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東京一の日常会話

2006-03-11 16:20:08 | 音楽話
ここ一年ほど、また「SATURDAY WAITING BAR AVANTI」を聴き始めた。
この番組自体は、私が独身の頃から放送していたので、かれこれ14年以上はやっているんじゃないだろうか?
結婚してからも、しばらく聴いていたのだが、子供が生まれ、今の自宅に引っ越したのだが、なかなかきれいにFMが入らないということもあり、聴く機会が無くなってしまった。
子供も少しずつ大きくなり、コンポのFMアンテナをようやくつないでみた。
土曜日、午後2時からの「ポップスベスト10」が流れたときは、一気にタイムスリップした気分になった。
なんと言っても、20年ぐらい前のエアチェックテープを、私は未だに持っている。

そして5時の「SATURDAY WAITING BAR AVANTI」。
いつの間にか、バーテンダーが、ジェイクからスタンに代わっていた。
それでも紳士との会話や、番組が持つ「大人の雰囲気」はそのままだったし、取手さんも健在だ。

「東京一の日常会話」らしく、洗練された大人の番組と言った印象が強く、20代前半のころは「ああいった場所が似合う女性になりたいな」と、ちらっと思ったこともあった。
今35歳。誕生日が来れば36歳になる。
もう、あの場所が似合うような大人の女性になっているはずなのだが・・・。年齢だけで言えば(笑)。
最近の自分を思うと、子供のまま年だけを取り、「オトナ」ではなくそのまま「オバチャン」に突入していきそうでちょっと怖い。
そして私自身、実はお酒がほとんど飲めないので、ああいった場所は似合う以前の問題かもしれない。

自分の実生活と離れたところにある、あこがれの空間。
それが「アヴァンティ」なのだろう。
日も傾きかけたこの時間に、一人で聴くのが最高に贅沢かもね。