好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

18禁カレーに敗けました。

2024-12-23 | 料理
書きそびれていた話題を書く。
昔から、辛い料理は好きだ。
本格四川麻婆豆腐とか、麻辣担々麺とか、北極ラーメンとか、CoCo壱カレー5辛とか、乗り越えてきた。

そんな折、食べそびれてると思い出した「18禁カレー」。
今を逃したら今生では無いだろうと、通販でピンク色の箱のを買った。

調理にあたり、お米を敢えて大盛り。牛乳500ccも添えた。
盛りつけると、見た目や匂いは普通。
何があってもいいように、ティースプーンで一口二口。
うん、熱々だと喉に刺さるが、冷ましながら食べれば何とかなりそう。
次は段階を上げて買おうか、と半分ほど食べた時、やわらかく煮とろけた具材を見つけた。
何だろうと気安く、スプーンで一欠片だけ味見した。

次の瞬間、地獄の業火が全身を貫いた!!!

反射的に牛乳を飲み干すが、口内の激痛はまるで収まらない。
牛乳が尽きたなら米で抑えようとしたが、身体が拒絶するレベルで口に入らない。
台所へ駆け込み、作り置きの麦茶をボトルから注いで飲むのを繰り返した。

少々落ち着いたところで皿を確かめると、煮溶けた具材は恐らく、ハバネロ丸ごと1個、種もそのまま。
こんなん食べたら、そりゃ引っくり返りそうになるわ。

もうすっかり疲弊していたが、私としてはお残しは許さない。
ハバネロは不可能だが、ルーの部分は食べきりたい。
米の力も借りて食べ進めるが、口内の痛みは酷いまま。
麦茶1リットルは瞬く間に消え、後は蛇口からの水を飲み、それで食べ終えた。

ほっとした頃合いに、身に異変。
目まい、寒気、吐き気、腹痛、の連続攻撃を受け、たまらず寝込んだ。
後で考えるに、水分を大量に摂りすぎて低血糖の発作を起こしたのだろう。
実際、安静にしてたら回復した。

それにしても、ハバネロ食べたの一欠片にしといて、命拾いした。
もしも一飲みしていたら更に事態悪化していたかもしれない。

そこから数日間、辛い物に抵抗感を持ってしまった。
今は一応、元通りになれたと思うが、少なくとも私には18禁シリーズは無理だ。
もっと歳を食う前に知れて良かったと考えよう。

それでは。また次回。

栗を煮る。

2024-12-18 | 料理
今日は栗料理について書く。
書いた事あるか確かめたら、2016年に記述発見。
こうやってすぐ読み返せるからブログは助かる。

今も、我が地元には半野良の栗の木が点在している。
宅地開発で消されたエリアもあるが、新規に見つけた群生も幾つか。

昔は、料理するのも見よう見まねの恐る恐るだったが、今は少しは慣れたつもり。
そもそも秋に集めた栗をそのまま冷凍保存できると知ったのが最近。
皮も剥かずに密封袋に入れておいて、数ヶ月もつ。
私の中で、一度に一気に使わねばならなかった時代は終わった。
おかげで、少しずつ取り出しては、剥いて茹でる練習が捗る。
そうやって下ごしらえした栗たちを小鍋で煮て甘くして、おやつに足す。
因みに、参考にさせてもらってるのはこの辺り。

圧力鍋で栗の剥き方&茹で方 by リカ&チャコ


それで毎度痛感するんだが、つくづく栗って割れやすい。
剥いて割れる。茹でて割れる。煮て割れる。挙げ句に、密閉容器に入れてる間にも割れまくってる。
割れた小さな栗のカケラ同士がシロップ中でぶつかり合って、最終的には栗ドリンクに沈むシーグラスみたいな代物が発生し始める。
なるほど、だから市販の甘露煮は瓶にびっしり詰まってるし、それにあんなにめちゃ高いんだな。
作ってみて初めて分かる事もあるよね。

