このところ数字と戯れる時間が多いせいか、活字に飢えている自分がいる。お金儲けのノウハウ本よりは無性に小説が読みたい。妻が借りてきた本も読んでみたいと思う。趣味が違うので私が知らない作家さんの作品だ。数日前から気になっていたのは、娘が高校の図書館から借りてきた、万城目学著 プリンセス・トヨトミ。
なんと504ぺーじにも及ぶのだ。読み終わるまで何日掛かるだろう? その間にも数字の予想はしないといけないし・・・・・。ちょうど338と339ページに黄色のスピンが挟んである。娘はここまで読んでギブアップしたのだろうか、それともまだ読んでいる途中なんだろうか。とにかく、読み終わるまで待っているしかない。
でも、こう暑いと読書も辛いのです。昼寝をするのも暑いし、正直言って何もしたくない。しかし、読みたいと夕暮れ時に本を開くのですが、その時には体内にはアルコールが廻り、脳細胞は閉店状態なのです。
昨夜は、何はともあれ酔いに任せ、我慢できなくなり「プリンセス・トヨトミ」のページをめくる。のっけから、強烈なパンチを食らう。ページをめくると“このことは誰も知らない。”とプロローグが始まり、第一章に繋がって行く。僅か11行を読んで、物語の中へ引き込まれてしまった。
どうしよう?テレビも見たいし、このまま読んだら寝不足は間違いない。それにアルコール消費量も増える事間違いないし・・・・・。
昨夜から、こんな感じで私の夏休み課題読書が始まったのです。でも、肝心の夏休みらしきものはない。夏休み気分と割り切るしかないのか・・・・。
黄色のスピンは338と339ぺージの間に挟まったまま。娘は読むのを諦めたらしい。「ふん!根性なしめが」と鼻で笑う。
「ならば、変わりに読んで進ぜようではないか」
500ページを超えるのは久しく読んでいない。飽きずに読めるだろうかなんて、ちょっぴり不安も顔を出す。
まぁ~、読書感想文がないだけましか・・・・。
今朝も5時30分起床、8月は本を読みまくるぞ~!・・・・・。