輪-Rin News

繋がる人の輪
季節の風を感じながら過ごす大切な時間。

Report・奈良の食Workshop (大和の茶粥を食す会)

2011年02月10日 | ギャラリーから

ひと時緩んでいた寒さが戻ってきました。

こんな日は炊きたての「おかいさん」を食べて温まりたいですね。

実は「茶粥」はよそいきの呼び方。昔から、「おかいさん」と呼んでいます。

おかいさんには、ほうじ茶を粉にした粉茶を使います。

奈良県内でも茶粥用の粉茶は、今ではどこででも買えるというわけにはいかないようで、なければ、葉のままのほうじ茶を多めに使えばOKです。

さらし布でつくった茶袋に入れて煮出します。

しっかり、色と香りがでたら茶袋を引き上げます。

洗った米を投入。米粒が踊るくらいの火加減で15分~20分間炊きます。

粘りが出過ぎないよう、さらりと、しかも米粒は花が咲いたようにふっくらと炊くのが、美味しいおかいさんのポイントです。

今回の基本の分量は、米一合、水 1500cc、粉茶 大匙3、塩(好みで)小さじ1/2 です。

米に対して水は7~8倍の量なので、かなりゆるめのお粥になります。

米粒の堅さを確かめ、ほんの気持ち早めに火を止め、10分ほど蒸らして出来上がり。

大根の簡単惣菜や漬物、塩鮭、佃煮、練り味噌などの添え物とともに、

皆さんで香ばしい香りのおかいさんをお腹いっぱい頂きました♪

シンプルな茶粥のほかに小豆入りや、お餅入り、切子あられを入れたりとバリエーションも味わって頂きました。

今回、何もかもお世話下さった菊田さん、ありがとうございました。

手づくりの茶袋と粉茶も持ち帰り用にご用意下さったので、早速ご自宅でも試していただけることと思います。

日常の食卓に、美味しくてヘルシーなおかいさんはおすすめです♪


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