秋分の日、彼岸の中日、信玄公の火葬塚へ「ぶらり」

2021-09-23 09:21:27 | 紹介
暑さ寒さも彼岸まで・・とはよく言ったものです。
シルバーウィークの次に続き、秋分の日となりました。
今朝の甲府は、昨夜の雨もあがり、カラッと晴れて快晴です。
予報では日中やや暑さが戻りそうですが、ずいぶん過ごしやすくなりました。

秋分の日は、皆さまいかが過ごされますか。
お彼岸の中日ということもあり、お墓参りの方もいらっしゃるでしょうか。

秋分の日は、太陽も真東から昇り、真西に沈みます。
浄土思想では、阿弥陀さまがお治めになる極楽浄土は西にある、という考え方から、
真西に沈む太陽を礼拝しながら、極楽浄土に思いをはせるようになり、
それが、いつしか先祖供養の行事に変化。

また、昼と夜の長さがほぼ同じとなることから、
この日は、彼岸(あの世)と此岸(この世)の距離も最も近くなるとも考えられ、
先祖供養に結びついたとも。

こうした行事は、世界各地で見られそうなものですが、
秋分の日と先祖供養が結びついているのは、意外にも日本だけだそうで、
お彼岸のお墓参りが定着するまでに、
日本にもともとあった太陽や祖霊に対する信仰に、浄土思想が結びついたのではないか、とも言われています。

歩きやすい天候になったからでしょうか。
最近、武田氏館跡周辺の散策コースに関するお問合せが増えています。
特にご質問を受けるのが、信玄公のお墓の場所。
信玄公の死後3年経ち、勝頼公によって盛大な葬儀がとりおこなわれたのも、
信玄公の墓所があるのも恵林寺(甲州市塩山)ですが、
こちら甲府にも、信玄公墓所、通称火葬塚が整備されています。
西上の途上、信濃で亡くなり、館からほど近いこの場所で火葬され、
正式な葬儀までの3年間、こちらに埋葬されていたと伝承されています・・・。

当館より火葬塚まで徒歩で約10分。
探訪マップを片手に、かつての城下町を歩くのもいい季節になりました👟



「武田城下 ぶらり 歴史探訪」では、城下町跡の散策コースをご提案しております♬
右から、「墓所・菩提寺コース」、「家臣屋敷地散策コース」、「上府中コース」


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