説明しにくいので報告書のせちゃいます
所見・・・
歯肉粘膜は肥厚し、固有層に向かって不規則に分岐・融合する乳頭状に増殖し、それらの間では形質細胞およびリンパ球を主体とする炎症細胞の浸潤を多数認める。また増殖する粘膜細胞は異型性に乏しく、同細胞は多角形~不定形で明瞭な細胞間橋を有し、好酸性に染色される細胞質を中等量有す。核は類円形で核小体は概して不明瞭。
コメント・・・
採取組繊では固有層における炎症細胞の浸潤が著しく、粘膜上皮細胞の増殖も認められましたが、観察される細胞形態に異型性などの悪性所見が認められませんので炎症と判断。
鑑別診断としては棘細胞性エナメル上皮腫が考えられます。腫瘤が再発する場合には再検査が望ましい
病理組織診断・・・
慢性歯肉炎って結果なのでクリアだった事になるのですが病巣を見ていた私もドクターも歯石もほとんど溜まっていないし歯肉炎も少なく腫瘤も綺麗な色をしていたのでたぶん繊維腫ではないかと思っていたのでちょっと歯肉炎の診断には思わず顔を見合わせてしまったほど
再発をしたらば年齢と治療法を状況に合わせて対処しなければならないのでちょっとやっかいものです
歯から顎の骨へと浸潤するそうなので(あごの骨も切除だとか)早期発見が大事なのでこれまで以上に口の中のチェックをしてあげなければ
今まで検査で白黒ついたのにこんなにスッキリせずにモヤモヤ感があるのは初めてだけど
とり越し苦労であることを祈る母なのでした
今回の検査において色々心配してくださった皆々様ありがとうございました
へこたれかぁーちゃんの私には心の支えとなっております