この食い方が一番うまい！ 子どもの感性は新鮮

　この食い方が一番うまい！　子どもの感性は新鮮

　　

　ある日の子ども達の集まりの時
　お弁当の時間になりました。
　普段の食事では
　箸を使っている１年生の男の子が
　お弁当の焼きそばを食べようとしたとき
　いきなり手で食べ始めたのです。
　私は「なんだ　こいつは？」と正直驚きました。

　　　

　「焼きそばは、この食い方が一番うまい！」と。
　言うだけあって
　とっても笑顔で美味しそうに食べていました。
　作ったお母さんは
　きっと満足されているだろうと思いました。

　そして食べた後は手を洗いきちんと片づけていました。
　「焼きそばはこの食い方が一番うまい！」
　という１年生の完成に新鮮さを感じました。
　（私は真似ができませんでしたが・・・）

沈黙の食事は美味しいのでしょうか

　沈黙の食事は美味しいのでしょうか

　　

　ファミレスでお隣に若い夫婦（もしくは恋人）が居ました。
　２人とも下を向いて携帯に夢中です。
　その後全く会話をしません。

　一方私たち夫婦は携帯を身につけていないので
　妻のしゃべりまくりに合わせています。
　少し疲れるときもあります・・・
　（妻に言わせると私は聞き役だからと言ってはいますが？）

　その２人は黙々と食べた後に
　男性が「いくか」に女性はコクッとうなづき席を立ちました。
　その間約４０分。
　２人で来て食事をする意味があるのでしょうか？

　　　

　先日テレビで朝食堂というのをやっていて
　お子さんが
　「自宅で１人で食べるより
　みんなでおしゃべりしながら食べられるので美味しい」と。
　料理の中身より食事をする環境をあげていました。

　人と人との意思の疎通を図ることが
　苦手な人が増えたと聞きますが
　そのことによって「食事下手」が増えてきたようです。
　おしゃべりしながら食べていると
　とっても楽しく美味しいです。

大病院では紹介状無しで直接行くと 診察料に５０００円加算される！新型コロナの受診でも？

大病院では紹介状無しで直接行くと
診察料に５０００円加算される！新型コロナの受診でも？
　
　　

　平成２８年４月からは、緊急でやむを得ない場合を除き、
　大病院では
　（特定機能病院・一般病床500床以上・200から500床は任意）、
　紹介状なしで初診を受ける場合、
　診察料とは別に５０００円以上の特別料金を
　必ず支払うことになったそうです。

　私は家族が大学総合医療センターに行き初めて知りました。
　しかも長時間待った後にようやく順番がまわってきました。
　その時「受診する科が違う」と医師に一言、診察無し。
　さらにその時にはすでにその日の受け付けは終了で違う科にも行けず。
　１日かけて行った大病院は、診察無しで
　１５００円＋特別加算・５０００円で合計６５００円！

　　

　病院それぞれの機能役割は理解できますが、
　大きな病院にしかない科に行く時はどうするのでしょうか？
　病院に行ったのにとても痛い！思いをしました。
　さて新型コロナの受診でも
　大病院は５０００円かかるのでしょうか？

天使のささやき 悪魔のささやき

　天使のささやき　悪魔のささやき

　　　

　以前の勤めていた職場のことですが。
　職場の中では日を重ねるうちに
　どうしても相性の合う方と会わない方が出てしまいます。
　相性の悪い方（Aさん）とは時には言い合いになったり
　ぶつかることもしばしばです。

　その方が退職し、内心ホッとしているとき、
　ある会社から電話があり
　たまたま事務員が不在で私が電話を受けました。
　その会社が言うには
　「Aさんが会社の面接に来たのですが
　　前職のそちらでの勤務はいかがでした？」と。

　　

　その時私の中の天使と悪魔がささやきました。
　悪魔「チャンスだ、周りには誰も居ないし
　　　　Aの課題をたくさん言って、今までのお返しをしてやれ」
　天使「今さらAの課題など言ってどうする？
　　　　きもちよく再出発を応援してあげよう」
　悪魔「何も悪口を言うわけじゃない。Aの気に入らない所
　　　　職場では嫌われてやむなく退職していったと事実を
　　　　言えばいいだけだ。」
　天使「課題より良かった点を言ってあげればいい。
　　　　悪口並べれば、きっと後で自分自身後悔することになるよ」

　・・・・こんな感じで頭の中を天使と悪魔が言い合ってました。
　一瞬のことでしたが、私は悩んでしまいました。
　悩むという事はどちらにも傾く気持ちがあるという事です。
　いつも天使のような考え方が身についていれば
　悪魔のささやきは現れないのでしょうが・・・・
　
　もしかしたら、あの電話は
　天使と悪魔からの心の電話だったのかも知れません。

たわいもない会話にホッとします

　たわいもない会話にホッとします

　

　昨日、東日本大震災が起きてから９年が経過しました。
　東日本大震災、特に原発事故は
　目には見えませんが、人が人らしく生きていくのに大切なものも
　奪ってしまったと思いました。

　

　「あのとき一緒に死んでいれば良かった」と言う
　生き延びた人たちからの重い言葉や
　３７３９人という多くの震災関連死者数は
　何を物語っているのでしょうか。

　それは「こんにちは」とか「お元気ですか？」とか
　「今日は寒いね～」とか言う
　たわいもない会話のある人間関係です。
　多くの「人」は人との関係の中で自分の存在を感じ、
　地域の人々の営みの中で生活をおくることができてこそ
　安心し幸せに暮らせるのだと思います。
　建物の復興は進んでいるようですが、
　人の関係の復興こそ真の課題だと思います。

　今あるたわいもない会話ができる人間関係を感謝し
　大切にしたいです。