天津司舞(てんづしのまい)とは!!
等身大の9体の木造人形を人が操り、田楽(でんがく)を舞う民俗芸能です。
甲府市小瀬町の天津司神社に伝わるもので、起源は中世。
なんと、国指定重要無形民俗文化財の第1回指定(初回指定)を受けています!
山梨県立博物館にて
5/28(土)〜6/27(月)
9:00〜17:00(入館は16:30まで)開催。火曜日は休館。
「日本最古の人形芝居」とも評されている
国指定重要無形民俗文化財天津司舞(てんづしのまい)に
関わる用具や記録などが展示されています。
また、継承の歴史と現状が紹介されています。
用具類の一般公開は約60年ぶりとのこと。
湖水伝説とのかかわりや田楽についても学べます。
以前見学した時を思い出してみると
御鹿島様(人形)舞の際に、木で作られた小刀が
幕の外に投げられるのですが、縁起物の小刀を拾おうと
見学者皆様楽しんでいました。
青空の下、桜と人形の舞、皆様の笑顔が印象的でした。
古くから伝わる天津司舞は、明治維新や水害、戦争などにより
中断を余儀なくされてきました。現在の感染症もそうですね。
継承の危機である今こそ、天津司舞を深く知ってほしいです。
◯主催 山梨県立博物館
◯協力 甲府市教育委員会・天津司神社氏子・天津司の舞保存会
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