先日、東京の友人からメールが来た。
「大阪で、○○くんがお芝居するんやけど、
大阪での入りが今いちみたいから、
招待券だせるので観てあげて~」
タダ観ができるのね。
よし、行ってみよう!
ということで行ってきた。
■観劇日:2006年6月2日(金) 19時~
■30-DELUX(サーティデラックス)
「オレノカタワレ」
■会場:independent theater 2nd
■ストーリー
映画史上最大の制作費をかけた映画の主演俳優「風祭ジョー」が、
忽然と姿を消した。
中止となってしまった映画の制作費に支払われる保険金の調査のために、
2人の保険調査員がやってきた場所は、
かつて彼が所属していたどさまわり劇団「時座」の劇場。
そこは火災で焼失していた。
2人の調査員の前に現れた劇団「時座」のプロデューサーは、
かつて劇団にいた「風祭ジョー」と「時枝三四郎」の物語を語り始める。
三四郎はジョーを自分の“カタワレ”であると感じた。
自由奔放なジョーが繰り広げる芝居のアイデアを、
三四郎は、これまで開花することなかった才能で脚本に書き上げていく。
2人で1人・・・。
そう信じていた三四郎を置いてスカウトされた映画界へ転向するジョー。
ジョーは自分のカタワレではなかったのか・・・。
ジョーに求める愛情が強くなる三四郎・・・。
火災が起きた劇場ではその日、劇団の解散公演が行われていた。
お客のいない解散公演で何が起こったのか?
ジョーはどうして忽然と姿を消したのか・・・。
まず、びっくりしたのが、
この会場でチケット代が3,900円もするということ。
タダで観てるとはいえ、ココでするには高すぎるやろ~!
しかも舞台装置はそんなにお金がかかってる風ではない。
はじまった。
静寂の中、パンチもひかない木の肌丸出しの舞台に二人の役者。
コツコツと靴音がうるさいこと!
なんでパンチをひかないの??
なんだか最初は期待できなかった。
でも!
だんだん引き込まれていった。
まず、主演の「時枝三四郎」。
演じていた役者さん、最初、台詞を話すまで「男?女??」
って思うぐらいかわいい。
藤原竜也の容姿。
背も低め。
そのせいなのか、だんだん男同士の愛を語りだすシーンに
ちっともいやな感じがなかった。
男女の恋愛モノでも舞台で見たら気恥ずかしいのに、
男同士の気持ち悪さもなく、気恥ずかしさもない、
力強い愛が素直に受け止められた。
ジョーと三四郎の抱擁シーンも何回かあったけど、
ぜんぜんいやじゃない。反対に切なくなったくらい。
これ、この役者さんでなかったら出来なかったんじゃないかと思う。
そして、その力強さを感じられたのは、殺陣シーン満載の舞台。
大衆演劇っぽい劇中劇でスピード感あふれる殺陣。
かわいい役者さんなのに、こういうシーンはやっぱり男らしい。
その劇中劇にこそ、このお芝居の言いたいことが練りこまれてて、
笑いもあり、切なくもあり、力強くもあったこのお芝居、
終わるころにはすっかりはまっていた。
まわりの役者さんもいい味だしてたし、
なんか久しぶりにエンタメな芝居観た~って感じがした。
ここが次にどんなお芝居をするのか興味もった。
結構辛口評価な私も、
アンケートなんかもよかった~って書いて、
珍しく台本も買ってしまって、
タダ観でかなり満足。
招待券くれた友人よ、ありがとね。
「大阪で、○○くんがお芝居するんやけど、
大阪での入りが今いちみたいから、
招待券だせるので観てあげて~」
タダ観ができるのね。
よし、行ってみよう!
ということで行ってきた。
■観劇日:2006年6月2日(金) 19時~
■30-DELUX(サーティデラックス)
「オレノカタワレ」
■会場:independent theater 2nd
■ストーリー
映画史上最大の制作費をかけた映画の主演俳優「風祭ジョー」が、
忽然と姿を消した。
中止となってしまった映画の制作費に支払われる保険金の調査のために、
2人の保険調査員がやってきた場所は、
かつて彼が所属していたどさまわり劇団「時座」の劇場。
そこは火災で焼失していた。
2人の調査員の前に現れた劇団「時座」のプロデューサーは、
かつて劇団にいた「風祭ジョー」と「時枝三四郎」の物語を語り始める。
三四郎はジョーを自分の“カタワレ”であると感じた。
自由奔放なジョーが繰り広げる芝居のアイデアを、
三四郎は、これまで開花することなかった才能で脚本に書き上げていく。
2人で1人・・・。
そう信じていた三四郎を置いてスカウトされた映画界へ転向するジョー。
ジョーは自分のカタワレではなかったのか・・・。
ジョーに求める愛情が強くなる三四郎・・・。
火災が起きた劇場ではその日、劇団の解散公演が行われていた。
お客のいない解散公演で何が起こったのか?
ジョーはどうして忽然と姿を消したのか・・・。
まず、びっくりしたのが、
この会場でチケット代が3,900円もするということ。
タダで観てるとはいえ、ココでするには高すぎるやろ~!
しかも舞台装置はそんなにお金がかかってる風ではない。
はじまった。
静寂の中、パンチもひかない木の肌丸出しの舞台に二人の役者。
コツコツと靴音がうるさいこと!
なんでパンチをひかないの??
なんだか最初は期待できなかった。
でも!
だんだん引き込まれていった。
まず、主演の「時枝三四郎」。
演じていた役者さん、最初、台詞を話すまで「男?女??」
って思うぐらいかわいい。
藤原竜也の容姿。
背も低め。
そのせいなのか、だんだん男同士の愛を語りだすシーンに
ちっともいやな感じがなかった。
男女の恋愛モノでも舞台で見たら気恥ずかしいのに、
男同士の気持ち悪さもなく、気恥ずかしさもない、
力強い愛が素直に受け止められた。
ジョーと三四郎の抱擁シーンも何回かあったけど、
ぜんぜんいやじゃない。反対に切なくなったくらい。
これ、この役者さんでなかったら出来なかったんじゃないかと思う。
そして、その力強さを感じられたのは、殺陣シーン満載の舞台。
大衆演劇っぽい劇中劇でスピード感あふれる殺陣。
かわいい役者さんなのに、こういうシーンはやっぱり男らしい。
その劇中劇にこそ、このお芝居の言いたいことが練りこまれてて、
笑いもあり、切なくもあり、力強くもあったこのお芝居、
終わるころにはすっかりはまっていた。
まわりの役者さんもいい味だしてたし、
なんか久しぶりにエンタメな芝居観た~って感じがした。
ここが次にどんなお芝居をするのか興味もった。
結構辛口評価な私も、
アンケートなんかもよかった~って書いて、
珍しく台本も買ってしまって、
タダ観でかなり満足。
招待券くれた友人よ、ありがとね。