これからの年の瀬に合わせて、残ってる栗をやっつけて、きんとん作ろう。

それでは。また次回。

秋にスイカを食べている。

2024-10-24 | 料理
真っ赤なゼリーの写真を載せる。

発端は当然、夏の盛りまでさかのぼる。
父がどこぞからいただいたスイカ一玉。
数日後見当たらなくなっていて、もう半ば忘れかけていた頃に、私は普段使ってない冷凍庫を開けたら、まるごとそのままスイカが鎮座
種も皮も取ってない代物がどーん!と収まってるのを見た時は、気が遠退いた。

取りあえずスイカを半解凍させ、私は父にカットを頼む。
渾身の力で包丁インしてもらうと、ぱっと見たところは変性してない模様。
半解凍を保たせたまま、私は荒く皮を外し、ブロックサイズに分け、竹串で擦って種を抜く。
2袋のジ○プロックに詰め込んで、ひとまず再び冷凍庫にお帰りいただく。
さあどうする、とレシピ検索。
あちこちのレシピを合成して、それで大量のゼリー作りという流れになった。

後日(というか先日)、スイカを綿棒で殴ってある程度細かくしてから、裏ごし。
冷たいスイカジュース500㏄、砂糖30g、粉寒天4gを鍋で煮溶かす。
ゆるく沸騰させる事、約2分。
後は容器に入れて待てば簡単に固まる。
都合3回作ったから、スイカジュースは1.5リットルくらいあった計算になる。
(最後は微妙に足りなかったのでアセロラジュースで増やした)

凍ったスイカでドタバタするのは大変だったが、終わってみればいい経験だったか。
まさか10月下旬になって、スイカやっつけなきゃいけないなんて。
来年は凍ってないスイカで作れたらいいなあ。

それでは。また次回。

マグカッププリンを作る。

2024-10-13 | 料理
ちょっと凝ってる甘い物を食べたいと思った時に今も作る、ネットで流行ってたプリンのレシピの覚え書き。

情報ソースはこちら。
『電子レンジで超簡単「やばいプリン」作ってみた♪』

1.
砂糖:大さじ1
水:小さじ1

マグカップに入れて、よく混ぜてから、電子レンジ600Wで約2分。
カラメル化していたら、小さじ1の水を加え、平らに均す。

2.
全卵:1個
砂糖:大さじ2
牛乳:120cc

ボウルに入れて、よく混ぜてから、
茶漉しでこしながらマグカップに入れ、電子レンジ600Wで1分ずつ、時間を追加しながら確認し、膨らんできたら取り出して、アルミホイルでくるんで冷蔵庫へ。

その日その時の状況で、分量や加熱時間など、レシピは微妙に変わる。
牛乳でなく加工乳や低脂肪でも、無調整豆乳でもOK。
加熱が足りなくて固まりきらない場合もしばしばあるが、その時はミルクセーキとして飲めばよし。
一人前のおやつ、助かります。

それでは。また次回。

リキュール作り遍歴を振り返る。

2024-08-27 | 料理
ネタ探しを兼ねて自ブログを読み返す。
私が初めてリキュールを仕込んだ経験は、2013年6月。
思い立って作った梅酒から始まっている。
その後、自分の記憶が正しければ、以降の遍歴はこうなる。

梅酒→
クコ→
ローズマリー&ピンクペッパー→
コーヒー豆→
ユズ&レモン→
クミン&コリアンダー&生姜&紅茶→
ドライマンゴー&生姜→

正確な日付は記録してない。
考えるに、梅酒から先は、ほぼ自動的に、「前のを飲み終わったから次のを仕込む」という流れ作業になっているからだ。
逆に言えば、仕込みが途切れた時代はないという事である。
継続してる自分偉いとポジティブに考えておく。

実際、レシピ通りに忠実に作ったのは、梅酒の時とユズ&レモンの時だけ。
水気の多い果物で作る時は砂糖を足すために分量を調べるが、他は基本的に、「相応のホワイトリカーを入れる」だけ。
熟成させて味見して、苦かったらそこでシロップでも足せばいい。
自分で飲む分には何をどう入れてもいいのだ。
(新たに醸造できちゃう材料はダメだけど)

