「タカラッシュ!」による「リアル宝探し」の一つ、
「シティーハンター 狙われた天使のレクイエム」をクリアした。
以前から、こういった体験型アトラクションには興味があった。
ただ、リアル脱出ゲームなど、大抵は2人以上のグループ参加が基本。
人を誘っても解けなければ迷惑かけるし……と長らくためらっていた。
しかし、この「リアル宝探し」はシングルプレイもOK。
昨年秋に、JR東日本の千葉沿線で開かれた時、
思い切って初挑戦し、懸賞応募までこぎつけた。
準備として、吉祥寺の書店「BOOKSルーエ」に赴き、謎解きキットを入手。
文章を繰り返し読み、実際に歩くルートを決めてから、街に突撃した。
というのは私、パズル自体は好きかつ慣れてるわけで。
強敵となるのは寧ろ他の点。即ち、方向音痴!
いざ始めれば、まあ道に迷う事。
どんな風に迷って苦労したかは、ここには書けない。ネタバレ厳禁。
後日、サイトにupする長文も、ふわっふわした内容になる予定です。
最後に結論。
面白かったから、周回プレイしたい。
それでは。また次回。
※一部抜粋。本当はまだまだあります。
・冒頭の患者(市長)の名前。
・患者の局部や、マルティーヌの乳首を隠すカラスのマーク。
表情は3種類。(通常、×の目、ハートの目)
・浴室の壁にある絵「聖船頭セイヤ」は『聖闘士星矢』のパロディ。
・カオリのジャケットの「L」は「Laura」のイニシャル。
・パンチョと一緒にサッカーする少年たちの名は、『キャプテン翼』のキャラ名。
・ヒデユキの腕時計に「TM」の文字。
・リョウが従業員の「らんま」に「1/2ビール」を注文。
・ユニオン・テオーペの「黒い手(ブラックハンド)」。
TVアニメで槇村が遺言した「黒い右手」を踏まえている?
・「同じ的(まと)に何発も当てる」=ワンホールショットの説明。
・リョウの撃つ弾の底面に「CITY HUNTER」の文字。
・人混みの隙間を貫く精密射撃。萩尾直行編のオマージュ。
・カーテン越し、互いに見えないリョウVS海坊主。
佐藤由美子編のオマージュ。
・ミニクーパーのナンバーは「32-98-NL」。
・シフトレバーの過ち。名取かずえ編のオマージュ。
・空港での呼び出し。『CAT'S EYE』の内海さんと来生さん。
・カオリが振るう事になるハンマーは現実的な物。
漫画的な木製100tハンマーは、リョウの想像シーンに留められている。
・リョウの「飛行機は苦手」発言。
・自動車処理場の壁にカラスのイラスト。
・リョウが一人称視点で戦う場面でつかむナンバープレートに「357」の文字。
・配信動画の視聴者の一人が『ドラゴンボール』の亀仙人。
・カオリの内股に銃を隠す。龍神会会長編のオマージュ。
・カオリが銃乱射して結果的に敵を倒しまくる。
・戦闘中に敵の弾がリョウの頬をかすめる。
亜月菜摘編(TVアニメ第1話)のオマージュ。
・美女のぱんつに見とれるリョウの背後をカラスが飛ぶ。
《番外》リョウ、パンチョ、スキッピーを演じる三者は、
ラショー監督作品『ヒャッハー!』シリーズで悪友三人組を演じている。
実写版『シティーハンター』の、吹替版→字幕版の違いを列挙。
(一部抜粋。本当はまだまだあります)
・市長の名前は、吹替・字幕ともに同じ。
・駅と空港のアナウンスは字幕版でも日本語。
・パンチョと一緒にサッカーする少年たち:
ツバサ&ゲン→オリーブ&トム
(フランス版『キャプテン翼』のキャラ名)
・ヒデユキ→トニー
・「ブラックハンド」→「黒い手」(字幕版では和訳表示が基本)
・回想で、リョウが従業員を呼ぶ:
「らんま。1/2ビールを」→「らんま。ビールを」
・依頼人のルテリエ(おっさん)の、リョウの呼び方:
「シティーハンター」→「ニッキー・ラーソン」
「ムッシュ・リョウ」→「ムッシュ・ラーソン」
・サエコ→エレーヌ
