好事家の世迷言。

調べたがり屋の生存報告。シティーハンターとADV全般の話題が主。※只今、家族の介護問題が発生中です。あしからず。

漫画版『雛見沢停留所』雑感。

2023-09-13 | ひぐらしのなく頃に

漫画版『雛見沢停留所』読了。

媒体ごとの違いを知るために、通販で取り寄せて読んでみた。
PC版や家庭用ゲーム機版で読んだ時は、これ単独で成立した作品として読めたが、こちら漫画版は、漫画版『ひぐらし』本編からの派生作品という位置づけを強く感じる。
停留所のポスターに沙都子がいたり、荒川の回想シーンでの人物らが圭一やレナの顔になっていたり。

そんな調子で、場面ごとの相違点の違いをじっくり確かめたいところだったが。
結論から言って、断念した。

残酷描写があまりにきつい。
私には、一読するだけで限界だった。

PC版や家庭用ゲーム機版、つまり文章メインの時は、想像力をOFFすれば問題なく読めた。
漫画版『ひぐらし』本編の時は薄目で読み流した。
が、この『停留所』は、そんな『ひぐらし』全8話分を圧縮しているわけであり、だからグロシーンがひとまとめになって襲ってくるわけであり。
「オヤシロ様の祟り」による惨死しかり、魅音が暴走して敵を殲滅する終盤しかり、ここで細かく説明するのが憚られるくらいのインパクトがある。

そして、所期の目的──最後のループ現象の詳細を確かめる事──については、漫画版でも結局よく分からないままで終わった。
『ひぐらし』本編同様、梨花がオヤシロ様の力を行使してループさせてると考えていいんだろうか。どうなんだろう。

それでは。また次回。


Swicth版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その39)(終)

2023-08-16 | ひぐらしのなく頃に
Switch版『ひぐらしのなく頃に奉』真・オヤシロショック攻略。(抜粋)】

Switch版『ひぐらし奉』を全クリアした後にクイズに挑む。
画像鑑賞をアンロックするためには、避けるわけにもいかないのである。
以下、『ひぐらし』のほぼ全メディアを押さえてる私でも咄嗟に答えられなかった問いについて少しだけ列挙。
急いで解きたいという人の助けになれば幸いです。


LEVEL1:
・「絆」第1巻の初出は、2008年。

LEVEL2:
・「絆」第2巻の初出は、2008年。
・南井まどかのCVは、下田麻美氏。

LEVEL3:
・「Friend」を歌っているのは、いとうかなこ氏。
・魅音の親戚で不動産業は、弘。
・『澪尽し編』で圭一が魅音の学力をたとえたのは、ウナギ。

LEVEL4:
・パチスロ『ひぐらしのなく頃に祭』の宣伝部長は、ひぐ夫氏。
・ドラマ版『ひぐらしのなく頃に』を演じたのは、NGT48。

LEVEL5:
・ドラマ版『ひぐらしのなく頃に解』の話数は、全4話。

LEVEL6:
・『現壊し編』に登場する刑事は、大石。
・『現壊し編』に詩音と共に登場するヒロインは、瑞穂。
・漫画版『宵越し編』の掲載誌は、Gファンタジー。
・ドラマCD『君恋し編』で圭一にキュンとしたのは、お魎。

LEVEL7:
・連行される不良に詩音が言った台詞は、「おととい来やがれ」。
・亀田の異名は、弾丸直球。
・圭一が間違えた、入江の名前は、入谷。

LEVEL8:
・『目明し編』の詩音が述べた鍵の期待値は、3.5。

それでは。また次回。

Swicth版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その38)

2023-08-09 | ひぐらしのなく頃に
『罰恋し編』読了。
(プレイ時間:約179時間半)

『神姦し編』を読了すると発動。
元々は『目明し編』のお疲れさま会だった話。

・圭一らが女性陣にセクハラしまくる構図。
他の媒体ならともかく、垣内編の含まれてる状況だと、巴が鉄拳制裁しに来そうな気もする。
・原作(PC版)の「お尻で写生」ネタは、流石にそのままには使えなかった模様。

・圭一のメイド衣装フル装備(オプションにポニテ付き)の立ち絵が初出。

・女性陣の妄想に振り回された圭一は、電話ボックスで取り押さえられて終わり。
『罰恋し編』読了→カケラX4「フレデリカから、あなたへ」読了→「奉」・お疲れさま会が発動。

垣内市、『宵越し編』の時代、『言祝し編』の時代、『雛見沢停留所』の世界、田村や采と語らう上位世界との中継?を介した後、主要キャラ達のコメントが入って〆。


かくて、総プレイ時間180時間超のSwitch版『ひぐらしのなく頃に奉』のストーリー全クリア。
かれこれ1年以上付き合ってきたが、まだもう少しだけ。
最後まで取っておいた『真・オヤシロショック』へ挑戦である。

それでは。また次回。

Swicth版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その37)

