先日の土曜日、お天気も良かったので、ずっと返しそびれていただるまさんをお寺へ奉納してきました。
だるまさんは、父が生前、毎年節分の日にお寺へいき、「商売繁盛」「家内安全」を祈願してもらっていたものです。
祈願のときに片目に黒目を入れ、１年たって奉納するときに、祈願かなっていたらもう片方の目を黒く塗ってお返しします。
たぶん、父が亡くなる年の前年に最後にだるまさんをいただいてきて、
そこからお返しに行けずにずっとうちにいらっしゃったままでした。
で、母がずっと「返しに行かなあかん」と言い続けていたのですが、
私が、「じゃあ、行こうか」と言ったら、なんだかんだと理由をつけて引き延ばしておりました。
おそらく、父への気持ちの整理がついていなかったのでしょうね。
２年前に高野山へ永代供養に行った時も、そんな感じでなかなか行動に移すのに時間がかかりました。
でも、もう父が亡くなり５年が過ぎ、母もちょっとずつ外出がしんどく（というより億劫？）なりだしてきたので、
そろそろ行かなあかんかなって思っていました。
そして先日、ちらっと「だるまさん返さなあかんなあ」とつぶやいたので、
ちょっと日が経った先週金曜日、いきなり私が切り出しました。
「明日、用事なかったらだるまさん返しに行こう」と。
母も、突然のことで考える間なく、
「ああ、そやね」と。
考える時間があるとまた期を逃すので、気持ちの落ち着いているときにさっと行動に移すが一番。
ということで、ようやく行ってきました。
実家から電車で１時間ちょっと、ＪＲ円町の駅からすぐのところにそのお寺があります。
１０時半ごろ出発して、１２時過ぎには着きました。
京都の法輪寺、通称だるま寺です。
毎年節分にはだるまさんの祈願に来られた方々や祈祷の音でにぎわう庭園ですが、この時期は静寂に包まれていました。
いつも雪が降っていて寒いイメージだったので、新鮮でした。
だるまさんのお堂。
ここにお返しする棚があり、そっと置いて手を合わせて帰ってきました。
↑ だるま堂の天井に達磨大師の絵が描かれていました。
だるまさんを返し終えて、母もようやく心残りのひとつを終えてホッとした様子でした。
さて、せっかく京都へ来たのだからと、近くの観光スポットでも行こうか～ということになり、
近い場所が「二条城」でした。
徒歩で２ｋｍと案内板があったので、歩いて行きました。
てくてくてくてく・・・・
途中の和菓子屋さんで母が職場の方にお土産を買ったところ、
その和菓子屋さんが「休憩してくださいね」とお茶と和菓子をすこし出してくださいました。
歩き疲れたところだったのでとってもありがたかったです。
こういうところ、京都らしくていいなあ～＾＾
で、またてくてく歩いていたら、ようやく二条城らしき場所が見えました！
しか～し・・・。
入り口が私たちのいる場所から正反対のところ・・・orz
ひろ～い敷地の外側をさらにてくてくと歩くとようやく入り口が。
はい、世界遺産「二条城」到着で～す！
しかし、入り口の門はただいま修理中でした（ＴＴ）
そして中に入ると、
こんな感じの展示物が。
「番所」だそうです。門番の詰所なのかな。
そして二条城の二の丸御殿を見学。
中は撮影禁止なので写真なしです。
ここは徳川慶喜が大政奉還を発表した大広間が有名です。
そしてもうひとつ有名なのが「鶯張りの廊下」です。
あるくと『キュッキュッ』てウグイスが鳴いたような音がでる廊下です。
母は実は二条城は初めてで、事前に私が
「人の侵入が分かるようにわざと音の鳴る廊下にしてあるんやで」
と、鶯張りの説明をしていたにもかかわらず、
「うるさい廊下やな」と・・・＾＾；
うるさなかったら意味ないでしょーが！
あいかわらずの母でした。
そして二の丸御殿を出てからは庭園をぐるっと回りました。
母はこの男っぽい庭園はいまいちなのだそう。
私はよくテレビでみた『暴れん坊将軍』がこんな感じのお庭だったような・・・と思っていました。
天守閣跡からの景色。
そして庭園の途中にあるお茶屋さん（京都はこういうのがよくある！）で、
抹茶のセットをいただきました＾＾
私は抹茶大好き！
美味しかったです♪
こちらのお茶屋の庭園は落ち着く雰囲気でした。母はこういうのがいいそうです。
二条城だけでもかなり歩いたので、もうほかを観光する体力が残っておらず、
ちょっと早めですが１５時頃に京都を後にしました。
結構近い京都なのですが、観光するには移動が多いのでまだまだ訪ねていないところがあります。
またじっくりと行きたいな＾＾
「飼い主は京都にいってるにゃか、お土産あるかにゃ？」
ごめん、買ってにゃいわ～＾＾；
そうそう、代わりに京都観光中に出たの母の迷言を。
母「昨日テレビ見てたらな～、はびゅうくんがこうみょうじ踊ってた」
私「それを言うなら、羽生（はにゅう）くんが陰陽師（おんみょうじ）踊ってた、やろ」
一つも合っていないのにどうどうと大声でのたまう母であった・・・。
※なぜこの話題になったかと言うと、帰りにバスに乗った時、
京都の「晴明神社」の広告が貼ってあったのを見たからです＾＾；
「その迷言、いらにゃい・・・」ｂｙ しずく
