彼女の一言

晴れ。
今日は、担当の委員長と打ち合わせ。
彼女も、いろいろあって、本当につらいだろうなと思う。
誰が悪いわけでもない。
巡り合わせが悪かったなんて、そんなこと言っちゃダメだ。
でも、彼女の気持ちは、かつての私がそうだったように、痛いほどわかる。
だから私は、少しでも寄り添えるように努力しなきゃ・・・。

前向きになり、明るい表情の委員長と、綿密に一連の秋の催事について話をしていく。
私よりも真剣に資料を読み、貪欲な学習意欲。

「りあらさん、台本を考えてきたんですけど」
「はい、どうぞ」

彼女が書いた台本を読み、私も自分の中で反芻していく。

「これ、料理会と試食会では、そのまま使わなくてもいいですよ」
「え？そうなんですか？」
「全て含めての『つどい』なのだから、ここまでの話は、今までの形態のつどいで話し込んで、後はコミュニケーションを取ることを重点的にすすめていけばいいですから」
「話さなくてもいいんですか？」
「今までとやり方を変えていいんですよ。重要なのは、伝えたいテーマを伝えることと、コミュニケーションを取ることだし・・・」
「はい！」

もちろん、私だけでは不十分だ。

・・・だって、新人だし（今の立場ではね）。

私も、総括者に相談していく。

・・・相当、しかられるのだが・・・。


私と担当のやりとりを見ていた支部委員長。


「○さん（私の担当の委員長）、明るい顔になって、本当に良かったです。でも、無理はさせないようにしないとって思います」
「りあらさんは、○さんと“人間として”向かい合ってるし、○さんもりあらさんを頼ってますよね。仲も良いですし。とてもいいなって思いますよ」
「・・・ありがとうございます」


なんか思いがけない一言で、とても嬉しかった。

立場を越えて・・・ではなく、立場を取っ払って、人間としてちゃんと向かい合っているんだって、それが出来ているからって・・・、そう言われたことは、いろいろ落ち込むことも多かった私にとっては、本当に救われた。



で、今日、事務所を出たのが１８時４０分。
自宅に帰宅したのが、１９時３５分。

夕食は親子丼。

整骨院に行ったのが１９時５０分・・・。

手の甲には、５つのペインシフト。
それ以外にも、あちこちに治療痕がある。


「きずものにしてごめんね～」
「いいえ～」
「責任取らんけど～」
「別に取ってもらおうなんて思わないけどぉ～」


・・・明日は、やっと休日だ。