晴れ、ときどき虹。

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木枯し紋次郎’09

2009-05-01 23:36:25 | テレビ話
木枯し紋次郎

上州新田郡三日月村の貧しい農家に生まれたという。
十歳の時に故郷(くに)を捨て、その後一家は離散したと伝えられ、
天涯孤独な紋次郎が、何故、無宿渡世の世界に入ったかは定かでない。



ブログの表題、あえて「’09」をつけてみた。

あの「木枯し紋次郎」が、江口洋介でリメイクされると言うことを知り、私は「半分楽しみ・半分複雑」という、よくある感情で放送日を待っていた。

「木枯し紋次郎」は、ちょうど私が生まれた年辺りに、非常にヒットした時代劇である。
主演の中村敦夫以外は、レギュラー無し。
リアルな殺陣と、クールな決めゼリフにたたずまい、そして上條恒彦が歌う「誰かが風の中に」のテーマ曲。

元々、主題歌が好きだったのだが、話のおもしろさにも惹かれて、再放送される度に見ていた。
ストーリーそのものは、かなり「鬱」になる・・・というか、どんでん返しも多く、「あ!」と思って終わったり、何とも言えない虚無感が漂ったり等が多いので、明るい笑いや勧善懲悪を求めるものではない。


「あっしには関わりねえこって」

・・・と言いながら、なんだかんだと巻き込まれる紋次郎。

中村敦夫は、まさに「はまり役」だった。



今日、「めざましテレビ」で、新旧紋次郎をちょっと比較していたのだが・・・。

「紋次郎の合羽が長くなって、おしゃれ度アップ!」と言っていたが・・・。

短い方が良い!長いと邪魔!!



とりあえず、本放送を見てから、感想を書こうか・・・。


まず、江口洋介。
彼はとても頑張ったと思う。
中村敦夫のイメージも、うまく残していたように思う(あくまでも私の感想)。
ただ、容姿が甘めなので、クールさに欠けるか?
まぁ、そこは回数を重ねればいいのかな?(って、次の放送はあるのかね?)。

でも、紋次郎。
・・・しゃべりすぎ
・・・関わりすぎ
・・・楊枝、武器にしちゃダメ


気になったのはこの辺かな。

身の上話をベラベラしゃべるのは・・・と思ったのだが、それは、「初紋次郎」視聴者への配慮なのか?
(赤子の時こんにゃくで間引きされ(殺される)そうになるが、姉の機転で間引きされなかったことなど)

それと、最後に楊枝から「木枯らし」の音が鳴らなかったのは、ちょっと惜しい。
楊枝を研ぐ場面もあれば・・・と思ったが、それまで求めたら贅沢か?


脇役。
けっこうよかったかな?
あの「やるせなさ」、ともさかりえが殺されたシーン、鬱になるよ、まったく。
若村麻由美の悪女もきれいだったし、渡辺いっけいもよかったかな。
小澤征悦とは、ラストで対峙するだろうなと思っていたが、その読みは当たった。


細かい(?)ところ。
ナレーションは女性だったが、これは男性にやって欲しかった。
芥川隆行氏を彷彿とさせるような声がよかったかな。
(芥川氏は故人)

主題歌。
そのまま流されていたのは嬉しいが、場面に合ったところで使って欲しかったかなぁ・・・。
けっこう、音楽って重要だなと、改めて感じた。

画質は、今現在の主流であるビデオ撮りだったろうが、そこまで気にならなかった。
下手すると「セットの中で衣装を着ました」といった感じがぬぐえないものもあるので。
さすがに、フィルム撮りは難しいだろう。

外の景色も、多分CGなどでかなり加工しているのだろうが、よくここまで!と思う。


元祖(?)紋次郎の中村敦夫も、1シーン出演していたが、やっぱり「格」が違う。
少しだけだったが、すごみがまるで違う。
まだ、紋次郎でもイケル!とすら思っちゃったりして。


いずれにせよ、原作者の笹沢佐保、監督の市川崑、ナレーターの芥川隆行、それぞれが故人なのだが、私個人としては「思ったよりもよかった!」だね。


しかし・・・
テレビ朝日の「必殺!」とぶつけている辺りが、いやはやなんとも。
(必殺シリーズは、紋次郎つぶしで生まれた)


もし、見る機会があれば・・・また見てみたい。


よかったらどうぞ。主題歌&エンディング(ナレーション入り)です。
「誰かが風の中で」木枯し紋次郎オープニング
エンディング




5月突入

2009-05-01 23:16:14 | 日常生活
今日から5月。
絵に描いたような五月晴れ。

午前中、電話を掛けたり、印刷をしたり。
定例会に向けての事前準備に専念する。

久しぶりに、配付する資料の表紙を描いた。
私が絵を描くのは、今の支部の人はほとんど知らない。
もう、人前に出すような資料に、絵を描くことはないだろうと思ってはいたが・・・。
思いがけない形で、再度筆を握るとは・・・である。

やっぱり描くことは好きだ。
この気持ちと、せっかくの技術を、絶対に無駄にはしない。


しかし、今日も間違えられた・・・。

ナニをかって?
私の名前だ。

職員が、書類を提出するために、私の名前を記載していたのだが、また字が間違っていた。

「りあらさん、このまま提出してもらって構いませんから、よろしくお願いします」
「すみません。よく見てください、字が違います
「え??」


だーかーらーーーー・・・。

私は「奈」じゃないって・・・。

今週2回目だよ、字を間違えられたの。


帰宅前、定例会の会場を押さえるために、某公民館に書類を申請する。
昨日のうちに電話だけして、部屋と時間は確保済みだったのだが。

数年前、初めてこの公民館に来たとき、娘はまだ1歳になったばかりだった。
場所もわからなくて、ただ、とても遠くまで来たなぁ・・・と感じたことを覚えている。

月日の流れと、慣れは怖い。
立場が変わって、今は毎日のようにこの周辺を走る。
実質の距離は変わらないが、私の中での距離は確実に縮まり、今では「この辺」という感覚。

まさか、この公民館を、私が申請して借りることがあるなんて、当時は思いもしなかっただろう。



夕食後、整骨院にて鍼を打ってもらい、テーピングをしてもらいながら、名前の一件を先生に話す。
私もだが、先生も「字面は簡単だが珍しい名前」なので、先生なりに苦労は多いみたいだ。


明日から5連休。
しばしのリフレッシュで、これからの仕事に弾みがつけばいいな。

まずは、今晩放送の「木枯し紋次郎」からだ!!