こんな日は猫日和🐈

2021-05-16 09:47:57 | 紹介
非常事態宣言の延長後、初の週末です。
武田神社の参道脇には、屋台も出ていますが・・・
ここ数日は、比較的静かな武田神社、信玄ミュージアム界隈です。
今日は、朝からあいにくの雨で、来館者もまばらな状況です。

先日の金曜日は、甲府の最高気温、29.5度!外に出るのも億劫な方もいらしたかもしれませんが、
昨日、土曜日は、最高気温28度で曇り⛅
日中気温が上がり、やや暑くなりましたが、それでも比較的過ごしやすい日になりました。

そうなると・・猫さんたちが、あちらこちらから集まってくるんですね~。
まさに、猫日和🐈な予感です。
当館の特別展示室の裏でも


え!?総合案内、メインエントランスのすぐそばでも(-_-;)
お客さまが通っても、動く気配さえなく・・・
(猫にかわって、、申し訳ございません🙇💦💦)
ご通行、ご来館の皆さまが温かく見守ってくださるからこその、ちょっと和める光景です。
ありがとうございます🙇✨

ペットは家族同様(!)の今の世の中ですが、
猫が日本にやってきたのは、弥生時代ごろ。余談ですが、こういうことも発掘調査で明らかになるんです✨
奈良時代、大切な仏典をネズミから守るために、中国からやってきた🐈という文献も残っています。
そのお役目の傍ら、やんごとない方々の愛猫として飼われた子たちもいたようです。

戦国の世であっても、いえいえ、だからこそ!?
猫に癒されていた方々もそれなりにいらしたようで。

例えば、鬼島津と呼ばれた島津義弘(1535-1619)は、
鬼と言われる一方で、かなりの猫好きだったんじゃないか、と推測されています。
というのも、猫の瞳孔の開きで、戦地で時間を図ろうと、共に従軍。
その後、生きて帰れたお猫さま2匹を、猫の神さまとしてお祀りしております。

日本で唯一(?)の猫神神社!愛猫の長寿の御祈願はこちらでどうぞ🎶

猫好きとは一言も語られておりませんが、
松平信一(1539-1624)が徳川家康から贈られた兜の飾りは、
実は猫耳じゃないか(!?)とも空想され、触発されて制作された現代画もあるそうです。
所蔵のHP上では、「みみずくをかたどった兜」という説明されていますが、見れば見るほど猫っぽい😉 
ぜひぜひご確認を。

信玄公も猫好きだった!
となれば、ちょっと話題になりますが、残念ながらそういう記録は残っていません💦
ですが、たくさんの武将を適材適所で生かしたと評価されている武将です。
人を使うのではなく、その人間の技術を使う・・と語ったとも言われ、
例えば、批判にさらされた家臣の一人を、猫🐈を例えに擁護したエピソードも。

今日は本当に猫日和🐈
心地よい程度に暖かく、ちょっと静か。
最近見かけなかった、白猫の母ニャンも姿を現したようです。


最近もどこかで闘ってきた傷だらけのお兄ちゃん(左)です。
さすがに今は、エントランス前にはおりません。
かわいいあの子💕と、どこか、遊びに行ったかな?

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