６年生 カレー作りで僕は大丈夫と自信満々

　６年生　カレー作りで僕は大丈夫と自信満々

　　
　以前協力していた子ども会の活動で、
　カレーを作ることになりました。
　かまどを作って火をおこしてのカレー作りです。
　参加したほとんどのお子さんが火を起こし、
　野菜切りなど初めての経験です。
　お子さんたちが、火を付けられるか、
　指を切らないかなど注意を払いながら
　時に手本を示し（大した手本ではありませんが）見守っていました。

　１人６年生の男の子が
　ほとんど参加しようとしませんでした。
　私　　「一緒にやろうよ」と声をかけても
　６年生「僕はいいの。カレー作りは大丈夫さ！」と
　自信満々でやろうとしませんでした。
　もしかしたらその６年生にとっては、
　カレー作りは得意で、今さら・・という感じなのでしょうか？

　　

　何とか苦労しながらも薪に火をつけ
　慣れない手つきで野菜を切り
　子どもたちが協力してカレーを作り上げました。
　どの子も自分たちで苦労して協力して作ったカレーを
　美味しそうに笑顔で食べました。

　私はほとんど参加しないで見ていた６年生がちょっと気になり、
　私　　「カレー作りは得意なのでやらなかったの？」と聞くと、
　６年生「おじさん、大丈夫さ心配しなくても。
　　　　　僕にはボンカレーがあるからね。
　　　　　作り方なんて覚える必要は無いのさ」と
　自信満々で答えてくれました。
　「そうか・・・この６年生の子の自信は
　　レトルト食品・ボンカレーだったのか」とわかりました。
　もう少し粘り強く誘ってみたら良かったなと後悔しました。