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だるまさんは、父が生前、毎年節分の日にお寺へいき、「商売繁盛」「家内安全」を祈願してもらっていたものです。
祈願のときに片目に黒目を入れ、１年たって奉納するときに、祈願かなっていたらもう片方の目を黒く塗ってお返しします。
たぶん、父が亡くなる年の前年に最後にだるまさんをいただいてきて、
そこからお返しに行けずにずっとうちにいらっしゃったままでした。
で、母がずっと「返しに行かなあかん」と言い続けていたのですが、
私が、「じゃあ、行こうか」と言ったら、なんだかんだと理由をつけて引き延ばしておりました。
おそらく、父への気持ちの整理がついていなかったのでしょうね。
２年前に高野山へ永代供養に行った時も、そんな感じでなかなか行動に移すのに時間がかかりました。
でも、もう父が亡くなり５年が過ぎ、母もちょっとずつ外出がしんどく（というより億劫？）なりだしてきたので、
そろそろ行かなあかんかなって思っていました。
そして先日、ちらっと「だるまさん返さなあかんなあ」とつぶやいたので、
ちょっと日が経った先週金曜日、いきなり私が切り出しました。
「明日、用事なかったらだるまさん返しに行こう」と。
母も、突然のことで考える間なく、
「ああ、そやね」と。
考える時間があるとまた期を逃すので、気持ちの落ち着いているときにさっと行動に移すが一番。
ということで、ようやく行ってきました。
実家から電車で１時間ちょっと、ＪＲ円町の駅からすぐのところにそのお寺があります。
１０時半ごろ出発して、１２時過ぎには着きました。
京都の法輪寺、通称だるま寺です。
毎年節分にはだるまさんの祈願に来られた方々や祈祷の音でにぎわう庭園ですが、この時期は静寂に包まれていました。
いつも雪が降っていて寒いイメージだったので、新鮮でした。
だるまさんのお堂。
ここにお返しする棚があり、そっと置いて手を合わせて帰ってきました。
↑ だるま堂の天井に達磨大師の絵が描かれていました。
だるまさんを返し終えて、母もようやく心残りのひとつを終えてホッとした様子でした。
さて、せっかく京都へ来たのだからと、近くの観光スポットでも行こうか～ということになり、
近い場所が「二条城」でした。
徒歩で２ｋｍと案内板があったので、歩いて行きました。
てくてくてくてく・・・・
途中の和菓子屋さんで母が職場の方にお土産を買ったところ、
その和菓子屋さんが「休憩してくださいね」とお茶と和菓子をすこし出してくださいました。
歩き疲れたところだったのでとってもありがたかったです。
こういうところ、京都らしくていいなあ～＾＾
で、またてくてく歩いていたら、ようやく二条城らしき場所が見えました！
しか～し・・・。
入り口が私たちのいる場所から正反対のところ・・・orz
ひろ～い敷地の外側をさらにてくてくと歩くとようやく入り口が。
はい、世界遺産「二条城」到着で～す！
しかし、入り口の門はただいま修理中でした（ＴＴ）
そして中に入ると、
こんな感じの展示物が。
「番所」だそうです。門番の詰所なのかな。
そして二条城の二の丸御殿を見学。
中は撮影禁止なので写真なしです。
ここは徳川慶喜が大政奉還を発表した大広間が有名です。
そしてもうひとつ有名なのが「鶯張りの廊下」です。
あるくと『キュッキュッ』てウグイスが鳴いたような音がでる廊下です。
母は実は二条城は初めてで、事前に私が
「人の侵入が分かるようにわざと音の鳴る廊下にしてあるんやで」
と、鶯張りの説明をしていたにもかかわらず、
「うるさい廊下やな」と・・・＾＾；
うるさなかったら意味ないでしょーが！
あいかわらずの母でした。
そして二の丸御殿を出てからは庭園をぐるっと回りました。
母はこの男っぽい庭園はいまいちなのだそう。
私はよくテレビでみた『暴れん坊将軍』がこんな感じのお庭だったような・・・と思っていました。
天守閣跡からの景色。
そして庭園の途中にあるお茶屋さん（京都はこういうのがよくある！）で、
抹茶のセットをいただきました＾＾
私は抹茶大好き！
美味しかったです♪
こちらのお茶屋の庭園は落ち着く雰囲気でした。母はこういうのがいいそうです。
二条城だけでもかなり歩いたので、もうほかを観光する体力が残っておらず、
ちょっと早めですが１５時頃に京都を後にしました。
結構近い京都なのですが、観光するには移動が多いのでまだまだ訪ねていないところがあります。
またじっくりと行きたいな＾＾
「飼い主は京都にいってるにゃか、お土産あるかにゃ？」
ごめん、買ってにゃいわ～＾＾；
そうそう、代わりに京都観光中に出たの母の迷言を。
母「昨日テレビ見てたらな～、はびゅうくんがこうみょうじ踊ってた」
私「それを言うなら、羽生（はにゅう）くんが陰陽師（おんみょうじ）踊ってた、やろ」
一つも合っていないのにどうどうと大声でのたまう母であった・・・。
※なぜこの話題になったかと言うと、帰りにバスに乗った時、
京都の「晴明神社」の広告が貼ってあったのを見たからです＾＾；
「その迷言、いらにゃい・・・」ｂｙ しずく
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