2023-08-02 | ひぐらしのなく頃に
『神姦し編』読了。
(プレイ時間:178時間半)

やっぱりこの編でも、小見出しのタイトルが無い。

・プレイ時間176時間半にして、やっと、『粋』起動時のムービーで一瞬映ってた新キャラの一枚絵である。

・興宮の街の景色が、垣内の背景画になってる謎。
・やっぱり『うみねこ』の効果音。

・田村。初出でギョウザ耳と呼ばれた人。
『うみねこ』の法語つかう天界人みたいなキャラ。梨花の「田村」呼びが笑える。

・圭一たちが“渡河”しようとしている街のレストランが、楼座と真里亞が食事してたところの画。

・梨花が「虜(とりこ)」を「おとり」と発声している。
前から思ってたが、この作品全体的に……チェックが甘いんだよな……。

・名前の表示欄が「采」から「ウネ」に変化したところから、彼女の態度が激変する。

・「日常から惨劇へ」だった今までの話に対応して、「惨劇から日常へ」というコンセプトは理解したい、が。
梨花が安易に死んで時間移動したり、“神々”が実体化したり、付いて行けない描写が多い点は否めない。
これを読むためにソフトを買ったと考えると、ちょっと、虚しい。

それでは。また次回。

Swicth版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その36)

2023-07-26 | ひぐらしのなく頃に
『ひぐらしアウトブレイク』読了。
(プレイ時間:約176時間)

今までずっとスキップしてきた、ソフト起動時のムービーを初めてじっくり見る。
ちらと見てしまった時の予感は当たり、やっぱり『神姦し編』関連だろう一枚絵がバシバシ出てた。
ホントこのSwitch版、新規プレイヤーへの配慮が無い……。

・要するにこの話は、「人類は寄生生物によって形作られている」という高野一二三の論が極限まで推し進められた物である。
逆に言えば、それしかない。

・小見出しの「#」の後に数字しかない。つまり小見出しのタイトルが無い。

・圭一父よ、家中をガムテープで本当に目張りし尽くしたら窒息するのでは?
この時点で、実は疑心暗鬼に罹患してないかこの人?

・プレイ時間が、1時間。
ボイス全部聞いて、ときおり読み返しもして、1時間。
PC版の初読時、短いと感じたのも当然だ。

そして、やはりPC版と同様、「装甲車での梨花と羽入の会話」「監禁場所からの沙都子の救助と脱出」「魅音との合流」といったイベントは、全て説明ゼロ。
結果のみ重要だから割愛されていると述べられているが、私には手抜きにしか見えず、残念だった。

それでは。また次回。

Swicth版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その35)

2023-07-23 | ひぐらしのなく頃に
『雛見沢停留所』読了。
(プレイ時間:約175時間)

プレイ開始から、170時間を超えて、やっと新規のエピソード。
もっとも私は、この先も全部PC版で概要は把握している故、事実上、消化試合だ。
『ひぐらしアウトブレイク』は『神姦し編』と続けて読みたいから、『雛見沢停留所』から読む。

・『停留所』は、言わば原作のパイロット版である戯曲。
PC版と漫画版、そして舞台版が存在している。
家庭用ゲーム機版の本作では、漫画版の立ち絵が用いられ、舞台版の役者が声を演じている。
この予備知識ナシで読む新規プレイヤーは混乱するだろうなきっと。

・舞台役者さん達の演技力はなるほど流石に良好。
棒読みではないし、聞き取れないなどの問題点も無い。

・ただ、『うみねこ』でも思った事だが、この『停留所』もまた、「信頼できない語り手」による物語を三人称で描いているため、非常に分かりにくくなっている。
『ひぐらし』の、圭一をはじめとする特定の人物による一人称が、結局正解なんだと思う。
こうなると、やっぱり媒体比較のために、漫画版の方も確かめてみる必要があるか……。

・「月(賛⇔惨)歌」が流れる場面アリ。
この『奉』のチャプターでは、今まで収録されてなかった原作からの曲が幾つか流れる。

・「オヤシロさま」の声が堀江由衣氏。
『うみねこ』舞台版のベアトと同様の演出。

・『うみねこ』の、「開く口」の一枚絵も出てくる。

・物語の最後は、何らかの形でループが起こったのか。
『澪尽し編』のように、梨花と魅音がまとめて?

それでは。また次回。

Switch版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その34)

2023-07-17 | ひぐらしのなく頃に
『羞晒し編』読了。
(プレイ時間:約172時間半)

『言祝し編』を読了すると発動。

・冒頭、部活メンバーによる弁明?言い訳?が入る。

・『粋』の時はぼーぜんと読み流したが、やっぱりこの話、変だ。
そもそも論になってしまうが、これ、おもちゃ屋の主人と圭一を直に会話させればすぐに解決したのでは?
せめて圭一以外の人々には、海パンの真実を正直に伝えても良かったのでは?
嘘で周りを焚きつけるのは、疑心暗鬼が加速して、それこそ惨劇が繰り広げられてもおかしくない危険状態だったのでは?
困った時には相談するんだよ!の真逆を行っちゃってる。
いったい誰だ、こんな不自然な話を書いたスタッフは………………そう、原作者だ。

・「天の道を往き、総てをつかさどる(神)」(by羽入)
『仮面ライダーカブト』(2006年)が元ネタ。

・登場人物の台詞に、なぜか字幕がない部分が多々ある。

・小此木の水中仕様に流石に吹く。屈服。

・「召し上がらせてください」と言わせようとする入江の敬語オカシイ気がする。
コレだと、入江がカレーを食べる事になるぞ?

