立歴史民俗資料館、秋季資料館講座に市内・外より沢山の方々においで頂き、誠に有り難うございました。
■令和5年度稲敷市立歴史民俗資料館「シンポジウム」開催のお知らせ
近世(江戸時代)の建築、絵画、彫刻などの仏教芸術を見つめ直し、新しい発見をしてみませんか?
▽シンポジウム「稲敷市に花開いた近世仏教芸術の諸相」
▽講師紹介:濵島 正士 先生(国立歴史民俗博物館名誉教授 専門:日本建築)
佐伯 英里子 先生(中央大学非常勤講師 専門:日本美術史)
長谷 洋一 先生(関西大学教授 専門:日本彫刻史)
中川 仁喜 先生(大正大学准教授 専門:日本仏教史)
▽スケジュール: 9:30~ 9:40 開会 主催者挨拶
9:40~11:10 講演「稲敷市内の近世社寺建築」
講演者:濵島正士先生
11:20~12:50 講演「稲敷市の近世僧侶の肖像画」
講演者:佐伯英里子先生
12:50~13:50 昼食休憩
13:50~15:20 講演「稲敷市周辺にみる近世仏師の動向」
講演者:長谷洋一先生
15:30~16:30 パネルディスカッション「稲敷市に花開いた近世の仏教芸術の諸相」
・コーディネーター:中川仁喜先生
・パネリスト:濵島正士先生
佐伯英里子先生
長谷洋一先生
▽日 時:令和5年12月9日(土) 9時30分~16時30分(受付開始 9時より)
▽会 場:稲敷市あずま生涯学習センター 大ホール(稲敷市佐原組新田1569)
※公共交通機関 電車利用:JR成田線佐原駅か下総神崎駅からタクシーで約20分
バス利用:JR成田線佐原駅1番のりば 桜東バス・江戸崎行・光葉中央行 伊佐部バス停下車徒歩20分
▽定 員:500名
▽参 加 費:無料
▽申し込み:下記、ホームページ(HP)、電話、来館により、お申し込みください。
▽締 切:令和5年12月2日(土)
▽申込方法:稲敷市立歴史民俗資料館ホームページ、電話、直接来館
稲敷市立歴史民俗資料館
住所 〒300-0736 茨城県稲敷市八千石18-1
電話 0299-79-3211
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問合せ先 稲敷市立歴史民俗資料館
住所 : 茨城県稲敷市八千石18-1
電話 : 0299-79-3211
ホームページ:
https://www.city.inashiki.lg.jp/page/dir001007.html
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