先日、家族で焼肉を食べに行った。
前々から「焼肉に行く!!」という約束をしていたのだが、なかなか機会に恵まれず、いきなり平日に焼肉!ということになってしまった。
もちうん、急に決まったので、みんな心積もりができておらず、肝心の息子が遅い時間に帰宅し、食べ始めたのも20時を軽く回っていた。
なんで焼肉かというと、息子の成績が上がったからだ
昨年の入試では、本当にひやひやしたが、なんとか志望校に合格できて、きついながらも楽しい毎日を過ごしている息子。
一学期の三者面談では「数学がこれだけれ点数が取れるから、あと100ぐらいは席次が伸びますよ」と担任に言わ
れた。
「がんばったご褒美って大事なんですよ。悪くなったら、部活も取り上げる、あれもしてはいけない、これはだめでは、伸びないんです。がんばったからこうしようって、やる気を出すのが大事なんです」
・・・・ほう。
息子は、数学がいいのは知っていた。
それにつられて、他の教科も伸びてくれればいいとは思っていたが・・・。
二学期、本当に120位ぐらい、席次を上げてきた
ふたを開けてみたら、この一年で200位ぐらい席次が上がり、あまりにも想定外の出来事にこちらがびっくり。
中学生のとき、模試ではいつも「合格圏外」か「ボーダーすれすれ」だったのに・・・。
ようやく、焼肉を食べに行く約束が果たせたのだった
そして今日。
高校の授業参観があった。
苦手教科の書道だったが、真剣に授業は聞いているようだった。
帰宅して・・・。
新学期始まってからの試験の結果が送ってきた。
・・・今まで一番よかった。
いったい、息子になにがあったのだ??と勘ぐるほど。
息子に聞いてみたが、授業は寝ずにきちんと受けて先生の話を聞いている、出された課題はすべてきちんとこなす、このことだけはちゃんと実行しているようだった。
やっぱり日々の積み重ねって大事なんだな。
そんな息子だが、先日、私にこういっていた。
「お母さんは、僕よりも優れたところがたくさんあると思ってる」
・・・そんな言葉を発するようになったのかと思うと、うれしいやら恥ずかしいやら、そして、寂しいやら。
小さかったのに、どんどん大きくなって(体は小さいが)、私の元から離れていくんだな。
子どもだった時代も、もう終わろうとしているんだな・・・。
今年で17歳。
彼らが羽ばたける未来を、私たち大人が作っていかねば。
それが、私たちの仕事だ。
これからも、自分のペースでがんばってほしい。