東京国立博物館で開催中のボストン美術館展日本美術の至宝特別展」を観てきました。
混雑と思い姉と7時半に駅で待ち合わせ会場に着いたのが8時半8番目でした。
9時にはもう長蛇の列、9時半開館ゆっくり見たければ美術館は早く行かなくちゃだめです。。
大作が多いので近くに寄らなくても見える作品が多いのですが、お目当ての第一会場の二大絵巻は並んで近くに寄って見ることが出来ました。
曽我蕭白(そがしょうはく)の「吉備大臣入唐絵巻」は、楽しい作品です。吉備大臣は、少し前に、NHKドラマ「大仏開眼」で吉岡秀隆が演じていた人物です。すごい秀才であったらしい。「平治物語・三条夜討」は短いけれど、大勢の人が描かれていて、ひとの顔をじっくりは見ることが出来ませんでした。
第2会場の最初は「アメリカ人を魅了した日本のわざ――刀剣と染織」。
刀剣と染織(小袖類)は東京展のみの展示らしいが殆ど能の舞台で使われたもので痛んでいません。すばらしいです。
次の部屋は「華ひらく近世絵画」。
日本画は、狩野派が多い。光琳の「松島図屏風」が最高でした。等伯の「龍虎図」は、少し首を傾げた虎がかわいい。龍もなんか笑えます。曽我蕭白(そがしょうはく)の最高傑作『雲龍図』もすばらしいです
その他、若冲ら、見応えのある作品が多いですが、最後に展示の曽我蕭白、「雲龍図」などは、いままでで見たことのない迫力でした。今回の修復により公開が可能になった幻の代表作という。
世界に先駆けて日本で初公開だそうです。
見終わって上野の動物園の前を通ったら長蛇の列、12時ちかくで2時間待ち!パンダは無理でしょう。
やはり朝一で来た人はゆっくり見られたのではと思いながら御徒町の「がんこ」で冷凍されていないマグロが手に入ったということでマグロ御膳を頂き3時半ごろ帰ってきました。
疲れたけれど至福のときでした。
明日は次男家族ゲリラ部隊の登場、やっと陽葵の入学祝いが出来ます。