先日、ブログで武田神社周辺の紅葉🍁をご案内しました。
でも秋に、目を楽しませてくれるのは紅葉だけではありません。
当館、信玄ミュージアム内の堀田古城園の庭もすっかり秋です。
ささやかなお庭ですが、かわいい秋が、そこここに見つかります。
主屋の玄関前に、ツワブキ
花言葉は、奥ゆかしさから「謙譲」、
日陰や寒くなっていく中で咲くことから「困難に負けない」
ヤツデ
花言葉ももちろんあって、それがなかなか興味深い!
「分別」は、ひとつの花に雄しべと雌しべのあるヤツデ。
一緒に咲いてしまうと、近親同士で受粉してしまいます。
それを避けるために、まずは雄しべが咲き、
次に雌しべが咲いた時に虫が運ぶ他の花粉で受粉するから。
「健康」は、季節問わず青々と茂る姿から。
そして「親しみ」は、そんな、いつでも青々とした葉を広げるヤツデに、
人は魔除けの力を感じ、玄関先に植え、
その一方で、大きな葉が揺れて、「おいでおいで」と人を招いているようだから。
乾燥(しちゃった)ザクロ!?
黄金色が、意外ときれいなんです✨
花言葉は、「愚かしさ」と「結合」
コムラサキ
ムラサキシキブと似ていることから、花言葉は「気品」「知性」「聡明」
枝葉はすっかり枯れてしまいましたが、
実はぱんぱんで、この中から種をだして、そのまま植えれば育つそうです。
ひし形の茶室の前には、コスモス
いつの間にやら根付いた花のひとつです。
花言葉は「野性的な美しさ」だそう。
でも、ピンクは「純潔」、白は「純潔」に「優美」が加わります。
ひし形=武田菱のお茶室もぜひ覗いてみてください。
写真左下の炉にご注目いただくと、ひし形がわかりやすいかもしれません。
お軸のテーマは「富士🗻と秋」です。
猫たちの姿は最近少なくなりましたが、閉館後暗くなるとたまに見かける日も。
そして、昨日は明るい時間に久々に登場の元祖母ニャン。
何やらお急ぎの様子でした。
でも、夕方近くには定位置へ。
最近寒くなってきたので、マットの上が良いらしいです。
みなさまの秋の楽しみはなんですか?
芸術の秋、食欲の秋、読書の秋など色々。
「戦国の秋」は聞いたことがないけれど、
秋を見つけに、武田神社、旧堀田古城園、
そして信玄ミュージアムにぜひお越しください🙇