大阿蘇タロウの周辺ブログ

身近に起こった出来事の記録。

核爆発そのとき何が起こるのか

2012-04-16 14:48:02 | Weblog

空中核爆発(広島/長崎)と地表核爆発(ビキニ環礁)では被害は大きく異なる。
これは地表核爆発の場合、大量の土砂が放射化され死の灰となるためである。
広島での放射線被害は半径2km以内だがビキニ環礁の核実験では150km以遠でも急性放射線障害が発生している。
広島では、放射性物質は1週間で急激に減衰し1年後には核汚染は残っていない。
地表核爆発のソ連核実験場では、50年経った現在でも危険なレベルの核汚染が残っている
広島での生存率は、爆心地から500mでは10%だが、2,250mで90%、4,000mで99%まで上がる
500m以内の近距離生存者のいた場所は、コンクリート建造物内、地下室、満員電車内に集中
近距離生存者の死亡時の平均年齢は 74歳。直後の死亡を避けられれば、健康被害は発生するが寿命が短くなることはない
即死者の主要な死因は、衝撃波によるガラス片の飛散による
核攻撃の警報があったら、可能であれば地下街へ。せめて、ガラス窓の見えないところに退避する。
都心が20ktの核攻撃を受けた場合、初期被害で50万人が死亡。負傷者は300~500万人。その後の死傷者数は、放射線対策で軽減可能。
地下鉄は多分無事。地下は核汚染も受けにくいので、都心脱出には地下鉄を使う。
周囲の建物が大破してる地域(爆心地から2km以内)は、とにかく危険なので逃げる。
半壊地域(2~5km)では、死の灰が降り注ぎ放射線が大量に飛び交う爆発後1時間は近くの屋内に退避し、その後脱出する。
建物に被害がない地域(5km~)では、退避せずに、1ヶ月ほど部屋を閉め切って極力出歩かない方が安全。ただし、死の灰が降下する地域は除く。
1ヶ月も経てば、野外の放射性物質は、比較的安全なレベルまで減衰する。
出歩くときは、帽子、マスクは必須。ただし、死の灰が降ってるときは絶対出歩かない。
死の灰を被ったらとにかく洗え。着てた服は屋内に持ち込まない。
昆布を食べる。


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