5年前の映画「劔岳 点の記」の監督木村大作の作品を楽しみにしていたので見に行ってきました
とにかく立山連峰で60日間のロケを敢行して撮影したという、大自然の映像の迫力がすごいです。
こんなところで良くぞ撮影が出来たものだとビックリするとともにその映像の美しさに圧倒されます。
そしてその中での演技が演技とは思えないほど自然で、画面の中に溶け込めました。
松山ケンイチ、蒼井優、豊川悦司をはじめ、キャスティングもぴったりはまっていました。
もう私は3000m級の山なんてとても登れないし景色を見るだけでもすばらしいと思っていましたが-大自然にそして人々の営みに心癒やされぱなしでした。
大自然の厳しさと美しさの前で、人は謙虚になり、素直な気持になれるのですね。そういうことを教えていただいている気がしました
普段見られない高山の生き物植物を見せて頂いただけでも感動です。
人はみんな何かを背負って生きていくしかない、そしてその何かを人と分け合って生きていくの。
そんなメッセージを感じる、素朴で素晴らしい映画でした。
エンディングに流れる、山崎まさよしが歌う主題歌も心に染みました。
写真はサイトからお借りしました。