そんな自分が今仕込んでるのは緑茶リキュール。
冷蔵庫から発掘された、賞味期限の迫ってる、やや高級な物。
これが成功したら、今度はジュニパーベリーで、自分なりのジンを仕込んでみたい。
こういう、或る種の料理ネタも、今後の自ブログで増やしていきたいな。

それでは。また次回。

コンロで米を炊く生活。

2024-06-28 | 料理
身体と経済を慮って料理を考える。
それで、米1合を手軽に食べる方法を模索する。
家の5合炊き炊飯器で多めに炊いて冷凍、が王道だが、もっと楽したい。

生のまま透き通るまで炒めてから煮るのが一番楽。要はリゾット。
ただコレだと油も味付けも要るから悩ましい。私は炊いただけのを食べたい。

電子レンジにも挑んだ。

電子レンジで簡単に炊飯!電子レンジでもおいしくご飯を炊く方法 | UP LIFE | 毎日を、あなたらしく、あたらしく。 | Panasonic

ご飯を炊くときに欠かせないアイテムといえば炊飯器ですが、実は電子レンジで炊飯する方法があります。今回の記事では、電子レンジを使ってご飯を炊く方法を紹介します。

Panasonic



フライパンにも挑んだ。

フライパンで炊いたご飯がおいしい

『フライパンで米を炊くのって意外と簡単で、慣れたら炊飯器要らないくらいだ』という話を聞いた。かっこいいのでやってみたい。 (トルー)

デイリーポータルZ


結局フツーの小鍋に今は落ち着いている。
吸水後、蓋を開けたまま強火で沸かし、沸いたら弱火にして蓋をして約10分。
水分が飛びきって、音がグツグツでなくパチパチ聞こえてきたら火を止める。
(出来上がりが不安な時は、強火で数秒加熱して、パチパチ音を確認する)
10分蒸らして出来上がり。

音の聞こえ加減を知るためにコンロに顔を近づけていて、思い出す。
私の料理の師匠的な友人も、目を閉じてたたずんでた。
「米は音で炊く」という、当時の私には謎な発言の意味が今になって理解できた。

もっと慣れてきたら、一人前用の土鍋でも試してみたい。
……でも洗い物大変そうかなぁ……。

そんな事を考えながら書きながら、スマホのブックマークを眺めていたら、他にも残しておきたいレシピに気づいた。
これからしばらく、こうしたお気に入り&役に立っているURLを記録する記事も増えるかも。

それでは。また次回。

落ち梅を食べる生活(?)。

2024-06-21 | 料理
写真は、喫茶店で美味しかったカッサータ(フローズンチーズケーキ)を、自分なりに再現した物。
クラッカーに挟んで冷やしたら食べやすくてgood。

さてタイトルで、昨日の続き。
半ば野良化してる木から落ちてる熟した梅を拾う。
シロップにしても良いが、かさを減らしたくてジャムにする。

手間を減らすため、包丁で先に種を外す。
鍋に入れて、ゆでこぼし、灰汁抜き。

採った果実の半分量の砂糖を足して煮詰めればジャムになる、との事で挑戦。
灰汁を取りつつ、30分もことことしたら、見知った粘りけになってきた。
消毒した小瓶に入れて完成。

が、いざ食べてみて途方に暮れた。
苦味はない。薄黄色もキレイで甘くて爽やかで──それ以上に、酸っぱい。
たっぷり塗ってパンに、という普通の使い方は無理筋。
マヨネーズと合わせたり、味噌とミリンと合わせたり、少しずつ調味料として消費している。
後は炭酸水にガムシロップ足して……って結局甘くしなきゃ食べられないのか梅。
来年、研究してみたいかも。

それでは。また次回。

桑の実を味わう生活。

2024-06-20 | 料理
片田舎に住んでいると、木の実の類に恵まれる。

今年の桑は早かった。
5月半ばに、見つけていた木から紫の実が落ちまくってて、土も道路も漆黒に染まってた。

子供の頃から、もいで食べたり、塩水洗いして友人たちにお裾分けしたりしていたが、これだと1週間くらいしかチャンスが無い。

今年は、料理に詳しい知人に教わり、シロップにして保存してみた。
採った果実と同量の砂糖を溶かした水に果実を浸ければシロップになる、との事で。
当然、砂糖は簡単には溶けきらないため、鍋を使う必要あるが、煮なくていいからとても楽。
それで出来たシロップが冒頭の写真である。

