ある日の夕飯前ごろのことでした。
葉の子 『暗くなると、冷え込むようになったね。』
木の子 『ホント、ホント、
ストーブ付けてても、もう半袖じゃ肌寒いわ。』
木の子 『私たちばっかり、暖かいお部屋にいて、
星夜くんに悪いわね。』
葉の子 『お兄ちゃん、早く配達から帰ってこないかなぁ。』
星夜 『ただいま~~~。』
木の子・葉の子 『あ!帰って来た!』
オキテル&ネテル 『わんわんわん!』
星夜 『よしよし、ただいま。』
葉の子 『お兄ちゃん、お疲れ様。
外、もう寒いでしょう。』
星夜 『うん、もう暗くなると寒いね。』
木の子 『星夜くん、ストーブ火入ってるよ。
あたりなよ。』
葉の子 (そうだわ。)
星夜 『あ~~~、これはあったかいや。』
木の子 『でしょう。』
木の子 『星夜くんって、ホントに働きものだわぁ。』
葉の子 『二人とも~~~、ちょっとこっち来て来て。』
葉の子 『二人に編んだのよ。見て見て。』
木の子 『え~、そうなの?』
葉の子 『お兄ちゃんには、働きやすいフード付きのベスト。
木の子ちゃんには、カーディガンとネックウォーマーよ。』
木の子 『わぁ、すご~~~い!』
星夜 『あったかそうだ。』
葉の子 『二人とも、着てみて~~~。』
・・・そして・・・
木の子 『あったかいわぁ、サイズもピッタリよ!』
星夜 『あったかい、あったかい。』
葉の子 『木の子ちゃん、似合うわぁ。』
木の子 『星夜くんも、ベスト似合う!』
星夜 『そうかな?』
葉の子 『似合う、似合う。』
葉の子ちゃんが、こっそり染めて、こっそり編んでいたのは、
木の子ちゃんのカーディガンと星夜くんのフード付きベストでした。
星夜君のベストは、
星子セレクションのドライ勿忘草で染めた毛糸。
木の子ちゃんのカーディガンは、
失敗してどどめ色に染まってしまった毛糸が、
時間が経つ内に、
それはそれは柔らかいミルクココア色に変化していったので、
その毛糸を使って編みました。
今日のお部屋は、ちょっと変形型。
いつもは、ドール壁をL字型に組みますが、
角をもう一つ増やして、
玄関ホールのようなスペースを作りました。
横幅も少し増えるので、
三人でも広々した感じになりました。
でも、壁も床も木の板のせいか、
ガラン・・・とした感じになっちゃった。
カントリーっぽさは出てるように思うので、
まあ、こんなところでしょうか。
(出演者:Jerryberry Berry 木の子ちゃん
&
Jerryberry Penny sleepy 葉の子ちゃん
&
Jerryberry Berry sleepy 星夜くん)