映画『海よりもまだ深く』を劇場へ見に行く。
これなら万人受けする内容だろうと、仲間たちで決め打ちして赴いた。
母と息子、その息子と離婚した妻、妻の親権下にある子供。
いったん分かれた“家族”たちが、久しぶりに共に過ごす、ある台風の晩。
私としてはこの映画、かなり非常にどうにもこうにも、
身につまされて堪らない内容だった。
というのは、この映画の主人公はずばり、
「挫折した(事を自分で認めない)物書き」だから。
15年前、人生で一度、私小説で受賞した事が最大の誇り。
その後は続かず、探偵事務所で生計を立てる。
ただし、この主人公自身の能力は決して低くない。
問題なのは、中途半端なプライド。
今もひいきにしてくれてる編集者(!)が漫画原作のチャンスをくれたのに、
言い訳して逃げ、それでいて未練を見せる。
物書きを名乗るなら、ああいうチャンスは逃しちゃならないんじゃないかなあ。
今の世の中、金にこだわらなければ、心のままに文字を残せます。
逆に、心を投げ捨てれば、文字で金は稼げます。
どちらを選ぶかは、その人次第です。
私は、この自分のブログ&サイトを続けられれば、それで充分だ。
それでは。また次回。
これなら万人受けする内容だろうと、仲間たちで決め打ちして赴いた。
母と息子、その息子と離婚した妻、妻の親権下にある子供。
いったん分かれた“家族”たちが、久しぶりに共に過ごす、ある台風の晩。
私としてはこの映画、かなり非常にどうにもこうにも、
身につまされて堪らない内容だった。
というのは、この映画の主人公はずばり、
「挫折した(事を自分で認めない)物書き」だから。
15年前、人生で一度、私小説で受賞した事が最大の誇り。
その後は続かず、探偵事務所で生計を立てる。
ただし、この主人公自身の能力は決して低くない。
問題なのは、中途半端なプライド。
今もひいきにしてくれてる編集者(!)が漫画原作のチャンスをくれたのに、
言い訳して逃げ、それでいて未練を見せる。
物書きを名乗るなら、ああいうチャンスは逃しちゃならないんじゃないかなあ。
今の世の中、金にこだわらなければ、心のままに文字を残せます。
逆に、心を投げ捨てれば、文字で金は稼げます。
どちらを選ぶかは、その人次第です。
私は、この自分のブログ&サイトを続けられれば、それで充分だ。
それでは。また次回。
森博嗣や野崎まどの文章が苦手でなければ、森博嗣「小説家という職業」野崎まど「小説家の作り方」なんかオススメです。
違法行為しまくってますから(汗)。
森氏の本はいつか読んでみます。