義姉が入院したことで思い出した事がある。
夫の家系は皆高血圧で脳出血や脳梗塞で亡くなっている。
義父は脳梗塞、お薬を飲んでいても77歳で病気を発症、それって仕方がないです。
義母は55歳の時に畑から帰ってきて脳幹出血で早死にしている。
未だ田舎では土葬の時代で血圧をちゃんと測る習慣もなかったらしい、夫が駆けつけたときはもう亡くなっていた。
私は次男が生まれたばかりで退院してすぐだったので葬儀にも出られず私の両親が安中まで出かけた。
義妹は夫と10歳離れていてその時、修学旅行の真っ最中、間に合わないからと知らせなかった。旅行から帰ってきたら母親が亡くなっていたという最悪の悲しい事を経験している。結婚するまで義兄のお嫁さんが母親代わりをしていた。
病院に行った時、偶然、義兄妹と会った。義兄は半年に一度墓参りでお会いしているけれど、義妹は私の息子たちの結婚式以来会っていない。58歳になったといっていたが元気だった。
義姉の手をさすって泣いていた。
その時初めて薬を飲んだり飲まなかったり自分は大丈夫と思っていたのでしょうね。でも脳梗塞を起したのが2度目って。
そういうことをして周り悲しませちゃいけないよね。
自分の命は自分だけのものじゃない、
命尽きるまで大切にしなきゃねって又思いを新たのした。
私に夫の事をよろしくなって言っていたから「無理しないで静養して下さい」って言ったけど病気になるのはどうやったってなる時はなるでしょう、私も疲れやすくなり疲れがすぐ取れなくなった、
でも高血圧や糖尿病は今は充分自分で管理していかれるのだからいい歳してって私は心の中で思っていた。
帰りに下仁田ネギを義兄の家に寄っていただいてきた。