物語というのは、風呂敷を広げるのは楽だが、畳むのは極めて難しいものだ。
『レイトン教授VS逆転裁判』も世の例に漏れず、
最終的にプロットは破綻してしまっている。
今まで何度も書いているが、事件全体のタネ明かしがどうにも弱いのだ。
どうしてもファンタジーとしか思えない怪異を、
何としてでも合理的なミステリにまとめたかったのは理解できるが、
その結果出てくるのが、現代科学ではまず不可能な超技術。
こうなるんだったら、いっそ、
実はやはり異界だったのかもしれない……という含みを持たせて
終わった方が説得力が増したのではと私は思う。
もっとも、それだと今度は、別の有名な作品と似通ってしまうから、
この辺が無難な落とし所なのかもしれないが。
いわゆる超展開を、しかし最後まで正々堂々と抜け抜けと描ききった
創り手たちに、私は最大級の敬意を払おう。
とにかく、面白かった事は間違いないから。
……以上。
つらつらと書き続けてきた『VS』考察は、ひとまずこの辺で一段落。
今度は、DLCネタでも語ろうかと考え中です。(先日Getしてみた)
それでは。また次回。
『レイトン教授VS逆転裁判』も世の例に漏れず、
最終的にプロットは破綻してしまっている。
今まで何度も書いているが、事件全体のタネ明かしがどうにも弱いのだ。
どうしてもファンタジーとしか思えない怪異を、
何としてでも合理的なミステリにまとめたかったのは理解できるが、
その結果出てくるのが、現代科学ではまず不可能な超技術。
こうなるんだったら、いっそ、
実はやはり異界だったのかもしれない……という含みを持たせて
終わった方が説得力が増したのではと私は思う。
もっとも、それだと今度は、別の有名な作品と似通ってしまうから、
この辺が無難な落とし所なのかもしれないが。
いわゆる超展開を、しかし最後まで正々堂々と抜け抜けと描ききった
創り手たちに、私は最大級の敬意を払おう。
とにかく、面白かった事は間違いないから。
……以上。
つらつらと書き続けてきた『VS』考察は、ひとまずこの辺で一段落。
今度は、DLCネタでも語ろうかと考え中です。(先日Getしてみた)
それでは。また次回。