サンデー連載当時、大上段に予告や広告を銘打って、
鳴り物入りで始まったのを覚えている。
その後、7週も費やされた末に残ったのは、悲しい茶番。
大勢の登場人物が出てくるものの、実質的に機能しているのは少数。
本来なら肝心だろうFBIやCIAは蚊帳の外。
それで中心となるのは、よりによって他作品の主人公――
怪盗キッドときたもんだ。
しかも、数十秒~数分程度だろう動画のみで
「カンペキな変装」が成されるという
チートぶりに泣きたくなった、サンデー連載当時。
こんな事をされたら、少なくとも私は、
この作品の描写そのものを一切信用できなくなってしまった。
それから、灰原が聞いたカセットテープの内容。
『コンビニの落とし穴』から、100以上の事件、30巻以上の単行本、
ざっと10年を超えてもまだ、その風呂敷は畳まれるどころか逆に広がる始末。
これで、私は完全に諦めた。
伏線はもう、永遠に回収されないと。
あるいは、『黒の組織との接触』の「高飛車な女」のように、
唐突に答えが出されて終わると。
そして。この事件でも、青山の藤原宰太郎化現象が発動する。
仮にも子供が読む作品で、『オリエント急行の殺人』の
トリックや動機のネタバレするな作者。
以上、『コナン』原作考察は一旦ストップ。
再開の目処は不明ですが、原作がある程度進行したら考えます。
それでは。また次回。
鳴り物入りで始まったのを覚えている。
その後、7週も費やされた末に残ったのは、悲しい茶番。
大勢の登場人物が出てくるものの、実質的に機能しているのは少数。
本来なら肝心だろうFBIやCIAは蚊帳の外。
それで中心となるのは、よりによって他作品の主人公――
怪盗キッドときたもんだ。
しかも、数十秒~数分程度だろう動画のみで
「カンペキな変装」が成されるという
チートぶりに泣きたくなった、サンデー連載当時。
こんな事をされたら、少なくとも私は、
この作品の描写そのものを一切信用できなくなってしまった。
それから、灰原が聞いたカセットテープの内容。
『コンビニの落とし穴』から、100以上の事件、30巻以上の単行本、
ざっと10年を超えてもまだ、その風呂敷は畳まれるどころか逆に広がる始末。
これで、私は完全に諦めた。
伏線はもう、永遠に回収されないと。
あるいは、『黒の組織との接触』の「高飛車な女」のように、
唐突に答えが出されて終わると。
そして。この事件でも、青山の藤原宰太郎化現象が発動する。
仮にも子供が読む作品で、『オリエント急行の殺人』の
トリックや動機のネタバレするな作者。
以上、『コナン』原作考察は一旦ストップ。
再開の目処は不明ですが、原作がある程度進行したら考えます。
それでは。また次回。