・空港の呼び出し:内海さんと来生さん→レミくんのご家族
・車に閉じこめられたカオリを、パンチョが呼ぶ:
「カオリさん」→「マダム・ローラ」
・ショー会場での、警備員によるスキッピーへの揶揄:
「あたまてるお」「でこひろし」→「ルイ・ド・フュネス」「ガルシモール」
(ルイ・ド・フュネスはフランスの喜劇俳優)
・ジェシカは基本的に英語で発言。
・「すみませんイマ何テ言イマシタ?」→「フランス語は苦手で……」
・「僕はフランス一のファンです」→「フランス語が上手ですね」
・リョウがカオリにあげたセーター:「忘れ物だ」→「私物だ」
・リョウがショー会場に忍び込もうとするも名乗ってしまう:
「シティーハンターだ」→「ニッキーとローラ」
・「数独」は字幕版でも変わらず。
・碑文字:Ryo SAEBA→Nicky LARSON
・依頼人のルテリエ(おっさん)へ、リョウからのメッセージ(スマホの画面):
Kaori→Laura
映画『ニッキーラーソン』を劇場へ見に行く。
……と今回は言ってみたい。
TOHOシネマズ新宿で、待望の字幕版を拝めたからだ。
ファンならご承知、『ニッキーラーソン』とは、
フランス版『シティーハンター』アニメタイトル。
より正確には、冴羽獠=ニッキーラーソンという認識で合っている。
先日鑑賞した吹替版はモチロン拍手喝采の出来だったが、
私個人として、洋画は「字幕」で見るのが信条。
俳優さん達の、言葉にならない息遣いの演技は、
吹替版では分からない。
英語と仏語が混ざった会話の場面を堪能できたのも嬉しかった。
「秀幸=トニー」「冴子=エレーヌ」という対応もやっと覚えた。
まさに“最香”の一日だったが、強いて大変だった事を上げれば、
昨日書いた『屍人荘の殺人』と立て続け、ダブルヘッダーで鑑賞した事だ。
早朝に出発→朝一番に千葉で鑑賞→
移動しながら昼食→午後に新宿で鑑賞→即帰宅→
夕方から家事→休憩して就寝。
まるで時刻表トリックを駆使する犯人みたいなスケジュール。
千葉も新宿も、もし上映が1時間ずれてたら、この綱渡りは不可能だった。
ところで、この実写版CHの上映、大半の劇場で12/19終了予定の文字がある。
スターウォーズと入れ替わりというわけだ。
アニメ版の時は、MCUと入れ替わりだった事を思い出す。
これほどの大作と交代するなら、ある意味光栄かな。
それでは。また次回。
実写版『シティーハンター』を劇場へ見に行く。
より正確にはフランス版『シティーハンター』とも言うべきか。
予備知識として、『シティーハンター』は
フランスで「ニッキーラーソン」の名で昔から広く知られている。
主演のフィリップ・ラショー氏は脚本・制作・監督を兼任。
北条司氏に示し快諾されたほどのプロットを創り上げ、
髪も黒くし、身体も整え、役作りもカンペキ。
しかしながら、世間様では、漫画やアニメを基にした実写作品は大抵、
褒められた内容になりにくいのが常。
だから私も、期待半分不安半分の状態だった。
いざ見たら、実に楽しい「バカ映画」(←ほめ言葉)だった。
第一印象は、読切版(『XYZ』&『ダブルエッジ』)の設定で連載してたら
こうなってたんじゃないかな?と。
リョウ&カオリは出会って間もないが、或る程度仲の良い名コンビ。
そこに、ユニオン・テオーペに襲われる槇村のエピソードが加わった形。
オススメすべきは、リョウ&カオリの掛け合いが好きな人、槇村アニキを好きな人、
そして『デッドプール』辺りの映画が好きな人。
猥雑なのにスタイリッシュ、笑いまくれる黒いジョーク。
それでいて、熱く真摯な王道は外さない。
人が人を本当に愛してる証。その答えを、どうか見てみてほしい。
これから年末年始に入り、自分は劇場に通えるか未知数だが、ヒットしてほしいな。
(フォロワーさんと一緒でなかったら、行くのはもっともっと遅れてたはず)
それでは。また次回。