ようやく春らしい朝を迎える。昨日までの陽気が嘘のように感じられる。昨日はとても忙しく、久しぶりに充実した一日でありました。午前中はタッチの差で店長にフリーのお客さんを逃し、「あと5分お店に戻る時間が早かったら」と後悔するのでした。自分の中で重苦しく嫌な雰囲気が漂う中、「腹が減っては戦が出来ぬ」と昼食を食べて午後からに備えるのです。希望の光は突然やって来ました。車を見つけすぐに駆けつけ「いらっしやいませ」と挨拶して、ご希望の車が無かった為すぐさま店内へ案内しました。ネットで調べ東京と静岡にある車を見つけ提案しましたが、現車を確認できないのでお客様は納得できない様子なのです。「ダメか・・・」と言う思いが過ぎりましたが、誠意を持って対応しました。値段が気になっていたようなので、夕方再度提案書を届けに行って来ました。あとは運を天に任せるだけです。
あれから一日、とにかく確認の電話を入れたら、午前中に来店してくれるとの事でした。まだ望みはあると確信するのです。昨日の夕方の提案した車を気に入ってくれたようでした。午後7時に訪問したい旨を告げ、了解をもらいました。糸が切れずに繋がっていたことに感謝するのでした。それから夕方まで見積書を何度も書き直し、注文書を書いて出来るだけの準備を整えるのでした。いつもなら外回りに行って来いと店長が言うのですが、何も言いませんでした。課長が「今日は気合いが入った顔をしているね~」と冗談を言ってきます。今日こそは決めると心に誓うのでした。夕方訪問して約1時間30分後お店に戻り、注文書の推敲やパソコン入力でお店を出たのが午後10時20分でした。あれこれと店長から注文書のことで文句を言われるのですが、学ぶ為だとじっと我慢の子でした。やっと1台売ったと実感するのです。3月末ですが夜風はまだまだ身にしみるのですが、最後に奇跡が起きたと言うことでしょうか。勝負はこれからだ・・。
今朝も6時40分起床、諦めないこともが肝心なのかもしれない・・。