貧乏父さん奮戦記

早く「金持ち父さん」へ改名したいのですが・・・。

蝉時雨。

2011年08月18日 | 日記・エッセイ・コラム

天気予報通りの曇り空。朝から湿気が至る所に充満する。まるで梅雨時みたいだ。ミンミン蝉の鳴き声が聞こえないのはそのせいだろうか。ジメジメすると気分が乗らないなんて子供染みた事を言っている訳には行かない。なんて思っていると、「ミ~ン、ミ~ンミ~ンミィ~・・・・」と鳴き声が聞こえてきた。一匹泣き始めると共鳴効果があるのか、あちこちで大合唱を始める。蝉時雨の始まりだ。

朝茶を飲みながら耳をダンボにして聞き入る。「ミ~ン、ミ~ンミンミィ~」が終わると、「ジィ~・・・」とアブラ蝉の声が聞こえる。夕暮れに鳴くヒグラシなどはこの辺ではほとんど聞かれない。山沿いというかそんなイメージの場所だ。車を運転していると通りすがりに聞こえる蝉の声に、なんていう蝉なんだろうと気になる。遠い昔に虫取り網を持って昆虫採取に明け暮れた名残りだろう。

網を持っているのに、なかなか捕まえる事が出来ないロト6の数字。これが厄介なのだ。未だに手の届く範囲ならば、網を持たずとも蝉を捕まえる事が出来る。蝉が飛び去らなければの話だが・・・。しかし、6個の数字は捕まえても網の目を簡単にすり抜けてしまう。ほぼ当選を手中に収めているのにも関わらず、上手く逃げ出すのだ。5等当選も間々ならない現実。

蝉の鳴き声を頼りに忍び足で近づくと、一本の木に何匹もの蝉がいる光景にぶち当たる。ミンミン蝉は人の気配にすぐに鳴く止むがアブラ蝉はお構いなしだ。集まる木はやっぱり決まっているのだろうか、カブト虫やクワガタのように。美味しい樹液の場所が分かるのに違いない。数字が6個集まる場所を探さねばなるまい。そこには大金が眠っている。

蝉時雨の中、声を頼りに探しに行くとしましょうか。

でも、数字の鳴き声って聞こえるのだろうか・・・・・。

今朝も5時30分起床、もうすぐ雨音に掻き消されそうです・・・・・。

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