直前まで「奴隷」だった女性たちの服にしては、ちょっと変ではないか?
慰安婦関連の記事に添付されていた写真の一枚が目を引く。
ソウル市が提供したこの写真は、1945年10月にタイのウボン収容所を管理していた英国軍大佐が撮影したものだ。
写真ソースに付いた説明は、「Group of five(Korean)Comfort Girls」とある。
日本の降伏によってタイに駐留していた日本軍が武装解除されてウボンラー収容所に収容されたし、
収容所の管理任務を引き受けた英国軍の大佐が写真を撮影したとみられる。
写真の中の慰安婦5人は、収容所に収容された状態なのか、それとも自由な状況なのかは分からない。
写真の慰安婦の女性たちの服装である。
写真の中の女性は、直前まで日本軍に虐待を受けていて「奴隷の境遇」だった。
ところがどう見ても写真の中の女性には「奴隷」の雰囲気がまったくない。
「奴隷」の雰囲気どころかむしろこの写真が本当に1945年に撮影された写真なのか疑問に思うほど、
写真の中の女性たちの服装が洗練されて見える。
一番左の女性を見ても、秋(10月)にふさわしいバーバリーコートを着ていて、靴はハイヒールである。
他の4人も、みずぼらしいとか、直前まで「奴隷」だったとは到底信じられない雰囲気だ。
もしそうだとすると、連合軍を相手に戦争するのに忙しかった当時の日本軍が、
あんなスタイリッシュな服を「奴隷」の女性に与えていたのだろうか?
それともやはり戦争するのに忙しかった連合軍が、
このような洗練された服をあらかじめ用意しておいて、女性に与えたのだろうか?
あるいはタイ現地人が女性に与えたのだろうか?
結局、正解は一つしかない。
これらの女性は、もともとその服を各自で持っていたと見るのが一番現実的な説明である。
普段から着ていたのか、写真撮影のために大切にしておいて着たのか、
とにかく女性は各自で服を持っていたと見るべきだろう。
もしそうだとすると、今日暇さえあれば日本と国際社会に向けて「性奴隷被害」を叫んでいる私たち韓国人は、
このような状況をどう理解すべきだろうか?
「当時の奴隷には洗練された服を着る風習があった」と主張するのか?
今日反日に捕らわれて一歩も動かない韓国人の思考では、とうてい理解できない状況である。