あなたに会いたかった

雨。
午前中、博多まで出張。

この前購入したセーターとスカートを履いていく（わかりやすい人だ・・・）。
ブーツは、雨が降っていたので、今日は新品を下ろさずに、いつもの靴に。

博多からは支部に戻ることになっているので、例によって、総移動距離１５０ｋｍオーバーになる。
支部最寄りの駅から博多に。
電車の中では座れたので、そこまできつくはなかった。


会場で２時間の会議があり、予定時刻１２時３０分ちょうど終了。

博多駅でパンでも買おうかな・・・と思い、廊下に出たら、遊学山荘（ウチの生協の宿泊施設みたいなもの）から手作りのパンやらケーキやらお菓子やらが、出張販売に来ていた。

私もパンとケーキを買い、お財布を出そうとしたら・・・。

「りあらさん」

声をかけられて、振り返ると・・・。


３月まで、前支部で事務局をされていたＮさんが 。

「Ｎさん！！うわ～～！会いたかったです」


正直、感激して泣きそうな気持ちに。


私は、Ｎさんみたいな事務局になりたかった。
Ｎさんは、今年事務局を卒業し、現在は博多の本部で福祉関係の仕事をされているので、博多に行くたびに「お会いできるかも・・・」と、淡い期待を抱いていたのを思い出す。


前支部では、元専従のＳさん、総括者、別の支部に異動になったＳさん、そして担当だったＮさんには、本当にお世話になり、何かの機会でお会いできたらって、いつも思っていましたが、Ｎさんにだけは会わずじまいで、ずっと気になっていたっけ・・・。


心の中で、いっぱい「あれも言いたい、これもお話ししたい」と思いながらも、結局は「頑張ってます」しか言えなくて・・・。


「いつでも遊びに来てね」


Ｎさんは、以前と全然変わらず、優しく声をかけてくださった。


「はい」

そう言うのが精一杯だった。

「今度、またみんなで会いましょう。○○支部（前支部）の同窓会しましょう」
「はい」


帰りの電車の中で、ずっと温かい思いを抱きながら、今の職場に。



支部では、にゃんちょるすさんが報告書を書いていて、にゃんちょるすさんの姿を見ただけでなんだかホッとして・・・。


毎日大変だけど、やっと踏ん張れる自分がいて、そう思うのは、前支部の面々が私のホームグランドになってるし、一緒に頑張ってる今の支部のみんながいるから。


Ｎさんに会えたことで、また大きな力をもらった・・・この気持ちを大切に、また乗り切って行こうって、そう思ったよ。