輪-Rin News

繋がる人の輪
季節の風を感じながら過ごす大切な時間。

夏越の祓(なごしのはらえ)

2009年06月30日 | あすか便り
六月晦日の今日、飛鳥坐神社では半年分の厄と穢れを祓い、夏を無事に過ごせるよう祈る大祓えの神事が行われました。
境内には大きな茅(ち)の輪が設けられ、参拝者は宮司さんを先頭に列になり、8の字を描くように輪を潜ります。この時“水無月の夏越の祓する人は千代のよはひをのぶというなり”と唱えながら歩きます。
そして、それぞれが人型の紙に息を三回吹きかけ、それらを祈祷の後、藁に包んで川に流します。
境内の深い緑の中での厳粛な神事は、とても清々しい気持ちになりました。
今年の後半も、どうか元気で暮らせますように・・・

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万葉の花・紅花

2009年06月28日 | あすか便り
~外(よそ)のみに見つつ恋せむ紅の末摘花の色に出(い)でずとも~

外から見て恋しているだけにしましょう。ベニバナのように色に出さずとも。
(私の恋は実らなくとも、あの人を見ているだけでいいんです。)

万葉人の健気な恋心。今のように自由な時代ではなかったから、成就出来ない恋も多かったことでしょう・・・
紅花は紅(くれない)または末摘花(すえつむはな)という呼び名で万葉集に多く登場します。貴重な染料として育てられていたようです。

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Report ・奈良の食Workshop(柿の葉寿司作り)

2009年06月25日 | ギャラリーから
梅雨の晴れ間の汗ばむ日、「柿の葉寿司・山の辺」の大前さんご夫妻のご指導で、柿の葉寿司作りを体験させていただきました。参加者は計10名。うち9名は初体験。男性も2名参加です。



無農薬栽培の渋柿の葉を一枚ずつきれいに拭いた後、軸の部分を切り落とし、大きさを整えます。渋柿の葉のほうが、割れにくくて包み易いそうです。



酢じめした鯖を適度な厚みと角度でスライスします。
慣れないさしみ包丁で、これが最大の難関です。力も結構いるんです。
皆さん真剣な表情。



ご飯が炊き上がりました!お米は明日香稲渕の棚田でとれたヒノヒカリ。
寿司酢と一緒に柚子果汁を入れるのが、秘伝の技。



鯖を敷いた型に寿司飯をのせて、型抜きをします。
ご飯の量を加減して、適度な固さに仕上げます。



ひとつひとつ柿の葉で包んで、箱に詰めます。きれいに包むにはいくつかコツがあるようで、意外と難しいものです。数をこなすと、段々と上手になってきます。
おみやげ用の折詰めも次々完成。



全員で力を合わせ、三百個以上の柿の葉寿司ができました!作りたてよりも、一日寝かせたほうが味がなじんで良いそうですが、皆さんで出来立てを試食。鯖に適度な脂がのっていて、お米とのバランスも最高!新鮮な柿の葉の香りも楽しめます。
明日になるともっと美味しいなんて、楽しみです♪

ご参加下さった皆さんは現在、県内もしくは近隣在住の方々でしたが、ご出身地は、奈良以外にも大阪、兵庫、和歌山、東京、千葉、神奈川、愛知など様々でした。今回は奈良の郷土食を身近に感じていただける機会と同時に、初対面の方々同士も和気藹々と楽しく時間を過ごしていただけたことが、何より嬉しく思います。
準備からご指導まで、ご苦労をお掛けした大前さんご夫妻に心から感謝します。
そしてご参加の皆様、ありがとうございましたm(__)m




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柿渋染めのペンケース

2009年06月24日 | ショップから
糸かせ、渦巻き、青海波。
文字通り、柿渋の渋い柄と色合いに惹かれます。
シンプルで丈夫なペンケース(各630円税込)は、必要な筆記用具をコンパクトに収納できて便利です。

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夏至(二十四節気)

2009年06月21日 | あすか便り
早苗が風にそよぐ美しい光景です。
蘇我馬子により建立された日本最古の本格寺院とされる飛鳥寺には、今日もたくさんの人が訪れ、鐘の音が響いています。
今日は夏至(げし)です。
これから本格的な梅雨を迎え、稲の生長とともに、また暑い夏がやって来るのですね。

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ツバメ柄

2009年06月18日 | ショップから
ツバメの姿を目にする季節です。
ツバメは穀類は食べず、虫類を餌とするので、益鳥として大切にされてきました。また、人の出入りの多い軒先など、にぎやかな環境でも営巣するので、商売繁盛、縁起の良いものとされるようです。
ちょっと珍しいツバメ柄の人気商品です。
おさいふバッグ(2310円税込)と文庫サイズのブックカバー(1260円税込)。
写真の他に、がま口さいふ(840円税込)、がま口ポーチ(1260円税込)もあります。

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あじさいの久米寺

2009年06月16日 | あすか便り

このところ体脂肪率が2%増ということもあって、ウォーキングに出かけました。
久米寺のあじさい園はちょうど見頃。
ここは聖徳太子の弟、来目皇子(くめのおうじ)によって建立されたという説があります。


境内の一角にこんな石碑を発見。害虫も含め、あらゆる虫たちを供養するための石碑のようです。
先日、今年初のゴキブリに遭遇し成仏願ったばかりの私は思わず手を合わせてしまいました。アース製薬、フマキラーなどの社名が刻まれた石碑もあって、“逃さず退治!”などと宣伝しながらも、こんなところでちゃんと供養もされていたのかぁ・・・と感心しました。

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雨の日はアロマのお香で♪

2009年06月12日 | ショップから
とうとう梅雨入りしました。
雨が続くと、どうしてもお部屋に湿っぽい空気が充満して気になります。
そんなときには、お香を焚いてみるのもいいですね。
お香スティック(15本入り380円税込)はムスク&ローズ、ハニーフルーツなど5つの香りをご用意しています。
そしてお勧めなのが、真鍮製のお香立て(262円税込)です。大小の穴があいたボールとリング状のスタンドのシンプルな作りで、手持ちのお皿にのせて、使っていただけます。角度も自在に変えられて便利。
黒いオーバルのお皿(840円税込)は別売です。
後ろの猫の置物(2100円税込)も胴体が、お香立てになっていますよ。

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柿渋の帆布バッグ

2009年06月10日 | ショップから
油断をしていると忘れてしまいそうになる「父の日」ですが、今年は21日の日曜日です。
プレゼントに、柿渋染めの帆布バッグはいかがでしょう?
防水効果にも優れた柿渋は、日本では古くから、番傘や縁側の床に塗装材として使われ、布を丈夫にするために、酒袋や漁網にも塗られていました。
その先人達の知恵を今に生かし、化学染料を使用せず自然に近い技法で染め上げた帆布生地を使っています。
縫製もしっかりとしていて、ポケットなども便利。
きっと長く愛用していただけます。
フラップショルダー11000円、縦型ショルダー11600円、ウエストバッグ8600円(税込)。
他にもシンプルなトートバッグや小型のバッグもあります。

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エコ☆布ぞうり

2009年06月06日 | ショップから

眠っている資源の活用。
吸水性よく履きやすい。
足うら刺激で元気!
洗濯機で洗える。

梅雨の季節も素足はさらりと快適に!
「奈良(Nara)でエコ(eco)を考える」NPO・ねこ(Neco)工房さんの商品です。
一足1800円税込、今なら、ミニぞうりのおまけ付きです。

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