今日は、QUEENのフレディ・マーキュリーの命日だ。
45歳で亡くなったが、今年私がフレディの没年に並んでしまった。
1991年当時は21歳だったので、45歳という年齢も、当時は母親の年齢より上だったということもあり、まだピンとくる感じではなかった。
だが、24年が経ち、その年齢に自分が到達し追い越そうとしている。
そう思ったとき、この年齢がどれだけに若くて、これから・・・という時期だったのか、胸がえぐられる思いだ。
おそらくフレディが、ミュージシャンの死で一番心を揺さぶられた最初のアーティストだったと思う。
それまでも、HANOI ROCKSのラズルの事故死や、フィル・ライノット、ロイ・オービソンの訃報を聞いては「亡くなったんだ・・・」と思うほどだったのだが・・・。
フレディは、エイズであることを公表し、その翌日に亡くなったことは、ショックが非常に大きかった。
アルバムも好んで聴いていた。
リアルタイムで新譜が出ているのも見てきて、ヒットチャートにその名を連ね、ライブでのパフォーマンスの素晴らしさのニュースを、それこそずっと耳にしていたからだろう。
当時、ひどく落ち込んだ。
その翌日新聞で、KISSのドラマーであったエリック・カーの訃報を知った。
こんなことが立て続けにあるなんて、にわかに信じられない思いでいっぱいだったと同時に、当時も愛読していた雑誌「BURRN!」の、ある編集員さんを思い出した。
面識など全くないが、よくQUEENやKISSの記事を書いていたので、気になってしまったのだ。
以降、数々のアーティストの訃報を耳にすることが増えた。
亡くなったアーティストの楽曲を聴きながら思いを馳せることで、自分なりに追悼してきた。
近年でショックだったのは、ジョン・ロードだ。
コージー、ロニー、ゲイリーもそりゃがっくりしたが、生で3回見ているという経験は、何事にも代え難かった。
QUEENもKISSも、ほかのメンバーはもうすぐ70代になろうとしている。
還暦も古希も二人とも迎えられなかったが、楽曲はずっと生きている。
今年夏、リッチー・ブラックモアが、ハードロックに回帰するという大きなニュースが飛び込んできた。
もちろん喜んだのは言うまでもないが、そこにあるリッチーの感情、思いというものは、ハードロックに回帰するのはもう最後だろうということなのだろうか。
若いころ、共演し競演してきたアーティストも、残念ながら数人が鬼籍に入っている。
そんなリッチーが選んだシンガーは、ロニー・ロメロ。
年齢は不詳だが若くて歌唱力もしっかりしている。
ふと、QUEENのシンガーとして近年来日もした、アダム・ランバートに雰囲気が似ている(私だけ?)。
アダムも、フレディを敬愛して楽曲を丁寧に歌っている様子がとても印象的で、ライブ動画を見ていてジーンとした。
きっと、ロニーも同じように、いや、また違う形で、リッチーの楽曲を歌うに違いない。
人間、誰しも「死」は避けられない。
コンスタンスに活動しているから、よく来日しているから、いつもニュースを聞いてるから。
でも、その「いつも」だった時間が、二度と味わえなくなる。
だが、肉体としての「生」はなくなっても、彼らが生み出した楽曲は、いつまでも語り継がれていく。
これから先、あまり考えたくないが、ミュージシャンの訃報を耳にする機会は確実に増える。
それでも、私は音楽を聴く。
彼らが生きた証を噛み締めるため。
そして、自分が生きていることを実感するため。
・・・さようならみんな、ボクはいくよ・・・。
45歳で亡くなったが、今年私がフレディの没年に並んでしまった。
1991年当時は21歳だったので、45歳という年齢も、当時は母親の年齢より上だったということもあり、まだピンとくる感じではなかった。
だが、24年が経ち、その年齢に自分が到達し追い越そうとしている。
そう思ったとき、この年齢がどれだけに若くて、これから・・・という時期だったのか、胸がえぐられる思いだ。
おそらくフレディが、ミュージシャンの死で一番心を揺さぶられた最初のアーティストだったと思う。
それまでも、HANOI ROCKSのラズルの事故死や、フィル・ライノット、ロイ・オービソンの訃報を聞いては「亡くなったんだ・・・」と思うほどだったのだが・・・。
フレディは、エイズであることを公表し、その翌日に亡くなったことは、ショックが非常に大きかった。
アルバムも好んで聴いていた。
リアルタイムで新譜が出ているのも見てきて、ヒットチャートにその名を連ね、ライブでのパフォーマンスの素晴らしさのニュースを、それこそずっと耳にしていたからだろう。
当時、ひどく落ち込んだ。
その翌日新聞で、KISSのドラマーであったエリック・カーの訃報を知った。
こんなことが立て続けにあるなんて、にわかに信じられない思いでいっぱいだったと同時に、当時も愛読していた雑誌「BURRN!」の、ある編集員さんを思い出した。
面識など全くないが、よくQUEENやKISSの記事を書いていたので、気になってしまったのだ。
以降、数々のアーティストの訃報を耳にすることが増えた。
亡くなったアーティストの楽曲を聴きながら思いを馳せることで、自分なりに追悼してきた。
近年でショックだったのは、ジョン・ロードだ。
コージー、ロニー、ゲイリーもそりゃがっくりしたが、生で3回見ているという経験は、何事にも代え難かった。
QUEENもKISSも、ほかのメンバーはもうすぐ70代になろうとしている。
還暦も古希も二人とも迎えられなかったが、楽曲はずっと生きている。
今年夏、リッチー・ブラックモアが、ハードロックに回帰するという大きなニュースが飛び込んできた。
もちろん喜んだのは言うまでもないが、そこにあるリッチーの感情、思いというものは、ハードロックに回帰するのはもう最後だろうということなのだろうか。
若いころ、共演し競演してきたアーティストも、残念ながら数人が鬼籍に入っている。
そんなリッチーが選んだシンガーは、ロニー・ロメロ。
年齢は不詳だが若くて歌唱力もしっかりしている。
ふと、QUEENのシンガーとして近年来日もした、アダム・ランバートに雰囲気が似ている(私だけ?)。
アダムも、フレディを敬愛して楽曲を丁寧に歌っている様子がとても印象的で、ライブ動画を見ていてジーンとした。
きっと、ロニーも同じように、いや、また違う形で、リッチーの楽曲を歌うに違いない。
人間、誰しも「死」は避けられない。
コンスタンスに活動しているから、よく来日しているから、いつもニュースを聞いてるから。
でも、その「いつも」だった時間が、二度と味わえなくなる。
だが、肉体としての「生」はなくなっても、彼らが生み出した楽曲は、いつまでも語り継がれていく。
これから先、あまり考えたくないが、ミュージシャンの訃報を耳にする機会は確実に増える。
それでも、私は音楽を聴く。
彼らが生きた証を噛み締めるため。
そして、自分が生きていることを実感するため。
・・・さようならみんな、ボクはいくよ・・・。