・梨花&羽入の会話シーン。効果音が『うみねこ』のそれ。

・読了後、エピローグ発動→『ひぐらしアウトブレイク』『雛見沢停留所』発動。

それでは。また次回。

Switch版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その33)

2023-07-13 | ひぐらしのなく頃に
『賽殺し編』読了。
(プレイ時間:約171時間)

『祭囃し編』→カケラL5「お子様ランチの旗」を読むと発動。
このカケラに出てくる“女”、効果音が明らかに『うみねこ』の魔女。

・梨花の母の声を演じるのは、大原さやか氏。

・水晶玉からの羽入の声は、最初は小さな文字。

・梨花の交通事故。
家庭用ゲーム機版だと「どうしようもなくて」だが、原作だと「顔がなくて」となる。

・梨花の母が好きなブドウジュースという設定が足されているのが家庭用ゲーム機版。

・梨花の母の秘密を聞いた場面から先が、全部終章。長い。

・カケラ世界での一枚絵における梨花の立ち絵。明らかに「お子様ランチの旗」の女。

・異界で最後の日を過ごした後に、エンドロールが入る。

・一枚絵での梨花の病院着。なぜか左前になってしまっている。

それでは。また次回。

Switch版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その32)

2023-07-02 | ひぐらしのなく頃に
『祭囃し編』読了。
(プレイ時間:約168時間)

家庭用ゲーム機版オリジナル設定を頭から消して、原作の世界に戻る。

・圭一が羽入を「羽入ぅん」と呼ぶ。コレが『言祝し編』の「リューン」につながった?
・乾杯直前のテーブル料理皿にラップがかかってるってオカシイ気がする。
・野村って誰だっけ……と一瞬思った。
・「ローウェル」の話題がばんばん出てくる。
・一二三と鷹野の関係をアッサリ梨花に話す富竹。

・「巾着から出した小さな包み」がおはぎなら、一枚絵の詩音が持ってる風呂敷包みの重箱が謎。
『皆殺し編』辺りのおはぎイメージに引きずられてないか作画担当。

・入江が他国に研究を売ろうとしている議事録の捏造。
『澪尽し編』では、本当に研究が他国に流れていた。

・『祭囃し編』から富竹の立ち絵に変化アリ。筋肉の書き込みが増えている。

・梨花が地下から脱する白背景の場面で、残していたTIPS「決意」を読む。

・魅音と小此木の対峙。
茶化されるコピペとして有名になってしまったが、ここだけ切り抜いたらオカシイのは寧ろ当たり前。
今までの話の流れと、立ち絵と、BGMと、声優の演技が合わさって、初めてこの場面は意味を成す。

それでは。また次回。

Switch版『ひぐらし奉』プレイ記録。(その31)

2023-06-14 | ひぐらしのなく頃に
『言祝し編』クリア。
(プレイ時間:約159時間)

『澪尽し編・表』→カケラL6「禁宝『鬼狩柳桜』」を読むと発動。

・開幕早々、「純血(ピュトゥス)」の語に、頭をぶん殴られる衝撃に襲われる毎回。
かろうじて常識的現実という大地に足の付いてた『ひぐらし』が、この話では大気圏突破していく。

・古出家の背景画。どー見ても、壁にコンセントあるんだよね……。

・結婚するしないで話が長い。子供を産む産まないでまた長い。
良い意味でもっと大らかだった時代だと思うが。

・字幕無しでボイスのみの回想シーンが、複数箇所ある。
バックログを使えば確認できるが、このバリアフリー推奨の時代に、まだこういった演出を使うのか。

・疫病で薬作る作らないでまた長い。

・御三家の頭首が全員女性。原作の現代より、更にバランスが偏ってる。

・桜花と羽入の戦闘場面。
真っ暗か、桜花のポーズ変わらん一枚絵か、油絵めいたイメージ画しか出ず、退屈。
それこそ『Fate』なら、立ち絵がある程度動くとかメリハリがあるのに。
文章では「左腕を突き出し」とあっても、絵ではずっと右腕だけ。
でも、この作画担当さん、アクションシーン描くと、ああなりかねないから……(参照:『祭囃し編』の赤坂)。

・時間がないと言いながら、数十分にわたり遺言を喋る羽入。

・読了すると『羞晒し編』発動。
↑やっぱりコレ読まないと、次の章へ行けないのか。

それでは。また次回。