懐かしい響きだ。
夜行列車、夜汽車と読んでいた時代はいつだったろうか・・・・。30年前ぐらいになるか、一度だけ上野から夜汽車に乗って帰ってきたことがある。あの頃は電車と言うよりは汽車だった。お金がない時代の懐かしい記憶が蘇る。今もお金がないのが酌なのだが・・・・。
妻と子供達が予算の都合で新幹線を諦め、夜行バスという手段があるではないかと気がついたのは7月末。夜行バス、高速バスでネット検索するとありました。何故今迄気が付かなかったのだろう。最寄の駅はJRが一番近いからに他ならない。
値段で選び、予約をしてコンビ二で決済する。随分と便利な世の中になったものだ。入金と同時に入金確認のメールが届く。そんなに早く分かるんだ~と感心するばかりです。
昨夜23時に東京駅を出発したバスは途中休憩3回、予定より10分ほど早く到着。少々寝不足気味な顔をしてバス停で待っていた妻と子供達。迎えに来ていないと周りを見渡すが、その先に車を見つけ指差す。
着く前から待っていたんだよと呟き、車を寄せる。
「どうだった。眠れた?」
「う~ん。ちょっとだけ・・・・。以外に狭いね~」
夜行バスに揺られてと風流なものではないらしい。しかし、そんな中でも長男は乗車10分後には夢の世界だったとの事。眠い時はそんなもんだよな~。
夜が白み始めるのはなんともいえない気分になる。
「コンビ二寄ってく?」
「いいや・・・・・」
車の中での会話は妻と私だけ。子供達はだんまりを決め込んでいる。
朝食を食べた後、すぐにベットに倒れ込む妻。子供達は茶の間で寝ている。
無事で帰ってきたのが何よりでした。
今朝も4時起床、朝からミンミン蝉が元気です・・・・・。