そうこうする内に、今度はヒメコウゾの実も豊作。
こっちは身が柔らか過ぎて、加工するには向かない気がする。
平年通り、そのまま食べる方向で行きたいが、実験したくもあり、迷うところ。

先日見つけたグミ(お菓子じゃないよ)も順調に育ってきている。夏が旬だそうな。

秋になれば栗も採れるだろう。
その時になったら、栗の下処理の話も書こうかな。

いや、その前に、やっぱり野生化して実を落としてるあの梅も何とかならないものか。
そう思って前述した知人に相談したら道が開けた。
詳細は明日以降に。

それでは。また次回。

初めてパウンドケーキ焼いた。

2024-04-17 | 料理
公民館での、仲間内での料理サークル活動。
ごく小規模ながら、コツコツ続いている。

昨年末頃から「本格的なお菓子作ってみたい欲」が湧き、かつて友人から少しだけ教わった記憶をもとに、ちょこちょこ練習を積んできた。

寒天でレアチーズケーキ固めたり。
炊飯器でチーズスフレケーキ作ったり。
メレンゲ作りであわあわしたり。
オーブンでグラタン焼いたり。
トースターでスコーン作ったり。
フライパンでパンケーキ焼いたり。

そんなこんな修行の、(ひとまずの)到達点が、オーブンで焼くパウンドケーキ。
メレンゲは一旦あきらめて、比較的作りやすいベーキングパウダー入りで。

米粉を使用。
食べてもらいたい人たちの中に、小麦アレルギーの方がいるので。
そうでなければ、初心者用キットをばんばん使えるんだが仕方ない。

最初に、型にクッキングシートを敷くのが最大の難所だった。
昔教えてくれた友人との思い出を辿って何とかかんとか、シートに切れ目を入れて敷き詰めて。

材料を混ぜるのは、修行の成果が出た。
バター→砂糖→卵→振るった粉&ベーキングパウダーの順で、分離しないように交ぜていく。
参考にするレシピが、とても分かりやすい文章なのも助かった。

それで完成したのが見出しの写真である。
試食でも好評で、「売り物みたい」と言ってもらえた。
我が心の中の師匠のおかげだ。
家に常備してる安い材料で、こうなるなら、もっと凝ったら凄いの出来るかも。
次の機会では具材も足そう。
ナッツとかチョコとか……夢ひろがるなぁ。

それでは。また次回。

初めての雑煮作り。

2022-01-04 | 料理
ほぼ生まれて初めて作った、家の雑煮の写真。

今までは母が作っていたから手を出せない領域だった。
あれは正直に言って……冒涜的な表現で失礼……とても食えた物じゃなかった
肉パサパサ、野菜ほとんど生、餅は表面どろどろなのに固い、麺つゆの味しか無い、なのにお代わりはノルマ、残る大量のゴ○……全て事実。

というわけで。
年末年始のホテル巣籠もりを終えてから、普段の食事として雑煮を作った次第。

くるくる薄く野菜の皮むいて、念入りに下茹で。
鶏肉は表面だけ、さっと焼き目をつける。
具材を合わせ、麺つゆベースにショウユで味を調え、沸騰させないよう注意しつつ丁寧に灰汁を取りながら煮込む。
トースターで焼いた餅を椀に入れ、出来たおつゆを注いで、削り節を散らして完成。
(本当は、はばのりや青のりもかけるが割愛)

食べた瞬間、感無量。
料理漫画の審査員みたいなリアクション取りたくなった。
材料も、基本的な手順も同じなのに、まさかここまで味が違うとは。
これなら冬の間ずっと食べてもいいくらい。
麺類と合わせてもいいし、いっそ餅入れなくてもいい。(それはもう雑煮じゃない)

今のところ、家内安全も続いてるし、来年の年末年始は、もしかしたら普通に家で過ごせるかな……。

それでは。また次回。